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番組みました?

昨日のNHKハイビジョン「天空の旅人」、見ました。 みなさんは?

なかなかの映像でしたね。。吉野山はさることながらしまなみ街道の桜もよかったですね。

私の出演は……実はちょうど蔵王堂の階上に登ったとき、あの桜で賑わう最中、吉野山上千本のあたりで火事があり、消防車が出動して、ウーウーウーウーとサイレンがけたたましく鳴っていましたので、かなりその音を音声さんが拾ったようです。それで30分くらい話をしているのですが、サイレンの音が小さいときのものしかつかっていないようで、とてもよい話をしているのですが、放映分はしょぼい話になっていました。私としては不本意で、残念です。ま、テレビってそんなものですけどね。

それと今年の桜は総体的に出来が悪く、正直例年と比べると美しくなかったので、せっかくの映像もあまりよくなかったです。実際に全国を撮影してまわったパラグライダー氏はよその桜と比べて圧倒的に違うって、素直に感動をしていましたが、昨年の報道ステーションのときのパラグライダー映像と比べると見劣りしていました。

それでもさすがは吉野の桜・・・と誇れるような内容ではありました。

是非まだ見ていない方は5月19日早朝3時から3時44分のNHK総合テレビをご期待下さい。朝、早いですよ。

明日29日のテレビ出演

Photo_41 今年の4月11日に取材があった吉野山の桜が4月29日にNHKハイビジョンで放映されます。是非見てくださいね。

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番組名は「天空の旅人 さくらの春を飛ぶ」
チャンネル :NHKBShi
放送日時:4月29日(日)午後10:15~午後11:00(45分)

番組内容:モーターパラグライダーに乗ったカメラマンが瀬戸内海や吉野山など日本の桜の名所を桜前線とともに北上しながら超低空からダイナミックな映像で紹介する。

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取材日は下・中千本が満開で上千本も8分咲き。ちょうど見頃でしたから、パラグライダーの映像は私も楽しみです。 ハイビジョンですからきれいでしょう。

それと蔵王堂の階上で全山満開の景色を睥睨しながら私もインタビューを受けました。かなりしゃべっています。ま、放映される部分はわずかでしょうが。

ご期待ください。

昨日今日・・・

070425_113001 070426_132501 070426_143501 昨日は高野山の松長宥慶大僧正の金剛峯寺座主晋山式(写真1)。夜はBLでのコンサートライブ。そのあと祇園で先輩とあって今年6月の大正大学での講義の打ち合わせ。

今朝は5時起きで頭をそって、比叡山へ。午前中は半田大僧正の天台座主伝燈相承式参列。そして午後は京都のウエスチン都ホテルでの祝賀会(写真2)。アトラクションに由紀さおりが歌ってました(写真3)。。

昨日の夜更かしのせいもあり、偉いお坊さんに囲まれて、とても、疲れましたねえ。

東へ西へ・・・

東へ西へ…そんな井上陽水の歌があったなあ。

明日は高野山の松長大僧正の管長晋山式です。
明後日は比叡山の半田大僧正の天台座主伝燈相承式です。

なんと伝統仏教の両雄が2日連続で賀儀。
ぺーぺーの私めは連日高野へ叡山へ東奔西走の祝い走りの2日間になります。

ま、おめでたいことですので。

正木晃vs加門七海vs私・・・


久しぶりのイベント案内です・・・。

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 金峯山青年僧の会平成19年度総会
 及び公開講演会のご案内

金峯山青年僧の会の今年度総会ならびに公開講演

会のご案内 を致します。

特に今回の公開講演会は大阪のスイスホテルを会

場に、宗教学者正木晃先生と伝奇小説作家の加門

七海さんをお迎えし、第1部では正木先生の講演、第

2部では正木先生と加門さんに加え、田中利典宗務

総長の3人による鼎談を企画いたしました。

霊能の話や女性と修験道との新しい関わりをはじめ、

今後われわれ修験僧侶が進むべき道筋をさまざまな

意見交換の中で探ることが出来ればと思っております。

誰でも参加できます。  参加費は無料です。

万障繰り合わせて、是非、ご出席ご参加下さい。 合掌

   記

一、開催日  5月20日(日)
一、時 間 午後1時から
一、場 所 スイスホテル南海大阪
       (大阪市中央区難波5-1-60
        /TEL. 06-6646-1111)
 一、参加費  無料
        但し、懇親会出席者は実費1万円が必要です
 一、日 程 ・午後12時半      受付
       ・午後1時~1時40分  総会
       ・午後1時40分     公開講演会開場       
       ・午後2時~3時20分  講演会
        講演「修験道の未来」
        講師 慶應義塾大学講師 正木晃Photo_42 先生
       ・午後3時30分~    鼎談
        「女性と修験道と霊能」
        出演 正木晃先生
           加門七海氏(伝奇小説作家)
           田中利典宗務総長
       ・午後5時頃より     懇親会
        (懇親会は参加費一万円
          …事前に事務局へ登録が必要)
                                  以上

