龍馬伝
NHK大河ドラマ龍馬伝。ひさしぶりの龍馬であり、期待を込めて見ているが、第一回から三回目まで見終わって、イマイチ私の中で、なんかちがうなあ‥っていう印象だった。
このところ、風林火山、篤姫と毎週録画して全編を見たが、昨年の天地人は半分以上みていない。それだけに今年の龍馬伝は期待していたのだが…。
で、毎週見ないものだから、録画がどんどんたまってきたので、昨日夜中に第4回目から8回目まで一挙に見た。
そしたら結構面白くなってきた。
私の龍馬経験はやはりNHKの大河「龍馬が行く」で、北大路欣也の龍馬に魅せられ、司馬遼の原作「龍馬が行く」を3回も読んだ。もう40年以上も前のことである。
そんな少年時代にいだいた龍馬へのあこがれは大学時代に京都の寺田屋を尋ねたり、その後も私の中でくすぶり続けていた。
たぶんそのせいもあって今回の龍馬伝は、当初、違和感があったのだろうが、昨夜は新しい自分が新しい龍馬に出会ったような感じで、自分に置き換えて、楽しく見られたのだった。
劇中、吉田松陰が自分にはごちゃごちゃ理由をつけて物事を逡巡するような都合はない…天下国家のためにやるべきことをやるのみだ!という趣旨の言葉を吐き、黒船への渡航を試みるシーンがあった。龍馬はその松陰の心に感激して一緒に連れて行ってくれと懇願するが、君のやるべきことは別にあるはずだと、拒否される…そういうやりとりはエンターテーメントの作り物劇だとわかっていても、私の琴線に触れるものがあった。
龍馬の父役の児玉清や弥太郎の両親の蟹江敬三・倍賞美津子などの好演も光り、あやうげな福山龍馬を助けるなかなか見ごたえを感じる「龍馬伝」となりそうである。
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