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奥駈前行1

今月に入り、奥駈の前行をようやくはじめた。

5月1日、家から車で約半時間にある霊峰・弥仙山に登拝。一年ぶりである。

この弥仙山。明治までは蔵王権現様がお祀りされていた所。金峯山寺にいる私との関わりは深いわけだ。金峯山寺との関わりの名残は今もあり、入口の神社が水分神社。そして山頂が金峯山神社。まさに金峯山信仰そのものが、蔵王権現という神号は失っても残っているのである。

この山中にはあの大本教を開いた出口なお開祖が修行をした滝場もある。

午後12時半に、水分神社で勤行。ゆっくりと、ほんとにゆっくりと山頂を目指す。リュックには5キロの荷物。約30分かけて、中腹の社に到着。そしてそこから約40分かけて、山頂の金峯山神社に。都合1時間10分の道のりであった。

こんなペースではとても奥駈など行けないのだが、このところの我が身の怠惰ぶりを振り返れば、無理せず、ともかくゆっくり昇ることをこころがけた。

山頂で勤行をはじめると、ゴォゴォと風がなった。

久しぶりの来訪に、金峯山の神々が答えてくれているようで、実は号泣してしまった。ちょっと情けなくなった。

下りは普段だと、30分ほどで降りるが、今回は下りもゆっくりと降った。午後3時、もとの水分神社で勤行をすると、やはり空で風が鳴っていた。

やはり、私は山伏なんだなあと、漫然と思い知らされた前行となった。ありがたいのか、情けないのか・・・・。それには、弥山の神々はなにも答えてくれなかったように感じた。こんなんじゃ、奥駈、行けないねえ。

写真は水分神社。中腹の社。山頂の金峯山神社とその扁額。

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