57歳の1日。感謝です。
27日で57歳になった。
実は昨年10月に母を亡くし、生まれて初めて父も母もいない誕生日を迎えた。
お誕生日には親に「産んでくれてありがとう・・」を言いましょうと、友人の誕生日にはそう言い続けてきた。だが、ほんとのことを言うと、自分ではなかなか親に言えなかった。それでも父を亡くしてからは、小さい声ながら母には言ってきた。
でもなんだか母も照れくさいようで、いつも会話にならなかったように思う。
昨年は母は病院暮らしが続いていたせいか、少し惚けていて、折角ちゃんと言ったのに、とんちんかんな返事しかくれなかった。そのときはちょっとがっかりしたが、今となれば、言っておいてよかったと今は思う。親のいない誕生日。56までいてくれたことは幸せなのだとも思う。
今年はいうべき相手がいない分、FBやツイッターやミクシイなど、たくさんのネットツールで、人生最大の人々から、お祝いを言ってもらった。親はいなくなったけど、有り難い誕生日であった。深謝である。
この56歳の1年、いろんな人に出会い、いろんな事があった。じんわりと心にしみている。そして母の死を含めて、57年の人生も振り返って、感慨深い一日となった。
もう20年以上単身赴任中だが、出来るだけ、この日は家に帰るようにしている。ただだんだん、帰れなくなったのも事実で、今年も帰れなかった。そんなわけで、夜は、桜井にいる長女といっしょに、バースデーディナーを祝った(写真)。
忙しくてなかなか大変な一日だったが、とてもよい57歳バースデーの一日を過ごさせていただいた。ともかく感謝です。
そしてこれからもよろしく、です。
« 新刊「学べる、世界遺産の本」刊行とシンポ(9月1日)出演のお知らせ | トップページ | 辞任1号。 »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
お誕生日、おめでとうございます! 先生の更なる御活躍とリーダーシップに期待!です。
…と申しましたが、お写真を拝見して…先生、少しお痩せになられましたか?…この夏も異様な暑さ(暑いだけではなく+αの何かイヤな翳り)が続いております。
かくいう私も炎天下、広沢の池の周りを走っていてブッ倒れ、嫌だ嫌だアレは深刻な状態の方だけが乗るものだとの抵抗も虚しくお巡りさんに取り押さえられ、生まれて初めて救急車の御用に。
脱水症状から急性の尿毒症になって意識混濁、これまた生まれて初めて意識を失ったのですから、熱中症というのも怖い。
いや、中年の自己過信が一番怖い。
先生にはこれからも頑張って我々小僧どもを引っ張っていって頂きたいですが、先生あっての先生です。まずは御自愛の程を。…本当に…心から。
合掌
投稿: 高野の若造 | 2012年8月28日 (火) 00時41分
少々遅れましたが、お誕生日おめでとうございます;:゙;`(゚∀゚)`;:゙
久しぶりにコメントさせていただきました。
まだ吉野へ参拝できないでいますが、いつの日にかは…
相変わらず、お忙しそうですが御身体御自愛しつつ、日本復興のため拝んで下さい。
投稿: 山伏ファン | 2012年8月28日 (火) 16時06分
みなさん、有り難うございます。
高野のわかさま・・・熱中症、お見舞い申し上げます。
山伏ファンさま、是非吉野山においでください。
投稿: 吉野山人 | 2012年8月28日 (火) 16時19分
お誕生日、おめでとうございます。以前より金峯山寺では何度かお目にかかっております。お話したことはありません。どうぞこれからも日本修験を世界に向かって発信してください。陰ながら応援いたします(^^)/
投稿: 千葉の優婆塞 | 2012年8月28日 (火) 21時32分