国歌斉唱!
昨年の4月に次男の高校入学式に行って、国歌斉唱に際し、起立しない教師がいた。でれーっと不遜な態度で座っていて、怒鳴りつけてやろうかと思ったが、我慢した。
一昨日はWBCの強化試合に京セラドームに行ったとき、試合前に日本と相手国オーストラリアの国歌吹奏が行われた。
「選手および監督はベンチから出てください。」
「観客のお客様はご起立下さい。」
・・・というアナウンスがあったが、前に座っていた子どもと、その前の席にいたサラリーマンの2人がやはり立たなかった。
オーストラリア国歌が流れても、やはり2人は座ったままだった。
昨年の高校のときはきっと日教組の教師なのだろう。
一昨日のWBCは馬鹿な子どもと、馬鹿な大人だったに違いない。
日の丸の国旗制定、君が代の国歌制定にはさまざまな論議もあろうが、ともかく決まった以上は、ちゃんと国歌や国旗に対して、敬意を払うのが国民の義務であろう。
いやなら日本国民をやめればよい・・・。好きな国へ行け!って思う。
まして国家に対して、日本だけではなく外国も含めて、その国の国歌や国旗に敬意を持つコトさえ知らないようなお馬鹿は国民の恥である。
私は決して国粋主義者ではないが、チベット問題に関わって、その悲哀を目の当たりにして感じたことは、自由や人権、基本的生存の権利を守ってくれるのは、やはり国単位でしかない。国がなくなった民族がいかに哀れなことか。
チベットはいうにおよばず、東トルキスタンやさまざまな民族がどれほど主権国家を失って、悲惨な目にあっているかをしらなければならないだろう。
人間はどこかに帰属してしか生きていけない。
家族であり、故郷であり、国家であり・・・。
そんなこともわからない日本人ばかりを生んできた今の社会の病巣は大きいとつくづく思った国歌斉唱であった。
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