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再告知! 「白洲信哉vs田中利典」・・・於新宿

以前にもアップしていますが、東京で、お話しの機会が出来ました。

昨年3月以来1年ぶりの朝日カルチャーセンター新宿教室講座です。奥駈写真集出版記念として、 親しくしていただいている白洲信哉さんと「修験」を語ります。よろしければお出かけ下さい。

特製グッズを受講者には全員差し上げます。

□朝日カルチャーセンター新宿教室講座
「山伏が語る大峯奥駈修行」
- 白洲正子が修験にかけた想い

・講師名

金峯山寺執行長 田中 利典
文筆家 白洲 信哉

・日時 4/21土曜16:00-17:30

・講座内容
 奈良県吉野から和歌山県熊野まで、紀伊半島を背骨のように貫く大峰山脈は古来より修験道の根本道場で、ここを聖地として抖數(手偏が要ります)修行するのが大峯奥駈。この奥駈行を取材した一冊の写真集がこの春出版されます。修験道は神と仏を分け隔てなく敬う精神が育んだ日本の山岳信仰を代表しています。その世界を愛してやまなかった白洲正子さんの心を受け継ぐ文筆家白洲信哉氏と、大峯修験道の山伏・金峯山寺執行長田中利典氏が、奥駈写真集出版を機に、現代に生きる修験の世界を大いに語ります。

詳しくは以下↓
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=157909&userflg=0

この春はすごい!蔵王権現旋風です。

Photo

この春はすごいです。何が凄いかというと蔵王権現旋風というか、金峯山寺旋風というか、一大ブームが吹き荒れる予感がするからであります。

3月末日から、仁王門修理勧進のための蔵王堂秘仏ご本尊金剛蔵王権現さまのご開帳が始まります(6月7日まで)。これに呼応するかのように、さまざまな催しと出版物、告知活動が展開されることになっています。

まず、なんといってもJR東海の「うましうるわし・奈良」キャンペーンで4月に金峯山寺編が取り上げられることなります。1月に東大寺がCMされたように、過去、奈良県内の名刹寺社が紹介されていますが、4月7日から22日までは、首都圏を中心に金峯山寺バージョンのテレビCMが放映され、JR線や新幹線、東急などの車内刷り、主要駅の看板など膨大な量の広告が掲示されることになっています。またアンアンやプレシャス、ひとときのほか、日経トレンディ、関西ウォーカー、月刊なららなど多数の雑誌でも吉野特集、金峯山寺特集が組まれ(私も取材を受けました)、WEB上でもバナー広告など多彩なキャンペーンが繰り広げられます。

先日取材があったテレビ朝日の「都のかほりスペシャル」でも金峯山寺が紹介されています。菊川怜さんと原沙知絵さんがおいでになったやつです。

キャンペーンのテーマは公開される秘仏・青の蔵王権現と青の吉野山。これによって蔵王権現さまの認知が一気に広がること疑いないでしょう。

都内ではこのほか、4月5日から17日まで東京日本橋の奈良まほろば館で金峯山寺企画+堂本剛の「シャーマン奈良・吉野」が開催されます。

またこのキャンペーンとは別に出版物もあいつぎます。

まず金峯山寺の大峯奥駈修行を取材した六田知弘写真集『OKUGAKE』(ブックエンド社刊)が三月末に出版されます。この写真集の解説を担当した白洲信哉氏プロデュースで、ご開帳期間中、本地堂を会場に出版記念写真展も併設されて開催されます。また奥駈写真集出版記念として、 私と白洲信哉さんで講座を東京でやります。よろしければお出かけ下さい。
□朝日カルチャーセンター新宿教室講座
「山伏が語る大峯奥駈修行」- 白洲正子が修験にかけた想い
・日時 4/21土曜16:00-17:30 
・詳しくは以下 http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=157909&userflg=0

更に、なんと、絵本も出版されました。『蔵王さまと行者さま』(コミニケ出版刊)という子ども向けの楽しい絵本ですが、大人の方にも是非読んでいただきたい物語。あとがきを私が書かせていただきました。

