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救われたお話

昨日、銀婚式のお祝いを終えて、なぜか私は伊丹空港から難波・OCATバスセンターへ向かう空港バスに乗っていた。5時から、役行者霊場会と近畿三十六不動霊場会合同合同の東日本大震災慰霊・復興祈願大護摩供の実行委員会が開かれるスイスホテル南海に向かうためであった。

会議より2時間ほど早くバスセンターには着いたので、OCAT内のマッサージコーナーで60分の全身ほぐしを行っていた。

はじまって15分立った頃・・・、確かバスには手荷物とパソコンバックの二つを手にしていたのにさっき着替えのハコに入れたのは手荷物だけだった…って急に思い出した。スーと血の気が引いて、青くなった。そうだ、バスの席にパソコンの入ったバックを置き忘れたのである。

そう思い出すと気が気ではない・・・バスはもう折り返して伊丹へ出発したはずだ…。でもきっとドライバーが忘れ物に気づいて、バスセンターの拾得物に届けてくれているはずだ…って、マッサージを受けながら、もんもんと考え続けていた。気が弱いので、ちょっとやめてください・・とはいえないものだから、ちっともリラックスしないまま、60分間(正確にはサービスに5分プラスのコースだった…)のマッサージをおえ、転がるように階下のバスセンターへ。

ところが私が降りたバスには落とし物忘れ物はなかったと事務所で言われた。万事休すである。やっぱりマッサージをやめても取りに戻らないといけなかったのだ。

・・・立ち尽くして青くなっている私をみて、係員の方は親切に伊丹の総合センターに問いあわせてくれた。そしたら、私を降ろした後、伊丹に戻る便に乗った乗客が見つけて、伊丹空港のバスセンターに届いているとのこと。

やはりご本尊のご加護はあった…とこんなときだけ、こころから感謝した。

そのあと、OCATバスセンターに回送してもらって、無事2時間後にはパソコンに再会。ほっとしました。

届けてくれた方にお礼を言いたくて係の人に聞いてもらったが、お礼は無用ですとのお返事だったとのこと。

銀婚式で浮かれていたバチが当たったのかとずいぶん反省したが、親切な人のお蔭で救われたお話でした。

なんでもすぐ忘れる自分への自戒と、親切な方への感謝いっぱいの一日となりました。

お届け頂いた方、本当にありがとうございました。伏して、感謝致します。

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コメント

こんにちは!

よかったですね~。読んでいて、どきどきしました。

それから、先日の件ですが、

候補2件見つかりました。

1件は、大社近くの借家。

もう1件は、「熊野出会いの里」という所で、

農業研修生用の寮の間借りです。

どちらも1000円×日数になります。

たかすさん、ありがとうございます。

23日の午前中に宮司さまをお訪ね致します。
そのあと、是非、場所を見せていただけたらと思います。

よろしくお願いします。

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