あなたの一票がこの国の未来を決めます???
明日は衆議院議員選挙。
「あなたの一票がこの国の未来を決めます!」って言われている。
議会制民主主義の日本だから、それはそうなんだろうけど・・・。
正直、そんな責任負えないよ。わたしゃ、自分の生活で精一杯。家族を守り、仕事をやり遂げ、庶民のひそやかな癒やしのひとときを大事にする。・・・そんな庶民の暮らしがだめなはずはないし、そんな私の一票が日本の未来を決めるっていわれてもねえ、それってしんどいよね。
とりあえず明日は投票に行こうと思うが・・・さてさて。
前々回の選挙は郵政選挙だった。僕は小泉改革反対論者だったので、少し民主党を応援した。・・・いまだに2チャンネルの書き込みで、吉野山人は民主党支持者だって書かれているのを見かけるが、民主党支持者ってわけじゃなかった。
前回の選挙は、どう考えても自民党が負けすぎる感があったので、負け過ぎちゃ、むちゃくちゃになると危惧をして、自民党を応援したが、やはり負けすぎた。もう解党寸前のていたらくだったよね。
で、民主党政権になったが、結果はどうだったのか・・・。自民党時代よりよくなった部分はきっとあるのだろうけど、国民が目にする部分でよくなったことはほとんどなかったように、みんなは感じているだろう。
官僚支配、硬直化した日本の戦後体制は変革期にきているのは間違いないし、国民がそれを望んで政権交代をした。
だけど・・・このままの政権で良いかと言われると、きっと国民は今回ノーというのだろう。
ほんとは以前の自民党政治に戻しちゃいけないことはたくさんあるはずなのに・・。
原発は基本廃止だよ。フクシマで安全神話は崩壊して、嘘だったとわかったから、全国民的議論で、どうやって、原発依存脱却や、廃炉の問題に向き合っていくかしか、ない。そのための再稼働だって、安倍さんは言っているのかも知れないけど、それって、昔の自民党政治に逆戻りだもんね。
原発は経済の問題もあるけど、なるだけ早めに卒業するべきなのは明白だよ。核廃棄物の処理だって、目処がつかないどころか、あと10年20年先にはどうしよう無くなるし、今動いている原発も耐久年数でいずれは止めないといけない。くわえて災害日本の地震の問題、津波の問題はなんともしようがない。
もう、とめようよ、安倍さん。とめるためのこの国のシステムや、技術開発に総力をあげようよ。
今、自民党に入れると、再稼働までOKしたことになっちゃうのがおかしいなあ。
で・・・、どこにいれるのか。
日本維新の会に期待したり、ちょっと前はみんなの党に期待したり、国民もばかじゃないから、いろいろ悩んでいるけど、言っていることがちぐはぐだったり、怪しかったり、あぶなかったり、なんだかどれにも踏み出せない。卒原発は、日本未来の党だけど、嘉田さんが過去に言っていたことを知ると、それってどうよ?って想ってしまう。
かといって、共産党や社民党や公明党や幸福実現党は僕はいやだ。
減税日本(名前変わったけど・・・)とか日本新党(ちがったけ、田中康夫さんのとこ)とか、新党改革とか新党大地とか、ほかにもいろいろあるけど、へたすりゃ死に票になるだけのようにも想うし。白票よりましだろ、って友人が言っていたなあ。
う゛ぁーーーー!って叫びが全国から聞こえているように想うのは私だけではない、かもしれない。
ところで、これって公職選挙法に抵触するのかなあ。ネット上でなにか書くと公職選挙法違反ってことになったら、暗黒政治だねえ。
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コメント
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う゛ぁーーーーー!です、本当に。
また年末になると道路の穴掘りだらけになるのか…も憂鬱ですが、やっぱり原発です。
この期に及んで原発産業・電力会社・原発依存自治体…それから忘れてはならないのは原子力工学や関連分野の諸センセー方の、盗っ人猛々しいこと、いやはや。
少し前にイタリアの地震学者さんたちが、地震予知し損ねて有罪判決を受け、物議を醸しましたが、それで給料までもらって生きてるんだから、当然でしょ? 「趣味」じゃなく、プロなんだから。
祈祷寺さんや行者さんが結果が出せなかったら、どうなりますか?…明日から信者さんがいなくなって路頭に迷いますよね、フツーに。プロなんだから。
ところが、こと原発については、あそこまで行くとこまで行ってしまって国土を汚染し、未来にまで至る生命を傷つけまくっているのに、未だに責任感じて自決する者も、今まで浴びるほど潤沢に与えられてきた科研費や給料を返納しようとする者さえも出ていない。現場から逃げ出そうとして、素人の菅にさえ一喝されちゃう始末。
しまいには敦賀で活断層見つけた委員たちに、食ってかかり…。
…おいおい、あんたたち、ホントにプロかよ…。
それとも、趣味でやって、給料盗んでたのか?…甘いよ。
今からでも遅くな…いや、もう相当手遅れなんだが、プロのつもりなら、せめて今からでも命を懸けて償い、励め!
私の「う゛ぁーーーーー!」でした。
投稿: 高野の若造 | 2012年12月15日 (土) 18時51分