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世界遺産・大峯奥駈道の整備保全連絡協議会開催

今日は世界遺産「吉野大峯・大峯奥駈道」の保全や保護及び整備を進めるための「整備保全事業連絡協議会」が金峯山寺大会議室で開催され、奈良県文化財保存課や文化観光局、環境庁、吉野町、十津川村、五條市など奥駈道を保持する関係町村並びに、奥駈修行に直接関わる金峯山寺や大峯山寺、聖護など官民が一同に会して、保護保全のための情報交換を行った。

これは世界遺産に登録されたときに、私が奈良県の文化財保存課を口説いて作った連絡協議会で、今年で4年目。

少しずつ、保全保護の意識が拡大している手応えを感じた会議であった。

・・・疲れました。

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コメント

相変わらずお忙しいようですね。

昨日の読売新聞夕刊に『枯れる修験道の山』って記事が大きな写真入りで掲載されてました。

弥山の立ち枯れ問題はシカの増殖による食害が大きな原因とのことですが、その背景には大規模な森林伐採や温暖化問題など人間の業が潜んでるんですね。

今度の奥駈番組、山人様や奥駈行に注目するのはもちろんですが、『道』そのものも意識しつつ拝見したいと思います。

『神々しい自然に包まれた山岳信仰の地。貴重な世界遺産を次世代に残したい』と記事は結ばれていました。

益々ご活躍の場が増えますね!

本日はお疲れさまでした。

ヤスケンさん、ども。

いろんなところで言ってきたのですが、私が吉野大峯の世界遺産登録を最初に提唱しました。その理由のひとつは大峯の自然環境保全への願いでした。

奥駈に関わって30年。ここ15年ほどの間に大峯の自然破壊は急速に進んで、悲しむべき状況を生んでいるのです。

世界遺産登録が、そういう危機的状態を迎えている自然環境への注目を促し、少しでも保全保護につながることを念ずるばかりです。

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