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「血」

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私は、酔った勢いで、たまに電話魔になるときはあるが、基本、電話は苦手である。

その代わり、文章を書くのは好きで、下手ながら、こまめに書く。書くことはさほどいとわないのである。

先日も新幹線の中で、ぼんやりとしていたら、急に書きたくなったので、駄文を書いてみた。「血」である。

よろしければご笑覧ください。

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「血」

父は頭の良い人だった。頭の回転が速かった。その分、鋭すぎるところがあった。

母は馬鹿ではなかったが、どちらかというと、ちまちましたことが嫌いで、おおらかな人だった。幼い頃から苦労をしたわりに、自分勝手なところはあったが、度量の大きい人だったように思う。

私は父ほど頭の回転は速くないし、母ほど度量があるわけではないが、ほどほどに二人の血を受け継いでいるように思う。

父はケチで、そういうところは私の方が受け継いで、弟は母の気前のよさを受け継いでいるが、全体を見ると、最近は弟の方が父に似てきて、私の方が母に似て来ているような気がする。

たぶん、弟は弟で、気前の良さはみとめるにしても、私と反対のことを思っているかも知れない。

いづれにしても、「血」というのは嘘をつかないと、父と母を亡くしてみて、時間が過ぎゆくほどに、つくづくそう思う。

父は私の歳で、新寺の建立を発願して、成し遂げた。ちょうど寺建立の寄進活動の最中にオイルショックがあり、大変苦労したようだ。そういう意味では父も母も一生涯、お金に縁のない人生を送った。その辺は遺伝ではないはずだが、裕福な弟とちがって、私だけ貧乏性を受け継いでしまったようだ。

とはいえ、父も母も上々の人生を送ったのではないかと思う。

ほかのことは似ていなくても、そういう人生を受け継ぐことが出来たら、なによりの幸せなのだろう。

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追伸 写真は私の血を引く息子の小さいとき。ちょっと自分に似ていると思うね。

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コメント

親の因果が子に巡る・・・ 周囲にお役立ち、的なことを心がける人生ならば、先祖が必ず守ってくださる!! 蔵王権現さま=過去現在未来 に何かしてくれるかもしれないが、基本は自分の心しか頼れないのだな・・・と思うこのごろです。今日のお話、一つ違いの弟がいますので、ふと書きたくなりました。ありがとうございます!(^^)!

親の因果は子に報わない、ってのが仏教の教えですが、日本人にはわかりにくい。過去現在未来の三世救済は仏教にはない教え・・・仏教は 原理として二世安楽です。つまり過去世は問題にしないのですが、日本人には三世救済がこの土地に生きる意味だと、最近、思います。蔵王権現、三体の前で、ひれ伏すたびにそう思えてくるのです。

仏教原理のいうとおり、親の因果が子に報いても報わなくても、私はTBさんの仰せの通り、「周囲にお役立ち、的なことを心がける人生ならば、先祖が必ず守ってくださる」と思います。

コメ、ありがとうございました。

御子息さま、かわゆい〜 (^o^)
まるで山人先生の良いところだけを残して、知的でつぶらな瞳やスマートさをプラスした、けがれない輝きのよう…。
…でも何故か、確かに山人先生と笑顔がそっくりなんですね!
…雪が降ってきました。

高野若さん、コメントありがとうございます。

ゆ、雪が降ってきた…で終わっているところがすごい!

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