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今夜は、奈良駅前・近鉄ビル内のクラブツーリズムで開催された今年最初の南都和
この、南都和唱会に参加させていただくようになって、足かけ15年以上になるかもしれない・・・そして、今回、つくづく星霜を感じた。
少し会の雰囲気もかわってきたのは、時代なのだと思う。今回は特にエージェント主催ということもあったかもしれない。主催団体でその都度いろんな色が出るのがこの会の良さだったとも思うのだが・・・。
ただ実際南都からの参加がほとんどない。今回は南都7大寺では西大寺さんだけだった。最近とみに減っていたが、奈良市内での会でここまで南都のお寺がきていないのは、それなりの意味があるのだと、つくづくと感じ、・・・もちろん、私は南都の僧侶ではないのだが、そろそろ、もうこの会はいいのかなあと思った。
紹介して頂いた奈良交通の北田社長や三輪そうめんの山本社長など、たくさんの人にお世話になって、金峯山寺でも開催をさせていただいたことがあったし、いろんな人と交わり、社交として、学ぶことも多かった。
いろんな出会いに、深く感謝している。
でも、やっぱ、なんか違うなあと思った、今回だった。
今ふたたびの奈良・吉野へ・・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=L3muEWk8brg...
↑ 2年前の、JR東海のテレビコマーシャルです。
この年は実は東京スカイツリーの営業開始時期と、東海さんのCMが重なって、
実は関西ではほとんど流れていません。関東では抜群の話題となったのに。
まだご覧になっていない方は是非。
今年は3月29日から6月8日まで、蔵王堂秘仏御本尊金剛蔵王権現さまの
ご開帳が行われます。
ご存じのように、今年は世界遺産登録10周年を迎えます。
おまたせしました・・・って誰も待っていないでしょうが(^_^;) へへ・・。
吉野の地域情報を発信している「吉野スタイル/吉野な人50人・・・今日のヨシノさん」に出ました。
少し前の取材でしたが、うまくまとめていただいています。
http://yoshinostyle.jp/contents/hibinokoto/2014/01/27/tanakaritensan/
よろしければご覧下さい。
顔は笑っているやら泣いているやらわからんような、ややこし、ちょいと恥ずかしい写真ですが。。
『霊峰富士の力 日本人がFUJISANの虜になる理由 』(講談社プラスアルファ新書) [新書] 加門 七海 (著)
→ http://www.amazon.co.jp/dp/4062728362/ref=cm_sw_r_fa_dp_X324sb0B0BSZ8
『うわさの人物』(集英社刊)という本でインタビュー取材を受けて以来、親交が続いている加門七海先生から、新刊本が送られてきた本である。
書き出しのところで、「ご来光は山頂からは拝めない」という話にうなづいた。3年前に金峯山寺で富士山登拝をしたときに素晴らしいご来光を拝んだが、やはりそこは山頂ではなく、九号目手前あたりだったことを思い出す。
富士山に興味のある方は、是非!!
