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神仏霊場会近況報告!!

私も役員を務める神仏霊場会。

先日からいろいろ動きがありました。

とりわけ教学委員会で進めてきた公式HPですが、制作業者の選定も終え、5月下旬か6月上旬の開設を目指して、着々と準備が進んでいます。すでに1万2~3千冊程度の朱印帳が販売されており、なんと30数名の152全寺社制覇の強者もいるとの報告があります。

そんな中遅ればせながら、関西私鉄各社への発足説明会が、事務局延暦寺の肝煎りで、足下の京阪電車が主体となって、3月29日に大阪京橋のホテル京阪京橋において開催されました。

霊場会からは会長の森本公誠東大寺長老以下、各寺院・神社の役員各位が出向しました。私も教学委員・組織委員の一員として同席しました。

私鉄各社からは京阪・近鉄・阪急・南海の大手各社の他、JR西日本、京都バス、京阪バス、江若鉄道など16社及びJTB・近ツー・クラツー・日本旅行などのエイジェント8社が集まってくれ、神仏霊場会発展に向けて各種の意見交換がなされました。

まだチラシ一枚、ポスター一枚ないという、とんでもない会ですが、多くの業者との協力のなかで、西国やお四国巡礼などと並ぶ神仏和合の巡礼の会に育てていきたいものです。。

なお今年の定例合同法要は6月11日午前11時から高野山金剛峯寺に於いて開催が予定されています。

また全152寺社完全巡礼をされた満行者には満行の証の発行が検討されております。またその功績に対して、会としての特典も検討しております。

併せて4月7日に「週刊古社名刹 巡拝の旅」全50巻が集英社より刊行となります。毎週火曜日の発行で、神仏霊場会加盟の152寺社を完全紹介される予定です。第一回は「平城の都 奈良 東大寺・春日大社・興福寺」の巻です。第一回は特別価格190円。2回目以降は580円です。090329_11340002 090329_11340003 

ちなみに私のいる金峯山寺は第44週の発行となっています。

生け花

私は高校を出て、一年間、吉野の東南院という宿坊で小僧生活をした。まあ小僧といっても一人での随身なので、宿坊の番頭さんや女性軍にも可愛がられたし、閑散期には適当に勉強もさせていただいた。その年、龍谷大学には合格していたが、試験を受けてみて、これなら小僧を一年しても、また受かるだろうと、今から考えると、かなり傲慢なことを思っていて、休学をせず(親が貧乏だったせいもあるのだが…)、翌年にも受験することになっていたので、小僧の間も少しは勉強をしておかねばならなかったのである。

幸い翌年も合格して、小僧生活一年で大学に進むことになる。

さて小僧生活であるが、私が一番嫌だったのは、お堂の花の荘厳である。生け花だから、定期的に生け変えないといけないのだが、これが大の苦手。いつもお寺の奥さんにやってもらっていて、どうしてもやらないといけないときだけ、いやいややっていた。

ところが去年くらいから、自坊の寺の花のことが妙に気になりだして、いままで苦手だから、少々古くなってしなれていても、まったく気にもならなかったのに、自分から進んで花を買ってきて、入れ替えるようになった。小僧時代を考えると、自分でも信じられない。

今日も花を買いに行き、本堂の花を入れ替えた。

少し僧侶らしい人間になってきたのかなあ・・・。

巣立ち。。

息子が大学進学のために家を出た。

今日下宿先への引っ越しを私の車で手伝ったが、3年前に娘が家を出て、これで二人目。いよいよ淋しくなる。

2年後には次男も高校卒業なのだが、親としてはずっと家にいてもらっても困るわけで、淋しいながら、嬉しいことではある。

親心、複雑ですねえ。

第3刷出来!!

