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15日から大峯奥駈修行に入っていて昨日無事熊野本宮に到着。57名が大過なく今年の修行を終えました。有り難うございました。
前半部分は雨に遭わず雨具ほとんど使わなかったのですが、下界では集中豪雨の被害が出るようなことだったようですね。
21日以降の後半部分は久方ぶりの雨の奥駈を経験しました。大きな事故がなかったことが不思議なくらい、有り難い奥駈でした。
今朝、熊野を出て、お昼過ぎに吉野に帰着。御本尊に無事満行の勤行をして、全ての修行を終えました。。
休みもなく、今晩には自坊に帰る予定です。
いろいろ忙しいのでメールの返事やレスの御礼などが出来ませんが、ともかく無事満行のご報告まで。ご心配頂いた多くの方に感謝申し上げます。
実は私自身は心臓の調子を峯中で壊し、そんなことで今まで経験したことのない程とても辛い奥駈でしたが、その分、たくさんの気づきを得ることのできた素晴らしい修行となりました。
ご同行のみなさまに厚く感謝致します。
今年の東南院奥駈修行は今夕が集合日です。 チベット帰りの後、毎週山上ヶ岳に行っておりますが、 いよいよ奥駈です。 ちょっとハードは日々をこなしてきたので、かなり心配 ですが、なんとか頑張ってこようと思います。。 暑いのが気になります。 さてさて・・・・。 満行は23日です。その間留守になります。。 |
今日は父の6年目の命日でした。 ひさしぶりにお墓に参り、塔婆もかいて、家族で祥月命日の法要を勤めました。
息子が坊主になのですから、命日に拝まないと父に叱られますからねえ。
昨日も書きましたが、吉野楽講座の報告書が出来ました。
実は私の希望と、会の思いといろいろやり取りがあって、パネリストの選考は重要な位置を占めていました。
とりわけ第4回出演の本上まなみさんや第5回の星野知子さんといった知性のある女優さんを選考するのはなかなか難しかったというのが裏事情です。
吉永さゆりさん、小泉今日子さんなど私の好みもお願いしましたが、予算の問題より、内容の点であまり賛同が得られなかったという事情がありました。
ちなみに第3回のゲスト女優の友里チカコさんは私のリクエストや好みでの選考ではありませんので・・。
といったいろんな取り組みをおこなった吉野楽講座は私の中でも思い入れのある、シンポでした。
是非報告書をご笑覧下さい。
7月7日は一日中、蓮華会法要でてんてこまい…、雨はなんとか降りませんでしたが、蛙飛びは24年ぶりに堂内で行いました。
翌日は朝2時起きで約24キロ13時間の入峰修行。台風接近でこれも大変心配でしたが、ほとんど雨にはあわず、山上本堂での大護摩供のときに濡れました。
9日は早朝から帰山して、午後からは吉野山で満行式と精進落とし。夜中に吐くほど呑みました(これは大変でしたよ…夜中に吹くほど吐いて部屋中ゲロだらけ…Wカップの決勝戦を見ながら大掃除をしていました。。)。
10日は二日酔いの体に鞭打って朝から大阪出張でした。
今日は久しぶりに事務所にいます。
来週はまた今度は奥駈で9日間の山修行です。
体が悲鳴をあげていますねぇ。
去る平成十六年七月から一年間にわたり吉野山金峯山寺で繰り広げた「紀伊山地の霊場と参詣道」ユネスコ世界文化遺産登録記念奉賛事業は、昨年六月末の結願法要を以て、無事大団円を迎え、その大結集の記録集編纂を終了直後から着手してきました。そしてようやくこの6月末に完成するところとなりました。
記録集は白馬社刊『修験道大結集』。金峯山寺の監修です。B5版の上製本で、定価二千四百円(税別)。
内容は金峯山寺の七月一日登録行事開闢法要をはじめ、聖護院、醍醐寺、三井寺、薬師寺など全国各地から参集された現代修験を代表する各本山修験教団十八ヶ寺の大護摩供が網羅され、表白文や出仕者全員の集合写真も掲載しています。
また巻頭には日本を代表する大哲学者梅原猛氏や宗教学者正木晃氏などの玉稿をはじめ、世界遺産登録推進の経緯や様々な記念事業、結願法要の詳細なども編集しています。
金峯山寺及び有名書店で絶賛発売中。是非買ってくださーい!
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蛇足ながら、参考までに私の編集後記草稿を転載しておきます。本編には少し手が入っています。
「編集後記」
ようやく「修験道大結集」の記録集が上梓の運びとなりました。本編制作は私にとってここ十年ちかいさまざまな活動の集大成でもあり、思い入れの大きい仕事でありました。
思えば、はじまりは役行者千三百年大遠忌事業でした。遠忌事業は平成七年頃から本格的な準備が始まり、私が念願してやまなかった聖護院・醍醐寺という本当両山と、金峯山寺合同による「修験三本山合同事業」がなり、役行者特別展覧会や三本山合同大法要など、かつてない共同と連帯の成果を生んで、平成十二年執行の千三百年忌は役行者ルネッサンスに相応しい一年となりました。そしてその潮流は聖地「吉野大峯」のユネスコ世界遺産登録活動を生み、平成十六年七月に「紀伊山地の霊場と参詣道」として正式に登録されたのです。まさに修験道が世界遺産になったわけであり、修験道ルネッサンスを感じさせる、壮挙でありました。
その修験道ルネッサンスを具現化し、世に問う事業として執行したのが、本誌で記録した「ユネスコ憲章賛同事業・修験道大結集平和の祈りの大護摩供」であります。幸い全国各地の伝統修験教団の協力が得られ、二十二会・十八寺院の大護摩供厳修が世界遺産・金峯山寺蔵王堂宝前で行われました。また結願法要では平和のメッセージに託して、修験者からの平和への祈りが世界に発信されたのです。
末尾ながら本編制作に当たり、「修験道が世界遺産なった」という趣旨そのものの玉稿転載を快諾いただいた梅原猛先生、及び修験道の大応援団を自認して憚らない正木晃先生のお力添えに心より感謝申し上げます。また出仕の各寺院教団のみなさま、行者のみなさま、さまざまなご支援をいただいた(社)日本ユネスコ協会連盟、NHK、毎日新聞社、大阪市立美術館、金峯山寺世界遺産奉賛企業各位などなど、数え切れぬご芳情とご協力に厚く厚く御礼を申し上げます。併せて結願法要成満以来、何度も何度も企画を練り直し、その都度ご苦労をおかけした白馬社西村孝文社長に深く感謝の意を表し、編集のご挨拶といたします。
山上ヶ岳の登拝修行は大雨の予想でしたが、大したことはなく、雨具も途中でほとんど着ないで修行出来ました。 でもさすがに運動不足がたたって、下山に際には足が痛かったですねえ。情けないことです。
今月は8日と16日にものぼる予定です。 その登拝修行と チベット旅疲れが一度に出てきたようで、昨日から史上最大の口内炎が舌の回りに出来てしまい、何も食べれず、しゃべることも不具合になってしまいました。
昨日の夜自坊に帰山し、今日は月護摩です。あいかわらずゆっくりさせてもらえません。
今朝は5時に起きて自坊の信者さんを案内して
山上ヶ岳の登拝修行に行って来ました。
大雨の予想でしたが、大したことはなく、雨具
も途中でほとんど着ないで修行出来ました。
でもさすがに運動不足がたたって、下山に際に
は足が痛かったですねえ。情けないことです。
今月は8日と16日にものぼる予定です。
大丈夫かなぁ・・・。
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