***ちなみに下の写真はそのときの、富士山からのご来光です。
今日は一日、金峯山寺は大忙しです。
午後から本山では修験講習会。・・・これは私の担当。
大阪ではあべのハルカスのジュンク堂で、絵本「鬼と行者さま」の発売記念イベント。
鬼と行者が鬼踊りを披露し、執行長が法話。そして作画の松田先生のサイン会が開かれます。 →https://www.facebook.com/KominikePublication
お近くの方はお子様連れでどうぞ・・・。
夕方の奈良公園では若草山の山焼きに、法螺師隊が松明行列の先導役で出仕。
行かれる方は法螺師に注目してください。
*
*
ともかく今日は・・・ 三班に別れて、大活躍です。
昨日一日、部屋に籠もって、原稿書きに精を出した。
今朝、なんとか、とりあえず、指定枚数の原稿用紙13枚分は書き終えた。まあ、最終の締め切りはまだ少し先なので、しばらく寝かせて、熟成させます。
でも、今回も自分の才能のなさを思い知らされたなあ(@_@)
大体、原稿を依頼されると断ることを知らない。どんなものでも受けてしまう癖がある。才能はないから、書き終えて、よく考えると、原稿を書いたというより、恥をかいたと言う方が正しいのだが・・・。
懲りない性格である。そして、今回も悪戦苦闘だった。
ちなみに今回の原稿は4月8日に開幕する大阪市立美術館:世界遺産登録10周年記念展覧会「山の神仏展」の図録用のもの。
展覧会の内容や、4月19日の東大寺別当vs高野山座主の関連シンポなどの告知は以下にあります。
http://www.osaka-art-museum.jp/・・・/deities-of-the-mountains/
是非展覧会にはおいで下さい。出来たら図録もお買い求めいただくと、拙文に出会えます。(^_^)v
今年は紀伊山地の霊場と参詣道の世界文化遺産登録10周年です。
その公式サイトが開設されました。
その中、奈良県・吉野大峯の分野は私がお話をしています。・・・「まつわる観」のビデオです。よろしければご覧下さい。
結構、恥ずかしいですが、折角ですから・・・拡散希望!!
サイトは以下。
新年明けましておめでとうございます。
今年最初のブログ更新です。
年末に、金峯山寺の絵本シリーズ第三弾「鬼と行者さま」が上梓されました。 帯の推薦文は茂木健一郎先生に書いて頂きました。
まだご存じない方は是非、ご購入ください。 ************ 本はコミニケ出版から出ています。全国発売です。 詳しくは http://www.amazon.co.jp/dp/4903841103/ref=cm_sw_r_fa_dp_q20Xsb088QWXY
また、この絵本シリーズの後書きは全部、私が書いています。
この「鬼と行者さま」も書きました。以下、よろしければ、参照ください。...
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「あとがき」
鬼にもいろんな鬼があります。辞書によれば、鬼には「恐るべき他界者の意義を中心に、(一)異形醜悪、(二)超人超能力者、(三)邪神、(四)亡者、(五)異族など」(『日本大百科全書』引用)があるといいます。一般には災いをもたらす悪い鬼ばかりを想像しますが、秋田のナマハゲや岩手のスネカのように、時には幸福をもたらす類の、善い鬼もあるのだそうです。
ところで金峯山寺の鬼はどんな鬼か?というと、ご開祖の役行者に調伏され、後に、役行者の侍者として付き従った、夫婦の鬼です。名前は前鬼・後鬼といいます。その鬼夫婦が、役行者の弟子となった由来の説話を今回は絵本にしました。
さて、前作の『蛙とび』では、金峯山寺の伝統行事「蓮華会・蛙飛び行事」の中に出る大青蛙の話を絵本にしましたが、蓮華会に登場する大青蛙の着ぐるみと同じように、もう一つの伝統行事「節分会・鬼火の祭典」では、赤・青(ホントは緑色)・黒の、三色の鬼の着ぐるみが活躍します。考えてみれば金峯山寺は、着ぐるみのよく出てくるお寺です。
この行事の最初、鬼達は堂内狭しと暴れ回り、クライマックスでは、着ぐるみの鬼達に「福は内、鬼も内~」と豆が撒かれ、鬼は降参して平身低頭します。「福は内、鬼も内~」が金峯山寺独特の豆まきなのです。その由来は今回の絵本の主題である、役行者が夫婦の鬼を法力で懲らしめ諭し、改心させた後、弟子としたという説話がもとになっています。
節分の日、全国各地で「鬼は外~」と追いやられた可哀相な鬼達を、「鬼も内~」と蔵王堂に集め、役行者の慈悲で救うというモチーフで、行事は進行するのです。役行者は単に、人の子どもをさらう悪い鬼を懲らしめただけではなく、慈悲を以て弟子とし、そばに置いて、善い鬼となさしめました。ここに役行者の素晴らしさがあります。
前2作同様に作画松田大児さんの柔らかい絵で、そこのところがうまく読者に伝わればと念じてやみません。
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