拙著『はじめての修験道』(春秋社)が今月末に、第3刷となった。

増刷部数は大したことはないが、でも、2004年の11月刊行以来、初版が完売して、その後も少しずつながら、売れ続けているということで嬉しいですねえ。

私はこの『はじめての修験道』以外に、『修験道っておもしろい!』と『吉野薫風抄』(いづれも白馬社刊)を上梓しているが、2冊とも初版は完売している。
Hajimetesyugendou
今年は秋に、植島啓司先生と私と九鬼家隆本宮大社宮司との鼎談を元に、世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道に関わる本が原書房から出版予定であり、そのほかにも2つほど、出版企画がいただいているが、なんとか頑張って今年に上梓できればよいと思っている。

まあ、本って思ったほど売れないのは驚いたが、それでも初版で終わる本が多い中、重版していただくだけ、有り難い話である。

買って頂いてありがとうございます。

人生・・・

一昨日は大相撲大阪場所に行った・・・
昨日はNHKBS2で私の出演した桜フォーラムが全国放送された・・・
今日は神仏霊場会の関西私鉄17社説明会に出席する・・・
明日は息子の大学進学のための引っ越しを手伝わされる・・・

・・・・毎日毎日いろんな雑務に翻弄されながら、人生が過ぎていきます

今日から開幕。

2009kyoutukal 090328_11250002 090327_11560002 090328_11260001 平成21年は日本固有の宗教である修験道の聖地「吉野・大峯」が、「紀伊山地の霊場と参詣道」として、ユネスコ世界文化遺産に登録されて5周年を迎えます。

これを記念して、金峯山寺では、世界遺産登録の根幹である金峯山信仰の証となる「金峯山経塚」出土の遺宝特別展を開催します。

その特別展は今日から開幕!5月10日まで行われます。

これら金峯山経塚出土品は、日頃一般には公開していない逸品です。

千年の時空を経て脈々と息づく金峯山信仰の歴史と奥深さを満開の桜とともに感じてください。

主な出展
国宝 金銅経箱
国宝 経軸
紺紙金字経
懸仏蔵王権現像
線刻蔵王権現鏡像

また去る3月13日に大々的にニュースとして流れた、発掘された平安期の蔵王堂古瓦も展示しています。

27日は愛染明王さま。

毎月27日は愛染明王さまの御縁日。

もう18年くらい、毎朝この日は愛染明王供養法一座を修法している。
今朝も行った。

今朝はなんだかいつも以上に有り難かった。行者としてまだまだ未熟な私の行法など、明王さまからみれば、供養にもなんにもなっていないのかもしれないが、それでも冥加をいただいているような気持ちがして、いろいろ気づかされた。

もちろん私は霊能者などではないので、ご本尊のお言葉を直接脳裏に聞けたりはしないが、でもじんわりお心をいただいた気持ちになったのである。

月に一度、愛染さまの御前で、じっと作法の時間を持っていることだけでも有り難いし、もうたくさんの冥加をいただいて、御守りいただいていることを改めて感じた今日の一座であった。

久しぶりに顔を上げて「みんな大好き!」っていえる朝だった。

みんな大好き!

今日もみんなが幸せでありますように。笑顔で満ちあふれますように…。。

「書が日本を救う」

「書が日本を救う」と題した拙文を、4年ほど前に、『書道ジャーナル』(平成17年5月号)に依頼されて書いたことがある。今日、パソコンを整理していてたまたま見つけたので、再掲載することにした。

ご笑覧あれ!

 ***************

「書が日本を救う」

僧侶は筆字が下手だとなにかと肩身が狭い。「お坊さんは字が上手だ」というのが世間の相場らしいからである。

実際、昔から僧侶は筆が立った。また今でもふつうの人より、はるかに僧侶の方が、塔婆だとか祈願札とか筆を使う機会は多いし、筆達者な僧侶もたくさんいる。しかし、下手な字の自分を弁護するわけではないが、最近は筆の立たない僧侶が増えているのも事実である。

あるお檀家が檀那寺の若住職に「命日の塔婆を書いてください」とお願いにいったところ、「今日は塔婆書きのパソコンソフトが壊れているから、出来ません」といって断られたという、こんな嘘のような本当の話があるくらいだから、今時の僧侶がいかに筆字が書けなくなっているか、状態が知れよう。かくいう私も人様にとやかく言えない悪筆であるが、その私の目から見ても「よくまあ、こんな字で塔婆を書くなぁ」とヘンな感心をしてしまう方も、僧侶の中にはいらっしゃるのである。

