映画「アース」と吉野山
氷の地から熱帯の森、深海で営まれる動物たちの命のドラマを、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のフルオーケストラにのせて映し出す。
製作5年、撮影日数のべ2000日、撮影地全世界200か所以上というスケールで、最新の撮影技術を駆使してとらえた映像は圧巻。さまざまな生命が息づく地球の姿に、改めて地球をとりまく環境について考えさせられる映画である。
・・・・っていうことで見に行っきた。
特に撮影地200カ所の中で我が吉野山の千本桜も選ばれて取り扱われているというので、いってきたのである。
問題の吉野山の桜は映画が始まって30~40分くらいのところで確かに登場した。。ま、吉野の桜を知っている方ならわかるかもしれないが、そういう予備知識なしで見るとわからないかもしれない。
で、映画の出来そのものは、70点くらいかなあ・・・。
映像はものすごいし、見る価値は存分にあるが、映像のすごさやその苦労のわりには、演出はもう少し工夫があってもよいと思った。
渡辺謙のナレーションも、ハリウッドスターなので、妥当な採用ではあるが、でも石坂幸二や森本レオや江守徹などの方が深みがあったように思う。地球環境問題の提起もなされていたが、ちょっと問題意識も弱い印象だった。渡辺謙のせいも少しあるかも。
私は全編中、3回くらい、睡魔と戦うシーンがあった。寝なかったけどね。
ともあれ、お目当ての吉野山の桜も出ていたし、映像はほんとにすごいので、見る価値は大いにあると思う。
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