隔週刊DVD「古寺・仏像33号/金峯山寺編」(ディアゴスティーニ社刊)も3月27日に発売になります。詳しくは→http://deagostini.jp/nkd/backnumber.php?id=25659&issue=33

更に更に金峯山寺では、この春、修験道Tシャツも製作し販売しています。蔵王権現様の種字と修験道のロゴ、三鈷杵のイラストがあしらわれたシンプルなデザインで、修験道を身近に感じてもらえるグッズとして発売前から好評を得ています。

4月からは一般参拝者向けに「金峯山寺友の会」も発足します。秘仏ご開帳も含めて、会員になると拝観無料の他、会員証の発行や金峯山御宝暦、金峯山寺時報の送付、行事の案内などたくさんの特典がついています。年会費3000円。春秋140日間行われるご開帳期間中に3回くれば元が取れます。

また全く別の企画なのですが、金曜日の夜9時放送のNHKBSプレミアム(BS3)では4月13日に「新日本風土記/吉野・熊野」が放送されることになりました。企画の段階で相談があり、昨年の金峯山寺奥駈修行も取材があったので、少し紹介されると思います。 詳細は→ http://www.nhk.or.jp/fudoki/upcoming.html

ともかく大変な量の情報がこの春都内を中心に全国に発信されます。蔵王権現の時代の幕開けといってもよいこの春の吉野。極めて不安定で、不確実な時代だからこそ、蔵王権現様のお力が必要とされているのだと私は自覚します。是非、権現様のもとへ多くの方々をお呼びしたいものだと念じています。

仁左衛門さんの生き様をみて

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BS朝日の片岡仁左衛門さんの番組を見ていて、天職ってやっぱりあって、それに出会うためにみんな苦労して、苦労してもそうはならない人がいるなか、出会えた人はまっとうしなくちゃいけない・・・ってそういう仁左衛門さんの生き様に少し触れて、自分のことも考えています。仁左衛門さんとはまあ、比べたら失礼な随分貧相な人生なのですが・・・。

このところバランスを崩しながらも、たくさんの人の前で話す機会があって、昨日も今日もやっぱり話す前に何かが降りてきた感じで、ちゃんと話が出来ました。最近、話が上手って褒められることが多いけど、もともと私は全くそうじゃなくて、とっても話が下手な人だっただけに、これって、天職を考えます。

ま、天職じゃなくて、ほんとに考えなきゃいけないのは、転職なんだけど…でも、もう転職してもこれから大きな成功って出来ない年齢かも知れないし、今のとこ、実はこんなことくらいしかできゃあしないわけで・・・。デモ誰でも出来るかっていうとそういう機会をなかなか与えられないのに与えられている幸せってあるのかなあとも思う。

だからといって、それに見合うようないろんなものがついてこないし、とても人前で話せるような立派な人ではなくて、未熟で不細工な生き方しか出来ていないけど、そういうもの全部がついてくるのが天職だとは限らない・・・。

ともかく、まっとうすればそれが天職なのでしょう…そういうことをあの番組で感じました。予想以上に蔵王堂のシーンは出なかったけど、見て良かった。

今日の放送・・・仁左衛門さん

お知らせするのを忘れていました。今日、静岡朝日テレビで午後4時から、BS朝日で午後9時から、「片岡仁左衛門の魅力」題した番組の中で、昨年10月に蔵王堂で奉納された孫千之助くんと仁左衛門さんの連獅子が紹介されます。85分番組です。ご覧下さい。

詳しくは→

仏像ブームに思うこと・・・

ウェンディという10万部発行を誇る月刊マンション情報誌の「本音のエッセイ」という欄に拙稿が載りました。

「仏像ブーム」について書いてみました。

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「仏像ブームに思うこと」

今や、空前の仏像ブームといってもいいだろう。奈良・興福寺の阿修羅像が脚光を浴び、みうらじゅんさんの『見仏記』が人気を得、テレビCMでも各地のお寺が紹介されて、ここ数年来、にわか仏像ファンが急増している。「仏像ガール」と自称するライターさんとも知り合った。

