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母校に錦は飾れなかった(>_<)

Img_3208 このところ忙しくちょっと日記の更新が止まっている。久しぶりです。

さて去る10月11日にはわが母校龍谷大学で、講演させて頂いた。顕真館第113回の公開講演会である。このところ、昭和女子大での3年連続特別講義や立命館大学でのリレー講義をはじめ、早稲田大学、奈良教育大学、高野山大学など大学のキャンパスを会場に幾度か講義をさせていただいたが、母校からの講演機会はなかった。今回、宗教学部長に恩師の淺田正博教授が就任された縁もあって、宗教学部主催の講演会にお声がけいただいたのである。いわばようやく母校に錦を飾るっていうこととなった。
ところが講演は大失敗であった。過去、100回ちかく同じような話をさせたいただいて来たが、今回は最悪だった。自分に甘い小生のことゆえ、今までの自己採点の最低は55点だったが、今回はせいぜい35点。いやマイナス点もつけても良いくらいの、最悪にして最低の講演となった。

原因はいくつかあった。まず講演内容自体が根本的な欠陥を持っていることであった。いや、何度も何度も同じ話をするうちに、自分自身でその根本的に欠落している部分に気づきはじめたことが問題なのであろう。厚顔無恥に話をしていたときと違って、同じ話をしてマンネリ化を迎えると共に、その話の立脚点に根本欠陥があることにようやく思いを致したのである。もちろんここ数回の講演会ですでに気づきはあったが、今回は恩師を前にして話をしたのだから、誤魔化しが通じない状況だった。実際、講演終了時はなにもおっしゃっていただかなかったが、講演後の二人での懇親の席では、その点をきつくご教授いただくこととなった。「君の話は学者のような話と、宗教実践者の話との立場があやふやでコウモリのようであった」といわれてしまう。ぐうの音も出ない、正鵠を得た批評であった。自分でも気づきはじめ、そこに躊躇と迷いを感じ始めていただけに、有り難い指摘であり、きついお言葉でもあった。

言い訳がましいが、今回の失敗には他の原因もあった。ひとつは会場に気遅れしたという点がある。それはただ会場の大きさの問題ではない。龍谷大学の顕真館は最大700名が収容出来るという。しかし私の経験上は、今まで1500収容の日本青年館での講演をはじめ、神戸ポートピアホテルのミレニアムホールなど、1000名を越える会場での講演は何度もある。ただ今回はその700名が入る会場にたった23名しか聴衆がいなかったのである。これはなかなか厳しい状況であった。40名の会場で23名なら話も出来るが、700名中の23名という雰囲気は、会場全体がまさにがら~んとした佇まいで、しかも礼拝堂という形式から、壇上高い位置での、聴衆を見下ろしての講演というのはものすごくきつかったのである。さすがに平常心も損なわれて、居心地の悪さを最後まで払拭できずに、話は一向に盛り上がらなかったのであった。また恩師の先生が壇上の横でじっと聞いていただいているというシチュエーションも極めて厳しいもので、私は話を進めるほどに気持ちの上で、追い込まれてしまったのであった。当然乗りが悪い講演に終始した。もちろん言い訳である。言い訳である(今日、50名入りの部屋で43名を前に講演したが、大いに受けた。やはりあの時は会場と先生の臨席に気後れしたに違いない…)が、あえて言い訳をしたくなる設定だった。

いずれにしてもよい経験をさせていただいた。研鑽を積むほかない。

学びというのはつきないものである。遙かにして遠い道のりだ。

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