無論、字の上手下手で僧侶の値打ちが決まるわけではない。が、そのことを含めていま、僧侶の資質の低下ということが指摘されている。伝統仏教教団ではこれを切実な問題と受け止め、いろんな取り組みを始めている。当寺の縁故宗派である延暦寺では数年前から「天台宗書道連盟」という新たな団体を発足させて、僧侶や寺族の書道研鑽に努めている。

金峯山寺でも何人かの学僧を預かっているが、彼らに教える教科の中で、声明や漢文学、仏教学などと並んで、梵習字や書道は必須科目である。しかし、入山してくる学僧達の筆字の下手さ加減は特筆もので(当寺だけではないと思うが)一年や二年では上達してくれそうにない。つくづく小さい頃からの教育がいかに大切かと思わずにいられないのである。

これは今、日本で起こっているゆゆしき事態と無関係ではない、と私は思っている。明治の近代化以降、わが国は日本古来の伝統的なものを捨て続けてきた。さらに第二次世界大戦以後はその傾向に拍車がかかり、アメリカ文化の模倣が進み、日本人の伝統文化の伝承は壊され続けてきたのである。必然的に伝統文化の継承力は著しく低下し、もはや危険水域に達したかの観がある。

その端的な表れのひとつが僧侶の筆字の実力低下である、と思うのである。

本稿は書道ジャーナルという雑誌で「書のいまを問う」というテーマについて書いている。これを私流に解釈すると、書とは書道であり、そのいまを問うとは、筆書を通じて現代を語るということではないかと思う。

日本人はとかく「道」を極めたがる民族のようだ。華道、剣道、柔道、芸道などなど……私は修験道の僧侶であるが…。

ここでいう「道」は、書なら書、茶なら茶を通してその道を究め、自分を高め、日本人的聖域を目指す、ということだろう。言葉を換えれば「道」を究めるとは「神人合一」の世界にまで、書なり茶なり剣なりを通じて至ることを目指すのであろう。

そういう意味で、名僧や高僧の書は、その字の巧拙を超えて、書道の世界で重きに置かれるところがあるのではないかと思う。揮毫した僧の境地が、その文字に如実に表れるからである。優れた境地の人の文字は、心に響くものである。弘法大師空海はいうまでもなく、江戸期の高僧慈雲尊者や昭和の山田無文老師などの書は、いつまでも見ていて飽きない。そして見るたびにほれぼれする。

僧侶の筆字が下手になったことは、日本文化の危機を表しているということを、ここまで指摘してきた。しかし、裏を返せば、日本文化の復権の手がかりも筆字にあるといえないだろうか。筆字の上達を図ることは日本文化の復権を図ることでもあるとすれば、書のいまはきわめて重要な課題をになっているといえるのではないだろうか。

 ****************

まあ悪筆で有名な私が偉そうに書ける話ではないが、なかなかよいことを書いているように思う。けど・・・。

先生ご来山!!

先日、当地選出の国会議員の先生がお越しになった。衆議院議員のT先生である。

私自身はそう親しくさせていただいているわけではないが、たまにいろんな会合でお顔を拝見しては、ご挨拶する程度である。

今回は珍しく当山の中までおいでになって、来賓室で親しくお話をさせていただいたが、自民党の議員先生方はかなり厳しい危機感を募らせておられるようである。

小澤代表の敵失があって、少し自民株も上昇気味とはいえ、まだまだ予断の許さぬ現状。

国民不在の日本政治!!…とはいうものの、今、このときに選択を間違っては国家100年の大計にも関わる事態なのだと思っている。

先生方、本当にこの国の国益を守ってくださいよ。

お願いします・・・・。

定額給付金と仮面ライダー

Photo Rider10 今年4月で5歳の息子は仮面ライダーディケイドのファンである。

新しく始まった仮面ライダーシリーズであるが、そのベルトを買え!と毎日うるさい。もう電王やキバや今までの変身ベルトが3つも4つもあるのに、新しいのが欲しいらしい。

あまりうるさくいうので「それはもうじき麻生太郎が買ってくれるから…」と言ったら、なかなか定額給付金の給付が始まらないので、息子はずっと「麻生太郎はいつ買ってくれるのかなあ…」と言っていた。

ここ綾部ではたぶん来月末ころの給付だそうだ。

で、まあでることも決まったし、先日、その仮面ライダーディケイドベルトを買ったやった。

「誰に買ってもらったの?」と聞くと、息子は「麻生太郎!」と答えている。かれもりっぱな自民党支持者である。

定額給付金については賛否両論あるし、公明党の上納の話など、きなくさい噂も聞いているが、ま、せっかくいただくお足である。ありがたくつかわせいただくことにしようよ!