この仏像ブームによって、仏像や神像のお姿を拝し、日本の古い伝統文化、精神文化に触れる人々が増えることはとても好ましいことだと思う。

ただ堅いことを言うようだが、仏像や神像は本来見るモノではない。眺めるモノでもない。拝むモノ、すなわち礼拝の対象であり、長い年月にわたって、人々の祈りと願いが込められてきた聖なる存在である。国宝、重要文化財とて単なる美術品や工芸品であるのではない。見るのでもなく、眺めるのでもなく、心を込めて祈りを捧げる対象なのであり、そこを大事にしなくては意味ないんじゃないか、私はそう思っている。

同じようなことを講演会でもよく話する。奈良県の観光振興担当者や旅行社・エージェントなどの依頼を受けて、吉野山や私のいる金峯山寺の歴史や文化について講話をさせてもらうことがあるが、そのたびに、「みなさん、だまされちゃダメですよ。観光用のパンフレットやテレビCMに誘われて、寺や神社に行くのはいいけど、ただ行くだけではいけません。お寺や神社はお参りするところ…、お祀りされているご本尊にぬかずいて、心を込めてお祈りを捧げるところなんですよ。ただボーっと見て来ちゃいけない、ただ単に行ってくるだけではだめなんですよ」と言う。

そんなことは分かっている!って思われる方もいるかもしれないが、それが意外に分かっていない。お寺に来ても、まるで博物館や美術館で展示された彫刻でも見るように、ただボーっと仏像を鑑賞し、拝見して帰る…そんな感じの人が案外多い。いや、仏像ブームによって、そういう人たちが増産されている、そんな気さえしてならない。

手を合わせて拝む、心を込めて祈る。そこに、神や仏との出会いの深い意義がある。長い歴史の星霜を経て、伝えられてきた仏像やご神像の本当の力は、拝むことによってのみ、実感されるのである。

ぜひ、神社やお寺に出かけたときは、聖なる空間での、聖なるモノとの出会いを大切にしていただきたい。単なる仏像ブームで終わるのではなく、自分たちの暮らしの中に神や仏の存在を取り戻す、そういうお参りに繋げてほしいと念願するのである

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同雑誌のHPにもでかい顔写真入りでアップされています。以下のアドレスです。

大成功!

Mail

昨日の紀伊山地三霊場会議フォーラムは超満員で中味も素晴らしく 大成功でした。

河瀨さんがとても優しくて、植島先生は盟友だから!って言っていただいて、村上さんと九鬼さんも手弁当できていただきました。

みなさんとても親切でありがたいと思います。写真は昨日の盛り上がった懇親会・・・出演メンバー一同!

菊川怜さんと原沙知絵さん

「都のかほり」スペシャル、取材終わり。女優の菊川怜さんとは過去に桜フォーラムなど3回一緒に出演してことがあるので、覚えていていただいて和やかなご案内になりました。また原沙知絵さんもともて感じのい い方で、取材を終えて、二日酔いが治っていました。スリーショットをお願いしてパチリ!

Mail

放送は4月14日でテレ朝系の関東ローカルですが、BS朝日でも一週間遅れくらいでやるそうですので、ご覧下さい。二日酔いからだんだん、立ち直っていく変化に気づいた方は偉い!

陸前高田…「母を捜して」

3月13日、私は陸前高田の茫茫たる被災地に立ち、その大津波の爪痕に立ち尽くす思いで佇んでいました。

撤去されたがれきと更地になった町並みの跡。心が締め付けられるような光景の中、ぎゃぁていぎゃぁてい…と唱えた般若心経が、多くの命を失った大地に溶け込んでいくような錯覚を覚えました。思わず、目眩に襲われました。

その陸前高田で、母上を亡くされた方のブログを知人から紹介されました。とても哀しくて清浄しい文章です。母上様のご冥福をお祈り致します。

http://journal.liveonwire.net/posts/2012/02/29/satokei-article-0001/

陸前高田で唱えたお経はまさにそういうみなさんへのレクイエムでした。大地に帰って行かれたのですね。

私の存在などなんの役にも立ちはしないことはわかっていますが、でも、あの土地に立ち、祈らせていただけたことはありがたいことでした。そういう自分に正直に生きていきたいと思わせていただいています。生きている限り、一生懸命に生きて、最後は母上のような、立派な土になれればと思います。

