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南北朝時代の吉野 吉野はなぜ 朝廷たり得たのか

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今月号の「月刊大和路ならら」南朝特集:青葉繁れる南朝の舞台をゆく号でインタビューを受けた取材記事が掲載されています。
カラー口絵写真のあと、記事の冒頭に出していただきました。

「金峯山修験本宗宗務総長 田中利典さんに聞く 南北朝時代の吉野 吉野はなぜ 朝廷たり得たのか」

... ちょっと写真が、なんていうか、ヘン顔ですが・・(^_^;)

よろしければ、ご笑覧ください。独自の自説を丁寧に聞いていただきました。

ならら公式サイト→http://www.narara.co.jp/

以下・・・記事の冒頭を紹介します。

*****************

―古くから神仙境として日本人の精神的な聖地とされてき
た吉野。とりわけ朝廷が置かれた南北朝時代の吉野は特別
な存在だったと思いますが。

 倭と呼ばれていたこの列島が、国名を日本と呼称するようになるのは7世紀後半の天武天皇の時代からですね。その天武天皇が大海人皇子として近江朝廷と戦った壬申の乱(672年)は、この吉野での挙兵からはじまりました。その意味で、日本という国家は吉野からはじまったといえなくもありません。そしてその国名は一度も変わらず現在まで1300年以上にわたって使われています。こんな国は世界中にありません。そしてその間に、国が分裂したのは一度だけです。他のどんな国でもさかんに離散集合を繰り返していますが、日本の場合は一度だけ、それが南北朝時代です。京都の北朝に対して、後醍醐天皇が吉野に入って立てられた南朝。60年近くにわたって都が二つ存在したわけで、こんなことは日本史上、このときしかありません・・・・以下詳細は本誌へ。

****************

私の記事はともかく、南朝について詳細に取材されていて、大変面白い内容です。オススメします。
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