高橋伴明監督vs吉野山人

先日、週刊ポストの取材が来た。

高橋伴明監督が旅人で吉野を取材するという企画。私に役行者の話を聞かせて欲しいというので、よくわからないまま、気軽に受けた。

編集者が「高橋監督です」って紹介してくれたが、うっかり「は?、なんの監督をなさっているのですか?」と聞いたもんだ。

「あのー、映画監督です。今やっている「禅」っていう映画を作られました。好評でしたよ」って言われてしまった。

そういえば、そんな映画、あったなぁって思いながら、「すいません、見てなくて、申し訳ない・・・。」っていうちぐはぐな会話からはじまった対談。写真もばしゃばしゃ撮られたが、さて、ちゃんと掲載されるやら???

5月22日発売号です。

覚えていたら立ち読みして下さい。

しっかし、なんで映画監督ってあんなにしょぼい格好をしてるのでしょうかねえ。労務者かと思ったよ。・・・あ、監督見てたらごめんなさい。飾らないところがお人柄なのでしょうね。

失礼をしましたm(_ _)m

母の病

3月5日に胆嚢摘出手術を母が受け、一応手術は成功したものの、その後、なかなか回復しません。

ま、84歳という年齢を考えると、開腹手術はやはりこたえたようです。

手術には立ち会い、翌日早朝に顔だけ見て、吉野に行ってましたので、昨日久しぶりに病室を訪ねました。順調なら16日に退院予定と、手術前に言われていたのですが、やはり年齢的にそう簡単に回復はしなかったので、まだ病室にいました。久しぶりの顔は、かなり回復してはいても、病人顔で、窶れていました。

どうも朝と夜とを間違えていて、顔を見たときの会話がかみ合わず、ぼけたのかなあと心配しました。病院にいるとそんなものでしょうし、高齢での全身麻酔はちょっとぼけることもあるらしいので、そんなに心配するほどのこともないようです。

私もここ10日ほどはいろいろ身辺で問題もあり、母のことも気に掛かりながら、ほったらかし。今日から少し親孝行をしないといけないなあと思っています。

桜フォーラムが読売新聞紙上に掲載!

今、読売新聞社と協力して吉野の山桜を守る運動を展開しており、先日にはフォーラムを開催して、パネリストの一人として参加しました。

その記事が今日の読売新聞朝刊に載っておりますので、よろしければご笑覧下さい(但し西日本のみ。中国四国地方も載っていますが九州は載っていません)。

見開きでバーーーンと掲載されています。珍しくまともな顔で私も紹介していただいていますので…。

HPを参照してください。 http://osaka.yomiuri.co.jp/sakura/yoshino/20090316kn01.htm

追伸 このフォーラムは3月28日午後12時10分~1時まで、NHKBS2でも放送されますので・・・。

嫉妬かな?

内閣府にいる知人と、その人が連れてきたお仲間さんと昨夜痛飲した。

僧侶になってあまりほかの職業をうらやましく思ったことはなく、私にとって天職だとおもってきたが、昨日はなんか少しうらやましかった。

なぜっていう理由もないが、ちょっと今の自分を否定的に思っているせいかもしれない。

知人が絶対自分肯定的なオーラの人だから、その気力にたじろいだのかも知れない。

自分で思うほど、覚悟が出来ていないことに驚いている。うぬぼれもあったのに…。増上慢だったと落ち込むほどである。

ともかく、しっかりしなくっちゃ!

