恩師・・・
自坊35周年の大祭を目前に、さまざまな準備をしなければいけない状況を放棄して、今日は母校叡山学院に出向いた。
実は叡山学院同窓会の記念事業として、恩師淺田正博博士の講演会が行われたからである。恩師の母校講演である。なにをおいても、いかないわけにはいかない。
私は淺田先生の、自称一番弟子。龍谷大学で先生が一番最初に講義をされたその講義に出たのが縁で、その後、龍谷大学専門課程のゼミと叡山学院で指導頂き、2度の卒論も先生の指導で書かせて頂いた。その先生は現在龍谷大学教授にして、文学博士であり、また浄土真宗西本願寺派勧学位にあり、更に龍谷大学仏教学会会長という重責を勤める浄土真宗の碩学にして、日本仏教界を代表する高徳となられている。そんなえらい先生に、竜大時代から、もう30数年に亘って公私共にお世話になっている…そう生涯の恩師なのだ。
さて今日の演題は「往生要集の世界」。久しぶりに先生の講義を拝聴をして、とても心地よく、改めて多くを学ぶことが出来た。準備の進まぬ自坊大祭の状態を放置して出かけたため家内には大いに顰蹙を買ったが、でも、行ってホントによかった。
往生要集の講義は意義深かった。そして講義のあと、先生と二人で京都へ・・・。この夏に大阪で痛飲したが、今日も二人で痛飲する。私はホントに幸せ者だと思う。生涯の師匠に出会うことが出来て、しかも先生に愛されているからである。
明日からは本格的な35週年祭の準備に入る。お弟子さんなど多くのお手伝いをお願いしている。
・・・・んなわけで、普段自坊にいない私としてはしばらく35周年大祭が無事終わるまで、日記はお休みになるかもしれませんので、あしからず。
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