○講師紹介
正木 晃 氏

:慶応大学講師。宗教学者。著書に『空海の世界』、『はじめての宗教学』、 『カラーリング・マンダラ』のほか、 田中総長との共著『はじめての修験道』(春秋社)等 多数ある。


加門七海氏

:女流作家。「東京魔法陣」でオカルト研究家としてデビューした後「晴明。」『人丸調伏令』『くぐつ小町』『うわ さの神仏』『 大江山幻鬼行』などの伝奇作品を多数発表。 最新刊『うわさの人物』(集英社)。現在も独自の風水伝奇世界で活躍中。

◎お問い合わせ、懇親会登録は以下へ
 639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山
      金峯山寺内 青年僧の会まで

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かなりおもしろい企画だと自画自賛しています。
是非おいで下さい。

追伸:
講演会・鼎談だけの参加は無料ですので、是非ご参加下さい。
事前申込みはいりません。。

でも会場設定を考慮して、参加されることが決まっておられるなら、教えておいていただければありがたいです。

懇親会は青年会の会員が中心になりますが、こちらも事前にお申し込みいただければ入れます。5月10日までにお申し込み下さい。メールででも結構です。hosyo@kinpusen.or.jpまで。

ただちょっとお高い値段ですよね。いろいろ事情がありまして。懇親会もスイスホテル内で行います。

終わらない日常

Dekaityou2_1 昨日で年中行事一番の、花供会式が終わりました。

近年になく天候と花の開花に恵まれ、平日というのに吉野山は人、人、人であふれかえり、豪華絢爛花の絵巻にふさわしい今年の会式となりました。

花供の接待でかなり疲労困憊でした。

そして祭りのあとは多くの人が去っていき、また終わらない日常が戻ってきています。

私は午後から大阪で役行者霊蹟札所会出開帳の打ち合わせに役員会出向。

10月の行事に向けて始動しています。

花供が終わりました。

とてもよい天気の下、観桜客で賑わう吉野山を古式ゆかしい大名行列が

お練りを繰り広げ、例年になく、賑わった花絵巻でした。

とりわけ蔵王堂境内に行列が入ると折からの風に、史跡四本桜の花が舞い、

散華のごとき荘厳となりました。

花供は070411_130902 070411_132102 明日、もう一日です。

大名行列中継

070408_094501

今日は花供懺法会です。

正午に大名行列が吉野の山を練り歩きます。

天気よし、桜も爛漫・・・よい一日になりそうです。

行列は1時40分前後に蔵王堂に到着します。

ライブカメラで見物できますよ。。

http://live01.dococame.com/cgi-bin/kimpusen/pclive.cgi?Serial=1176248120-006741

今日から花供会式で大忙し

070409_081201

今日から花供会式という金峯山寺最大の年中行事が始まっています。

今日はその前夜祭的花供千本つきと女人護摩供。

そんな日に会議やいろんな取材も入っていて、朝からフル稼働です。

6時半 朝座勤行をテレコムが取材。
8時半 花供打ち合わせ会議。
10時 セコム来寺。防犯設備打ち合わせ会議。 
11時 「天空の旅人」インタビュー取材。一時間もしゃべりましたが、まあ、1分くらいにカットされるのでしょうねえ。・・・これは4月29日午後10時15分から11時までNHKBShiで放送されます。
13時 花供千本つき
13時半 女人採灯大護摩供に随喜出仕。

やっと先ほどから一段落していますが、このあとも2つ会議があります。

そして明日明後日は会式本番・・・でも20数年ぶりに花供の大名行列に出仕しませんので、気が楽ですねえ。裏方で頑張ります。。 

吉野山は花盛り♪

吉野山の桜が咲きました。見頃となっています。

今日は朝から天気もよく、人出も最高潮。町は観桜客で賑わっています。

今、知人の070408_094601 070408_105202 某大手自動車販売会社社長と、Dハウス副社長をご案内して蔵王堂2階回廊に上ってきましたが、中千本も満開模様。きれいですねえ。

祈願寺ですから。

毎月3日は自坊の月例祭・護摩の日です。

朝から電話予約で受け付けた信者様の相談を受けます。

今日は4組5件で、家の改装や食道ガンの病気平癒祈願、

土地の争議、新車の交通安全祈祷などでした。

祈願寺ですので、なんども依頼されれば受けています。

午後は水をかぶって護摩。今日はけっこう寒い日でしたねえ。
護摩の後は参拝のみなさんをひとりひとりお加持させて頂いています。

夕方から裸足での散歩を始めました。

そろそろ身体を動かし出さないと奥駈に間に合いません。

役行者霊蹟札所会36寺社出開帳!

