« 南北朝時代の吉野 吉野はなぜ 朝廷たり得たのか | トップページ | 蔵王権現入門「蔵王権現さまのお話し」 »

シリーズ・山人の自薦書籍⑲:マンガ『役行者さま』

10463_501837353215592_1883784984_n


シリーズ「山人の自薦書籍」・・・いろんなお陰様で、私は自著以外でもたくさんの関連書籍を出していただいています。

今日は第19弾です。
⑲『役行者さま(マンガ)』1993年 金峯山寺刊 定価1000円

http://homepage3.nifty.com/enno-f/syoseki_1.htm

役行者1300年大遠忌(平成12年執行)を慶讃記念して製作された役行者のマンガ本。制作途中で担当出版社が倒産するというアクシデントを乗り越えて、完成する。私が原作者のチョンギ氏と一緒に監修と編集校正を担当した労作。完成原稿を以て、出入りの印刷所に行きましたが、マンガの吹き出しに文字を入れるのがなれていない印刷所だったので、ほんとに苦労をしました。

平成16年に再版。そして今年表紙を一新して三版を出版。

なお市販されていないので、さすがのAmazonにもありませんでした。金峯山寺で販売しています。電話受付もしていますので。。

以下、三版のあとがきを転記します。

******************

「あとがき」

マンガ『役行者さま』は平成十二年にお迎えした役行者1300年大遠忌に際し編集刊行し、平成十六年には金峯山寺が「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界文化遺産に登録されたのを記念して、再版されました。

その再版本も絶版となり、長らく復刻が待たれていましたが、このたびようやく、表紙デザインを一新して、三版の出版となりました。

役行者千三百年大遠忌を機に「修験道ルネッサンス」を提唱し、以来十三年を数えます。その間、混迷を極める現代社会において、いよいよ修験道の興隆に注目が集まっているように感じています。

開祖役行者の生涯とその教えを描いた本書の復刻は、済世利民を目指す験門の更なる発展に繋がることと確信し、併せて役行者報恩への一助となればと念ずる次第です。    合掌

           平成二十五年四月一日
            総本山金峯山寺 執行長 田中利典

« 南北朝時代の吉野 吉野はなぜ 朝廷たり得たのか | トップページ | 蔵王権現入門「蔵王権現さまのお話し」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

本・著作

最近のトラックバック

Twitter

  • Follow me
  • Twitter
    TwitterPowered by 119
2022年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