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奈良事情

今日は夕方から南都和唱会(なんとかしょうかい)という、ちゃらけた表題の会がある。

表題はちゃらけているがなかなか内容のある会で、表題のとおり元々は南都のお坊さんと、奈良県下のお役人さんや企業人などの懇親が目的で開催されている親睦会で始まったものらしい。今ではそうたくさんの南都のお坊様が参加されるわけでもないが、でもいつも何人かはおいでになっていて、今の荒井知事ともこの会で知り合ったし、県下ではなかなか有名な会である。主催幹事である某交通機関関連のK社長さまとのご縁もあって私も数年前から呼ばれて参加させて頂いているが、今回は天理教さまでの開催となっていて、岩田総務部長さまのご案内で懇親会のまえに天理教総本部をご案内いただく日程が入っている。

実は次回開催を吉野山で企画するようにK社長さまに依頼されており、今回はその告知もあって、スタッフ同伴で参加する。

さて奈良市内を中心にこういった会はほかにも「豊祝会」や「ほろにが会」「夢の会」などいくつかの有志親睦会があって、いつからか私も参加させていただいている。人脈つくりにかなりの効果もあるし、まあ楽しい。ただ、入ってみて気づいたのだけれど、来ている人たちのほとんどが奈良市内周辺の人々で、吉野からの参加者はまれであった。昨年から実行委員を務めている「奈良県宗教者フォーラム」という、奈良県下の伝統寺院、神社、新宗教その他の、超宗派組織もあるが、そういった場に行っても、吉野郡からの参加者がほとんど私一人である。

以前は遷都1300年ワーキング会議とか広域ネットワーク準備会議や長期ビジョン戦略会議など奈良県庁からの諮問会議にも呼ばれたが、そういった場に行っても吉野郡からの参加者は極めて少ない。

奈良県は6割が吉野郡なのだが(…人口は少ないけど)、いろんな会での参加者をみているだけで、奈良県がどこを中心に動いているのかが伺える。やはり奈良県はなんにしても奈良市中心なのだ。

だからといって私一人が気を吐いているとは決して言わないが、もうちょっとこういった和の中に、吉野の人たちが入っていかないと、県下での勢力図は変わらないのかも知れない。

もちろん旅館組合だとか、商工会議所だとか、同じ業種での会合など奈良県全県でのあつまりでは吉野も奈良も混じり合って活動がされているとは思うけれど、仲間内だけでは広がりも限界があるようにも思う。

・・・・まあ、奈良県特定の事情なのかもしれない。

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