11月3日は林南院開山40周年記念大祭・・・是非!ご参拝下さい。
表題の林南院とは京都府下綾部という片田舎にある私の自坊のことである。
その自坊が今年で開山40周年を迎える。
昭和49年、亡父は、約25年の長きにわたり主管を勤めてきた金峯山寺末の某教会を辞して、自分の家を解体し、その地に、信者様の支援を得て新寺「大容山林南院」を建立する。それから40年・・・。その間、多くの人に支えられてきた。ありがたいばかりである。
平成13年7月に父は85歳で亡くなった。同年4月から金峯山修験本宗の宗務総長に就いていた私だったが、父のあとを嗣いで、第2世の住職となった。
さて、父の代は年間1000人を越える人々にお会いし、また月参りや加持祈祷の出張も年間で100軒を数えるなど、寺門は大いに興隆していたが、私の代になってからは、単身赴任で宗務総長の仕事を勤めるという激務?の傍らということもあり、すっかり自坊の法務はさぼってしまっている。信者様と会うのは年間80人足らず、出張も20軒にも満たないようなことになったのである。まあ往時の10分の1以下となった・・・。
必然的に毎月3日と19日に行っている月例護摩祭の参拝者も激減。また秋と節分に開催する年次大祭もチョー激減した。それでも、毎年11月3日に行う大護摩供大祭には今も70人くらいはなんとか来て頂いている。父の往時は150~200人はいたから、半分であるが、でも、日常の法務が10分の1以下なのだから、よくお参りしていただいているものだと、心底、感謝している。 ・・・ちょっとさぼりすぎですが。
そういう感謝を込めての、今年40周年記念大祭。11月3日午前10時半からの執行。
↑ という文章は実は5年前の35周年でブログに書いたものとほぼ同じ。数は更に減っているから、反省のあとも見あたらない始末である。
でもまあ、もしよろしければ40周年祭に、お参りしてやって下さい。
金峯山修験精鋭の行者さんに集っていただき、午前中は法華三昧法要と法話、午後からは恒例の採灯大護摩供と、修験道の秘法火渡り・火生三昧も行います。金峯山修験の精鋭の行者さんに集まってもらいます。
更に思い切って着手した「石の大鳥居建立」や、テントの新調、脳天堂庇の改修などの40周年記念事業の完成披露も行います。
なお参拝者にはお昼ご飯の接待や、40周年記念参拝品も今年は特別に用意しておりますので・・・。
詳しくは林南院HPまで↓
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