春ですねえ

9日から宮崎に出張。山々には所々で、山桜の開花が見られ、春を感じました。

10日の午前中に大阪に戻り、2時からチベット僧侶の会の行脚と集会に参加。

そのまま大阪泊まりで、昨日は機関誌の校正をして、夜は特別奉賛企業K社の副社長と懇親会。犬が私の腕の中で死んだんだよね~って話を何回もされていました。

今日は午前中に山内の僧侶の結婚式。式の戒師を勤めさせていただきました。

まさに春です。

菊川怜さんと自己採点45点

昨日、奈良市の県立新公会堂能楽ホールでの「吉野桜フォーラム in 奈良」に出演してきた。 会場はまあ、満席。定員450名の3倍近い申込みがあったとのこと。

2時からの開会式に続いて、第1部は、パネリストにタレントの浜村淳さん、菊川怜さん(結構キレイで可愛い…でもさすが東大って幹事の才女。思わず、吉野に来てねって誘っちゃいましたよ)、京都大大学院教授の森本幸裕さん(…実はこの人が原因でこのあと私がとんでもない問題をしでかすことになるのです)。

1部に引き続いてそのまま第2部に入り、1部のメンバーに吉野山の保勝会理事長藤井泰育さんが入って、トークを展開。

そして休憩を挟んで3時20分からは私が1部2部のメンバーに加わって大バトル??…まあそれほどのことでもなかったのですが。

で、なにを勘違いしたのか、シンポがはじまって、話の中で森本教授の名前をひたすら西村先生って私が連呼してしまったわけ。途中で隣に座った藤井理事長にメモ書きで、ちがう!ってことを教えられるまで、勘違いのままでした。つまり、昨日はほとんどこれで私は終わっていました。情けない話なのです。

浜村さんのトークに引っ張られ、シンポはそこそこの盛り上がりではありましたが、私の出来はこの大失敗がたたって、まあ自己採点・45点ってとこですねえ。

ここのところ、富士山フォーラムや世界遺産シンポで絶好調だったのですが、今回は久しぶりに不完全燃焼で壇を降りました。

これが今月28日に全国放映(28日午後12時10~59分、NHKBS2)されると思うと、辛いものがあります。とほほ・・・。

参考HP↓

「吉野桜フォーラム in 奈良」
http://www.osaka-event.com/event/09yoshino_forum/index.html

「吉野の桜を守る会」
http://osaka.yomiuri.co.jp/sakura/yoshino/

やはり心に憂いがあると、こんなことです。すごーーーく、へこんだフォーラムとなりました。

手術成功です。

昨日、母の手術は無事終わりました。

手術は成功ですという医者の説明がありました。

昨日は、9時半に手術室に入室し、11時50分には出刀医から無事成功を伝えられました。手術時間は1時間40分くらいだったようです。

胆嚢には大小18個くらいの石がありました。

摘出した胆嚢も見せてもらいました。

12時半過ぎに手術室から出てきて、個室に移りましたが、今朝からはジュースが飲みたいなどと言っており、元気にしております。

みなさまにご心配をおかけしましたが、ほっとしています。

神仏のご加護、みなさまのお気持ちに、心より御礼を申し上げる次第ですm(_ _)m

胆嚢結石症

このところ、いろいろ内憂外患が続き、心休まらぬ毎日を送っていてブログの更新もままならぬ日々です。

今日は母が長年患っている胆嚢結石症で手術をすることになり、入院した。胆嚢結石症は無症状であれば特殊な例を除けば原則として経過観察らしいが、ここ一年、いろいろ調子を崩す原因がどうもこの結石になるらしいというので、摘出手術をすることになった。

今時なので、本来なら腹腔鏡下胆嚢摘出術となるが、母は30年ほど前に腹膜炎を患って、腹内に癒着があり、開腹手術となる。胆嚢の摘出など、盲腸並みの簡便な手術だと思っていたが、なかなかそういうわけにはいかないらしく、今日、出刀医から詳しく説明を受けた。途中で家内が医者ともめだしたりして、大変だったが、最後は快く任せるところとなって、同席していてよかったと思った。

人生にはいろいろな場面がある。

今日も母の入院を通じて、学ぶことの多い一日だった。

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