身内で受けない・・・
昨日は夏期大学講座の一般教養研修で1時間半の講演をした。
「修験道ルネッサンス」という内容の話を宗内でちゃんとするのはまだ2、3回目だ。
ここ3年半くらい、表題は変えるけど、内容はどこでも同じようなものである。まあ、同じ人間が同じテーマのことを話すのだから、当たり前といえば当たり前だが。
以前に盟友の正木先生から「講演は8割同じ内容で、2割だけ変えるのが一番よい」と教えていただいたから、その教えに従って、まあ2割とは言わないが1割ちょっとは変えている。ちょっと変えるので、表題さえその呼ばれた場所に合わせるだけでまあまあ完結できている。
120回以上話した内容であるが、今回、宗内の研修で話してみて感じたのは、過去の中でもかなり反応が悪い講演であった。
ちょっとショックである。
やはり身内への話なので緊張感にかけるところがあったのだろうか・・。。
結構難しい話をしているし、修験道の身びいきの話なのだが、身内に受けないで世間で受けるというのは複雑な気持ちであった。
まだまだ精進が足りない。
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コメント
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夏期大学での講話を拝聴させていただいた受講者です。身内です!確かに少し難しいお話ではありましたが、自分が信仰している宗派「修験道」についてきちんと整理して理解することができました。5つの項目についてわかりやすくまとめてご説明してくださいましたので初級中級者にもわかりやすかったとは思いますが。。なにぶん夕食後すぐの講話でしたから。。反応が。。だったのかもしれません。「修験道って何?」「どんな宗教なん?」「どんなことしてるの?」今まではよくきかれてもきちんと説明出来ずにいましたがなんとかなりそうです。来月の出開帳にはまた帰山させていただきたく、蔵王権現様のもとへまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
投稿: 受講者 | 2007年9月17日 (月) 23時23分
コメント有り難うございます。
確かに午後からびっちり講義があり、夕食食べてすぐに1時間半の講演はきつかったかもねえ。
でも真剣に聞いて頂いたようで、少し安堵いたしました。
投稿: 吉野山人 | 2007年9月19日 (水) 00時09分