東北から戻りました。

東北にて・・・2

昨日と今日は仙台近辺を中心にお見舞いに回っている。

市内も場所によってずいぶん被災の様子が違っている。

山の手の方は地震で家屋の傾きや部屋の家財道具が壊れたり、それはそれで大変なことであったようだが、海岸沿いの若林地区などは家ごと津波にさらわれ、多くの方々が亡くなっている。間一髪で逃げたという老夫妻を訪ねたが、家も家財道具もなにもかもなくし、途方にくれておられ、昨日もひとしきり泣いておられた。

おとといの茫々たる陸前高田や南三陸、石巻の風景を目の当たりにして言葉をなくし、はらはらと涙にくれる老夫妻の前でも、なすすべなく、お元気でいてくださいというのがやっとの私だった。

この地に来たことに意味があると書いたが、来たことだけにしか意味を見出せない東北4日目。

昨日訪れた名勝松島の穏やかな海はこの地の本来持つ豊かさと穏やかさを感じさせてくれたが、人々のあえぎはまだまだ続くのかもしれない。

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自分の痛みに置き換えて、多くの悲しみに添えればと思う。そのために乗り越えるべき課題に向き合っている。

東北にて。

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阪神淡路大震災では何度も炊き出しに出向いた。震災が起きた1月17日朝5時46分には、一周忌から13年間、毎年、神戸の街を慰霊行脚した。

そして東日本大震災。

この一年間、一度も救援活動には来れなかったが、震災の翌日から2時46分の祈りを行った。そしてまる一年が過ぎて、12日から東北入り・・・。大船渡、陸前高田、南三陸町、石巻、仙台と、宗門の関係する人々を見舞って回った。

その道すがら、甚大なる被災地のようすを目の当たりにして、心痛む以外はなすすべもなく、茫茫たる大地の上に立ち尽くし、ひとり般若心経と唱えていた。

被災当初はもっともっと悲惨な光景が繰り広げられたことは想像を超えているだろう。失われた命の悲しさに、空も海も大地もきっと満ちあふれていたに違いない。膨大な家や人の生活や多くの命が失われた大地に、北風がひゅうひゅうと、うなっていた。

でも人はまた生活をはじめ、前に進もうとしている。

もちろん目の前に広がる光景は神戸の震災時と比べると、一年を経てなお動いていないという実感がある。神戸の3ヶ月後のような、いやそれ以下のような、復興の軌跡。神戸と比べて、その被害も範囲も、規模が全く異なることを考慮にいれても、なお進まない行政の対応にいらだちは感じた。

しかし人は確実に歩みをはじめている。

今年2月からアーユス関西支部のご縁で、支援をさせていただいている石巻の丸平鰹節工場( 写真2: http://kibounowa.jp/seisan-maruhey.html )を訪ねた。被災を乗り越えて操業を開始した工場で、阿部専務さんら、被災当時の状況やその後の取り組みなどのお話を聞かせていただいた。突然の訪問だったが、親切に対応いただいた。

工場は2階の胸あたりまで津波が押し寄せ、干ものの製造など主要な機材は全滅したが、幸い3階で操業をしていた鰹節の製造ラインは無傷だったので、従業員を誰も解雇せず、多くの人の支援を得ながら、再開したとのこと。

そういう個々の努力、生きるための生業がこの土地を、この地に暮らす人々を復興に導くのだと、心からそう思った。ご縁で繋がった人々を少しでも支援出来たらと思っている。

昨日も日記に書いたが、個人的に懊悩する日々をここ数週間生きたが、改めて、大災害を前に、「風化しなければいけないこと、風化しては絶対いけないこと、そして風化の中で生きること」・・・生きて生かされていることを、東北の空が語りかけていてくれたような気がする。