Dekaityou2 Dekaityou1 今年行います世界遺産登録3周年事業のメインの行事は秋に開催される役行者霊蹟札所会36寺社特別出開帳ですが、そのチラシ第1弾が世界遺産奉賛企業である近鉄さんの協力でこのほど出来、春の吉野山で配布しています。

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この役行者霊蹟札所会とは、修験道の開祖役行者に所縁のある畿内36の寺社(霊場)で組織し、平成14年に設立発足した巡礼の会です。発足に至るまでは私が沢山の汗をかかせていただきました。

その設立5周年を記念して、加盟36寺社の役行者の像やお軸、またゆかりのある仏様が吉野山の蔵王堂にて一同に会して、お祀りする出開帳が開催されます。出開帳に来ていただくことで通常1週間程度は要する36寺社の参拝を、一度にしていただき、それぞれの御朱印も受けてもらえます。

各寺社は蔵王堂回廊に特設された拝所にそれぞれの仏様をお祀りし、そこを参拝者が巡ることになります。我田引水ながらなかなかの企画だと思いますよ。

また、この霊蹟札所会の出開帳を慶讃し、蔵王堂の秘仏本尊蔵王大権現を期間中特別にご開扉することになりました。5日間限定ですが、2年ぶりのご開帳です。但し蔵王堂回廊に特設された36寺社の拝所を巡った方のみが、その最後に蔵王堂内陣でご開扉された秘仏の蔵王権現を拝んでいただくことになります。

役行者関連の霊場会は実にこれが唯一で、修験道の再生のきっかけになればと願って活動してきましたが、この出開帳を機縁に、更に飛躍出来ればと願っています。

是非、役行者さまや修験道に興味のある方はお参り下さいね。

○名称:役行者霊蹟札所会出開帳(開設5周年記念事業)
○期間:平成19年10月4日~8日
○時間:午前9時~午後4時半
○特別拝観料:1000円(ただし、役行者霊蹟札所会発行の納経帳や宝印軸を購入・持参して、集印して回られる方は、拝観料は無料)
○主催:役行者霊蹟札所会
○共催:総本山金峯山寺(世界遺産登録3周年記念事業)
○後援:藤原京ルネッサンス実行委員会、歴史街道推進協議会、近畿日本鉄道(株)、吉野町、世界遺産吉野協議会他
○慶讃行事:
★蔵王堂秘仏本尊金剛蔵王権現像の特別ご開扉 期間中の5日間限定
・開闢法要 10月4日 午前11時 蔵王堂
・慶讃採燈大護摩供 10月7日(役行者の月の縁日) 午後1時 蔵王堂境内
・結願法要 10月8日 午前11時 蔵王堂
○記念公演
・期間中毎日、役行者や修験道にまつわる記念講演会を開催。出演者・時間など詳細は未定。
○記念イベント
・その他、記念協賛イベントも関連団体により企画中

なお霊場会の公式HPは以下 ↓ 

http://www.ubasoku.jp/

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チラシ配布でいよいよ秋に向かって渉外活動を本格的に始めていますが、5月にはバージョンアップさせた第2弾を考えています。近鉄さんとの話し合いで変わるかも知れませんが…。ま、今回のデザインが受けるようなら大幅な変更を行わないかも知れません。

ポスターも制作予定。一部吉野山山内限定で、今回のチラシを拡大して掲示しています。

そのほか、6月には小学館から「グラフ・仏教を巡るシリーズ第21集」で、7月には朝日新聞社から「グラフ・新仏教発見第5集」でそれぞれ金峯山寺が取り上げられますが、そこでも秘仏御本尊のご開帳に併せて出開帳も告知しています。

秋にむかって盛り上がりが楽しみです。

新弟子誕生!

新弟子誕生!といってもお相撲の話ではありません・・・。

昨年ひとり若い女性を、知人に依頼され、弟子にとりましたが、それ以後、しばらく弟子をとるのはやめようかなあと思っていました。自分自身の力量を鑑みるとそもそも弟子をとるなどということがおこがましい限りで、またいろんなことが思いの中にあって、そう思い始めていたのでした。

ところが、この春、広島でマイミクの鈴之僧正さまとお会いして、少し考え方を変えました。私もいただいた仏縁です。仏縁を広げるお手伝いも私の仕事の一部なのでしょうねえ。

そんな気持ちの変化のやさきに弟子入りを希望される方があり、私自身心機一転して、弟子を増やしていくことを決意しました。それで、弟子入り前に少し前行を課して、それをまじめにやりおえてくれたので、今月2日にめでたく得度受戒となりました。

籍のある人、ないひと、弟子らしくない人、弟子としてちゃんとしてる人、もうやめた人、音信不通の人、迷惑だけかけられた人、…いろいろおいでになり、気がつくとすでに全国に20名くらいはいるのかもしれません。孫弟子まで入れると100人くらいになっているかもしれないですねえ。ま、自分でも把握していないいいかげんな師匠ですので。

もちろん弟子といっても昔のような内弟子ではなく、いわば台帳上の関係だけで、紹介者というか、保証人というか、そういう微妙な関係のお弟子さんばかりですが、今回の新弟子さん誕生を機会に少しは私も師匠らしく、またお弟子さんも弟子らしく、互いにありたいと願っています。

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