講演録上梓…『龍谷大学仏教学叢書3』
2年前に母校龍谷大学で講義させていただいた内容が、講演録となり、このほど上梓してもらった。龍谷大学仏教学叢書3「天台~比叡に響く仏の声」という新刊書である。
叡山の清原前執行や叡山学院で同窓だった千日行者藤波阿闍梨や小林祖承僧正など叡岳の高僧にまじって、私は修験道について話している。
「天台修験の教義と実践」という表題がついた一文だが、表題のような難しい話ではなく、毎度同じの、私なりの修験道論である。
難しい話は恩師の浅田正博先生や末木博士にお任せして、なるべくわかりやすいお話をしたつもりだが、読み返すと私だけ少々違和感がある。比叡山の僧侶ではないことも一因だけど、「天台」の話をしていないことが大いに気になった。まあ、仕方がない。
よろしければお求め下さい。ほかの先生方の論考や高僧たちの修行談は素晴らしいですから。自照社出版刊。税別・2400円。
追伸 講演録は実は来月も別の出版社から活字になる。またお知らせします。7割方内容は一緒ですが・・・(^_^;)
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