きれい事のように聞こえるが、そういう所からしか、始まらないのだと私は思っている

人はなにかを失っても、なおなにかを求め続けるもの。命ある限り・・・

昨日から東北に来ています。

一年間の311の祈りを終え、12日に青森入り。

今日は大船渡、陸前高田、南三陸町、石巻と回りました。

うちの宗門の関係する人々を見舞って回ったのですが、甚大なる被災地のようすを目の当たりにして、心痛む以外なすすべもなく、ただ失われし命の鎮魂を祈るばかりでした。

「人はなにかを失っても、なおなにかを求め続けるもの。命ある限り…」使い古された言葉かも知れませんが、そういう思いも心に浮かびました。

結局は見て回っただけで、なにも出来ませんでしたが…来たことに意味があるのかもしれないと慰めています。

「忘れなければいけないもの、忘れてはいけないもの」…今私はその間にいるのだ、と陸前高田の茫茫とした更地で般若心経と唱えながら、ひとり、重くのしかかった空を見上げていました。

ここ丸一ヶ月、ぐだぐたと個人的なことで凹んで生きていましたが、何のために生きるのか、何のために頑張るのか…そういう根底に触れたような今日の時間を過ごしました。

自分は自分であることでしか、自分を発揮できない…そういう思いも持ちました。

私に何か出来ることがあるなら、それをまっとうしなければいけない。いや、みんなの中で生かされていることをきちんと見つめるだけでもいいから、命をちゃんと生きなければいけない・・・そういう気持ちに素直になれたような気がします。

震災から一年。関西に暮らしていると全てが風化しつつありますが、東北は全然復興が出来ないまま、みんながそれでも希望を胸に生きておられることも実感しました。復興は進んでいないけど、確実に人は立ち上がって、現実を生きている。この2月から支援をさせていただいている石巻の鰹節工場( http://kibounowa.jp/seisan-maruhey.html )を訪ねて、阿部専務さんらみなさんから教えてもらいました。

風化しなければいけないこと、風化しては絶対いけないこと、そして風化の中で生きること。そういう空気に包まれた一日でした。

無事311を終えました。

昨日のセンスオブホームズ上映会といい、今日の合同護摩といい、とても稀有な場所でお祈りをしている自分を感じました。なにかしら、神や仏から、、やらされているような、使命があったような、そんな感じです。

そんなに力があるわけじゃない、情けない男なのに期待されても・・・とは思うのですが、そういう力を、2時46分のお祈りのときに感じて、そして多くの失われた命と人々の生活に思いをいたすと、涙が止まりませんでした。

かっこわるいけど、ずっと泣いていました。

ありがたいのか、自分がなさけないのか、よくわからない涙でした。

明日から4泊5日で東北行きですが、泣かないようにしなくてはいけないと思っています。

おやすみなさい。

金峯山寺の311

今日は311大震災慰霊復興の合同大護摩供を大阪南港の舞洲で2時46分の震災時間に併せて行います。心配していたとおり、寒そうな日になりました。一年間の2時46分のお祈りには相応しい成満の日ではあります。よろしければ舞洲スポーツアイランドまでお出かけ下さい。護摩木も書いていただけます。大阪から東北へ心を一緒に届けましょう。

・・・なお金峯山寺では2時30分から留守番組で、管長猊下お導師の元に、震災祈願の法要も行われます。私は大阪組で留守ですが、お近くの方は是非蔵王堂まで。311の翌日からはじめた大震災時間の金峯山寺のお祈りの、結願の法要になります。

ご一緒にお参り下さい。

311

311から今日が実はまる一年。

今年は閏年なので、365日で考えると今日が一年なのです。

大震災の翌日からはじめた大震災のお祈り。今日は河瀨監督のセンスオブホーム上映会で、200余名の参加者とともに祈りました。

明日は大阪舞洲で合同大護摩供を厳修して、お祈りします。

一年間のお祈りの最後は護摩の炎とともに、復興と慰霊と人々の安穏をお届けできたらと思います。

ア・センスオブホームフィルムズ3回目の参加

シャーマン奈良吉野!

