河瀬直美監督らと、紀伊山地三霊場会議フォーラム。
今日はなんばパークスで、私が代表幹事を務める「紀伊山地三霊場会議」のフォーラム。
少々天候が悪いのが気になるが、定員募集180名に対して、375名の申込みがあり、210名に受講席を用意した。160名以上が選にもれたという凄い人気。
しかも席はどう考えても180名くらいしか入らないので、全員来たら入れなくなる。雨でドタキャンがでることを予想して事務局は210名を取ったらしいがとても心配。そういう意味では雨は有り難いかも。
さてシンポの内容や以下。
「吉野・高野・熊野からなる紀伊山地の霊場は、神道と仏教、またその混淆である修験道が集まる聖地であり、その日本的な多様な聖地性がユネスコ世界文化遺産に登録をされたひとつの大きな意味といえるでしょう。明治政府は近代化を計る中で、神仏分離政策を行い、廃仏毀釈、修験道廃止を断行し、日本的な精神文化の根幹を変容させるところとなりましたが、近代のひずみに悲鳴をあげつつある現代社会にこそ、この地が持ち続ける宗教、精神文化の多様性の再発見が必要とされているのです。当フォーラムは、日本の風土が育んだ独特の文化を美しい映像で捉え世界に発信し続けている映画監督河瀬直美さんをゲストに迎え、三霊場に生き、その聖地を守る三人の宗教人と、学術的立場から聖地性の意義を思考続ける論者により、類稀なる世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の魅力と可能性を語ります。」
タイトル:「吉野・高野・熊野から世界遺産を考える」
内 容:
<第1部>河瀬直美スペシャルトーク
「映像表現の点からみた紀伊山地の魅力」
講師:河瀬直美氏(映画作家)
<第2部>パネルディスカッション
「紀伊山地三霊場の魅力とその意義」
パネリスト:河瀬直美氏
村上保壽氏(高野山真言宗教学部長)
九鬼家隆氏(熊野本宮大社宮司)
田中利典氏(金峯山寺修験本宗宗務総長)
コーディネーター: 植島啓司氏(宗教人類学者)
日 時:2011年5月10日(火) 15:00~17:30
場 所:パークスホール(なんばパークス7F)
・・・そんなわけで、当日券はありませんし、入れませんが。。
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コメント
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こんにちは!
今日だったのですね。
山人様と宮司のバトル見たかったですが、
誠に残念です・・・。
土曜日ならまぎれこもうと思っていたのですが、次回を楽しみにしています。
投稿: たかす | 2011年5月10日 (火) 17時22分