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今年の、3月15日午後6時半から、弘法大師の道シンポジウムが開
私もパネリストとして、ト
よろしければお出ましください。
詳しくは奈良県のホームページへ。
→ http://www.pref.nara.jp/
阪神大震災は一周忌以来、全日本仏教青年会の副理事長として、本宗の青年会のみ
... 18年はあっという間でしたね。
*写真は7年前の慰霊行脚。
すいません・・・
金峯山寺による「修験道のこと、全て教えます講座」をご案内していますが、まだ半月以上前なのに、1月26日の私が担当する第一回講座は、すでに数日前からソルドアウトになっているもようです。
ほんとに申し訳ありません。
定員70名なので、ご希望の方はお早めにお願いします。
講座は毎月第4土曜日で、毎月テーマと講師が変わります。
公式サイト↓ 参照。
昨日書き込みアップしましたが、今年の秘仏本尊蔵王権現さまご開帳は3月30日から70日間行われます。
で、ご開帳されていないときは寂しい!っていう多くの参拝者のお声にお答えして、実はこのお正月から、秘仏蔵王権現さまと直接結縁五色紐で繋がった「蔵王三鈷」を本堂外陣のご本尊御宝前に安置しました。
この「蔵王三鈷」は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録や、金峯山寺と高野山金剛峯寺及び奈良県などで合同して行っている「高野山開創の道プロジェクト」を通じて、ここ数年、金峯山寺と関係の深まっている金剛峯寺との「友好の証」として、造立された由緒深い三鈷杵(密教の法具)です。昨年秋に、蔵王権現さまのご神木である山桜材による約1メートルの巨大な三鈷杵が制作されました。
金剛峯寺では高野山開創1200年記念として、ケヤキ、ヒノキ製の巨大な三鈷杵が作られ、一昨年には同型の山桜材「蔵王三鈷」が、開創1200年の慶讃の心を込めて、金峯山寺から金剛峯寺に奉納されています。
・・・そういういわれのある三鈷杵なのですが、この三鈷杵と秘仏蔵王権現様の中尊とを、五色の結縁紐で繋ぎ、参拝のみなさまに直接触っていただくことで、更に蔵王権現様のとのご縁を広げていただこうと設置されました。
是非、ご参拝のみなさまには御宝前向かって右に設置された「蔵王三鈷」のコーナーでご神木の三鈷杵を撫でていただいて、権現様をじかに感じていただければと思います。
「平成25年の蔵王権現ご開帳」
今年は3月30日から6月9日まで70日間(なお今年は秋のご開帳の予定はありません)開催致します。
金峯山寺では昨年より国宝・仁王門平成の大修理を本格的に推し進めることとなり、その浄財勧進のために、本堂蔵王堂の秘仏・金剛蔵王大権現像三体(重文)を向こう10年間にわたって、毎年一定期間、ご開帳を申し上げています。
修理される仁王門は寺内で現存する建造物の中で一番古く、延元3年(1338)頃の再建で、ユネスコの世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成物件として世界遺産登録も受けています。
その仁王門修理勧進のご本尊ご開帳は今年が第3期となります。
このご開帳期間に併せて井賀孝写真展「山をはしる~修験の世界をゆく~」も本地堂で併設されることになっています。
是非今年も蔵王権現様に会いに来て下さい。
「薬師寺・月例まほろば塾に山人登場!」
今日の読売新聞奈良版に、1月20日の薬師寺「月例まほろば塾」(読売新聞社後援)が紹介されました。
講師は不肖吉野山人さんです。
まあ、わたしはバカなので頼まれればどこにでも行くわけですが、今回はあの有名なまほろば塾。少々荷が重いなあと思っています。
2週間先の講演が記事になるというのは、まだ人の集まりが悪いのかなあと・・・・いささか心配ですので、お暇な方で、ご奇特なみなさまには是非お出ましをいただければと念じます。
詳しくは記事または以下のサイトをご参照ください。
http://www.mahoroba21.jp/activity/details/current_year/nara_annai.html
「賀正」
平成25年は暦の上では、五黄土星中宮癸巳の年を迎えます。五黄は九星盤の真ん中に位置し、それぞれの星もまた定位(元の位置)に座るところとなり、性象としては、人々に安定を求める心が広がっていきます。それを予見するかのような年末の衆議院選挙の結果でしたが、まだまだ予断は許さない日本の状況です。夏の参議院選挙の結果如何では更なる混迷が心配されます。
この五黄土星は変革の性も持ち合わせた年で、これまでなかなか進まなかった改革が一気に改変される可能性も内蔵しています。国防軍の創設、憲法の改憲など、積年のいろんな課題が本年をきっかけに論議されることでしょう。
政治の話はさておき、私たち宗教者は、宗教者として、社会のあり方に関わっていく責務を問われる一年になると思われます。原発再稼働の問題など、自然との向き合い方について、役行者以来、千三百年にわたって伝えてきた我々修験道の智慧と伝統を発揮するべき時だとも思います。
昨年12月に、日本を代表するミュージシャンの一人である坂本龍一さんからの呼びかけに応じて、私は原発に関するメッセージをインターネット上に掲載しました。以下、抜粋して紹介します。
…物質文明社会の豊かさを享受しようとすれば資源が必要でしょう。しかし、かけがえのない自然を壊してまで、手にしたものが本当に私たちを幸せにするかどうか。ヒロシマ・ナガサキの原爆。・・・そしてフクシマの原発事故。人類史上、希有なまでの辛い経験をした日本だからこそ、美しい国土を守る、宝物ような地球守る、…そのための智慧を、私達は発揮しなければならないのです。経済的な繁栄とか、ものの豊かさのために、全てを失うような、システムや科学技術はもういいんじゃないですか?大自然の中に神を見、仏を敬い、自然への畏怖と畏敬の心を守り伝えてきた日本という智慧が産んだ山伏からの、お願いです」(フェイスブック「政治家のみなさんへ」http://skmtsocial.tumblr.com/post/36986652509/3-11)
五黄が中宮に帰る九星盤の基本になる今年。暦の上でも大きな始まりの年を迎えました。間違いなく、日本のあり方を根幹から問い直される一年になると思います。蔵王権現様の慈悲と怒りがこの国の有り様をしかと見つめておられるということを心に置いて、私たち修験の徒は正しく進んで行かねばならないと、思っています。皆さん、頑張りましょう!
新年明けましておめでとうございます。
毎々ご愛読をいただき、感謝致します。つたない文章におつき合いいただく、全国各地の奇特な皆様方に支えられて、今年もときどき書かせていただこうと思います故、変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。
宗教情報月刊誌『大法輪』2月号(1月8日発売)が届きました。
2月号では「玉岡かおるさんが行く金峯山寺 ・ 聖護院門跡」としてトップ口絵画像で、金峯山寺が紹介さ
口絵の写真は依頼されて、山伏姿になっています。サービス旺盛ですよね。
実は取材に見えた玉岡さんとは、以前もラジオ関西の取材を受けた間柄で、少し知り合っていたので、気楽にお話しが出来ました。またサービスのご依頼もあったわけです・・・。
写真はへん顔の私ですが、玉岡さんに、蔵王堂と
取材が11月末だったので
よろしければご覧下さい。
大法輪 http://www.daihorin-kaku.com/magazine/naiyou/D2013-02.html
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