今日は一日、二日酔いの中、週刊ポストの電話取材。それから京都新聞の世界遺産関連取材。京都新聞には1時間40分しゃべりました。なんかやけくそ気味に一生涯を語らされてしまいました。世界遺産と私の生涯はまあ関係ないよね。3月下旬に載るそうです。

夕方、奈良まほろば館「シャーマン奈良吉野」イベントの打ち合わせも終了。。正式に4月5日~17日まで東京日本橋の奈良まほろば館で、金峯山寺の秘仏ご開帳を中心に展示の企画が決まりました。また詳しくお知らせをします。堂本剛君のシャーマン日本ともホラボしてるみたいです。

明日からは怒濤の日々へ。10日はセンスオブホームフィルムズ上映会で河瀨監督とトークショー、11日は大震災合同慰霊復興祈願大護摩供に大阪舞洲へ。
明後日から東北へ4泊5日に出ます。

普通に生きて普通に死ぬことはそうたやすいことじゃない

人生は思い通りにならないことの方が多いのは決まっている。

だからいつも全部は手に入らない。でも人は手に入れた幸せより、手に入らなかった悲しさばかりを数えるところがある。

かんがえれば僕はもうこの手に抱えきれないくらいのたくさんのものを手にさせていただいている。でもまだほしがる、そういう自分にこのところ半月くらいつきあって、正直そういう自分に少し疲れた。

無私であることはやはり凡人には難しい。だからこそ、つねに普通であることの意味を大切にしたいと思う。普通に生きて普通に死ぬことは、そんなにたやすいことじゃない、って思います。

みんな、一緒に頑張りましょ。神や仏はきっとそういう人間も祝福してくれるはず・・です!

ぼくの友人に敬愛する詩人寺山修司の天井桟敷にかかわった人がいる。彼女と話すと、生きることの全部を肯定させてくれる慈悲を常に感じるけど、普通に生きて普通に死ぬことの難しさを教えてくれて、いつも救われる。

すごい人はいろんなところにいますねえ。そう言う意味で「みんな大好き!」と心から言える。

今日の一言。

「普通に生きて普通に死ぬことはそうたやすいことじゃない」

完全休養日なんですがぁ…

昨日夜に自坊に帰山。

私は普段、吉野の本山勤務と自坊との兼務をしているが、父が亡くなった以来自坊はいわば開店休業状態。月に2回の護摩修法と、年二会の大祭以外は実働が極めて少ない。

そんなわけでたまに帰ると(今回は明日3日の月例護摩のため…)、休養日的な感じでいるのであるが、今日は朝から安産祈願の腹帯(写真)と交通安全のお札など5件ほどをこなし、昼には一件のご相談が信者さまからあって、午前中は忙しい日だった。

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ところで自坊のこの腹帯と交通安全札は父の代から受け継いだ自坊特製のものでいわばオーダーメード。なかなかご利益は高いのです。

ともかく、休養というわけにはいかない毎日です。

今月はかなりこの後、ハードな仕事がまっているので、月の初めはゆっくりと行きたいものです。

香港行き、旅のお供は山尾三省

マカオ香港行き。

寺内の住職会で積み立てをしている研修親睦会でマカオ香港2泊3日の、まあいわば弾丸ツアーに参加。5年ぶりの海外旅行です。ただあいにくの雨で、お目当てのビクトリアピークからの100ドルの夜景は見ることが叶いませんでしたが、それでも美味しい広東料理三昧を楽しみ、元気になって帰ってきました。

今回の旅のお供は…山尾三省。半年前に読みかけて、とても触発される内容なのに、忙しさに取り紛れて読み切れず、ずっとカバンの中に入れていましたが、ようやく今回の旅で読破出来ました。

山尾三省さんはいいですね。

「ことば」   山尾三省

あなたは どんなことばが好きですか
愛ということば 恋ということばが好きですか
それとも 海ということば 山ということばが好きですか
それとも 商品ということばや文明ということば 国家ということばが好きですか
それともまた 原子力発電ということばや核兵器ということばが好きですか
わたくしは今
原郷 ということばと しみじみ ということばがとても好きです
原郷ということばには わたくしの光があります
しみじみということばには わたくしの涙があります
あなたはあなたで
わたくしはわたくしで もろともに
本当に心から好きなことばをみつけて
そのことばを大切にし
そのことばを生きて行くのが人間であり
人間社会であると わたくしは思います

あなたはどんなことばが好きですか

**********

あなたはどんなことばが好きですか?
私は土に生きる…ということを山尾さんからあらためて教えていただいています。
マカオや香港の、とても文明化されたものの中で、人混みに埋没しながら、いつか土と一緒に生きることが出来たら、と思った3日間でした。

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