『3.11 A Sense of Home Films』金峯山寺上映会のお知らせ
映画作家河瀬直美監督と金峯山寺が一緒させていただくプロジェクト『3.11 A Sense of Home Films』が正式に発表となりました。
このプロジェクトは、世界中のさまざまな作家(約20名)に、3月11日に発生した東日本大震災にちなみ3分11秒の短編映像を紡いで一つの作品が作られます。
映画作家である河瀨直美さんが今年のなら国際映画祭に際し、『3.11 A Sense of Home Films』という企画を立案されました。
今回の大震災では、多くの方々が「家/house」だけではなく、「家・ふるさと/home」を失われています。今もう一度、誰もが“A Sense of Home”(「家」という感覚)から生まれる、“家族とは” “ふるさととは”“祖国とは” というものを再認識・再確認するべきこの機会に、世界中の人と考えてみたい…という河瀬監督の思いが形になりました。
作品は世界中の映画監督に映像を依頼し、集まった作品は約60分に集約されて一本の映画に紡がれます。その作品の最初の上映会が、2011年9月11日(日)にわが金峯山寺にておいて奉納上映されます。
参加を表明されている監督は次の18名です(7月28日現在)。
- ビクトル・エリセ/Victor Erice:スペイン
- 河瀨直美: 日本
- アピチャットポン・ウィーラセータクン/Apichatpong Weerasethakul: タイ
- ジャジャンク/Jia Zhangke(賈樟柯): 中国
- 桃井かおり: 日本
- レスリー・キー/Leslie Kee: シンガポール
- イサキ・ラクエスタ/Isaki Lacuesta: スペイン
- ポンジュノ/Bong Joon Ho: 韓国
- チャオ・イエ/Zhao Ye (趙曄): 中国
- 山崎都世子 日本
- ペドロ・ゴンザレス・ルビオ/Pedro Gonzalez Rubio: メキシコ
- アリエル・ロッター/Ariel Rotter: アルゼンチン
- ナジブ・ラザク/Naguib Razak: マレーシア
- ウィスット・ポンニミット(通称:タム君)/Wisut Ponnimit: タイ
- ソー・ヨン・キム/So Yong Kim: 韓国/アメリカ
- ジョナス・メカス/Jonas Mekas: リトアニア
- カトリーヌ・カドゥ/Catherine Cadou: フランス
- 西中 拓史: 日本
*上映会参加の申し込み方法及び詳細は以下参照。
http://www.nara-iff.jp/about/311-a-sense-of-home-films.php
http://www.nara-iff.jp/blog/
また今年のなら国際映画祭(9月17日~19日)において、河瀨直美監督と私の対談イベントが、9月17日午後5時半からならまちセンターにおいて開催されます。美しい日本の映像とともに、私たちにとっての“ふるさと”を二人で語ります。併せてお越し下さい。
↓
http://www.nara-iff.jp/films/asenseofhome.php
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