『神と仏と日本のこころ一修験道の真実と未来』
明後日4月1日に、奈良県庁内の記者クラブで、記者発表をしますが、エイプリルフールになってもいけないので、先だって告知をします。
今年の5月14日に金峯山寺で奈良県宗教者フォーラム第10回記念大会を開催することになりました。修験道三部作の最終年ですので、第8回大会に引き続いて、私が実行委員長を務めさせていただきます。一般参加者を募っております。定員300名ですが、宗教者関係枠が100名ほどですので、一般枠は200名ほどです。申し込み締め切りは4月15日と目の前です。ちょっとこのところごたごた続きでなかなかほかのことまで手が回りませんでした。すいません。
ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。詳細は以下。
□奈良県宗教者フォーラム第10回記念大会
「神と仏と日本のこころ~修験道の真実と未来」
○趣旨(願い)
奈良県宗教者フォーラム実行委員会では、毎年、日本のこころと宗教の役割を考える宗教者のフォーラムを開催してきました。これまで、日本の風土が持つ特性や、日本人の文化、伝統、精神性を見つめ直し、現代社会が忘れた日本のこころ、信仰を取り戻すことを共に願い、宗教的情操教育、宗教心の涵養、現代社会における救い、奈良に伝わる神仏習合の伝統、修験道を取り上げ、学びを深めてきました。
本年は、修験道最終章として、『神と仏と日本のこころ一修験道の真実と未来』をテーマに、宮廷貴族の修験、庶民習俗の中の修験、日本及び世界の中の修験を通して神仏を敬い、自然とともに生きてきた先祖の姿に調和や共生を学び、現代社会が受け継ぐべき日本のこころを皆さまとともに考えていきたいと思います。
・願い
混迷する地球現代の中で、日本宗教のあけぼのの地でもある奈良から宗教の果たせる役割を探ります。
日本文化の表層をなす「共生」や「和」の精神が育まれた奈良の地。
対立ではなく、多様性を尊重する「信仰聖地」として、アジア、そして世界へ平和の光を発信することを願います。
○主催・後援
(1)主催:奈良県宗教者フォーラム実行委員会
(2)後援:奈良県・吉野町
○フォーラムの内容
(1)平和祈願祭
①日 時:平成25年5月14日(火) 12時30分~14時20分(受付11時30分~12時30分)
②集 合:吉野山ふるさとセンター前
③会 場:金峯山寺蔵王堂庭前大護摩道場
④参加者:宗教者、一般公募参加者(参加費無料)
⑤主なプログラム
・整列 吉野山ふるさとセンター前
・行道(法螺衆先導) 吉野山ふるさとセンター前~蔵王堂
・本堂勤行
・入道場
・着席
・大護摩供開式
・大護摩供前作法 山伏問答 法弓・法剣結界
・「平和の祈りのメッセージ」奏上
・大護摩供修法
・終了・破檀
・退出 (蔵王堂~吉野山ふるさとセンター前)
○シンポジウム
①日 時:平成25年5月14日(火)14時50分~17時頃 (開場:14時、開演:14時50分)
②会 場:吉野山ふるさとセンター
③来 賓:来賓として県知事・吉野町長を招待し、祝辞を頂戴する。
④参加者:定員300名、宗教者(参加費3千円)、一般公募参加者(参加費千円)
⑤主なプログラム
【開会挨拶】実行委員長 田中 利典(金峯山寺執行長)
【シンポジウム】 「修験道の真実と未来」
・パネリスト 宮城 泰年 本山修験宗聖護院門跡 「宮廷貴族の中の修験」
岡本 彰夫 春日大社権宮司 「庶民習俗の中の修験」
正木 晃 宗教学者 「日本及び世界の中の修験」
・コーディネータ 田中 利典 金峯山寺執行長
○申し込み
申込方法:住所、氏名、電話番号を明記の上、下記事務局宛に往復はがきでお申し込み下さい。
締 切 :平成25年4月15日(月)必着 *20日頃までは受付可能です。たぶん??
申込先 :奈良県宗教者フォーラム事務局
〒634-0007 奈良県橿原市葛本町805 立正佼成会奈良教会
電話:0744-23-6900 FAX:0744-23-3858
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