気がつけば秋・・・。
気がつけば秋・・・。
春、夏・・・思うようにならない人生をまた改めて思い知った私には、この秋の色合いは少し哀しいけれど、その分、人に優しくなれそうな気がして、肌寒い夕暮れに、心を秋の黄昏色に染めている。
問題ばかりを抱える人生より、より多くの人のために、なにを出来るか、そう考えることもあってもよいのだと思う。・・・でも、つい、自分にあまえたくなる秋であり、そんな自分を突き放したくなる秋である。
もちろん、他人が思う以上に内実は猥雑な私だが、その猥雑さの中にこそ、人生の真理をみていたいと思って生きてきた。そう、そういう生き様が性分に合っている。
それでも、齢を経ること57年。そろそろ気づきなさい!といわれているようにも思う。
今年は娘や息子たちにもいろんなことがあり、それぞれがそれなりに乗り越えようと頑張った姿を見た。
母の一周忌も終えた。
そんないろいろなことが重なり合いながら、今年も秋の訪れを感じる、ちょっとセンチなこの頃である。
« 我が儘をさせていただきました…「亡き母の供養」 | トップページ | ザ・ファイナル »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント