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「外国人と修験道」

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「外国人と修験道」

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外国人の方も最近は修行においでになりますが、参加して貰うには条件があります。それは日本語ができる人以外は修行には連れて行かないということ。

なぜなら、私たちがフランスに行ってフランスの文化を学ぶ時や、アメリカに行ってアメリカの文化を学ぶ時は、フランス語なり英語なりができないと学べないわけであります。

同じように外国の方が日本に来て、修験道という日本人にさえわかりにくいような日本の文化を学ぶのであれば、まず日本語を勉強しなさい、と思うのです。

またね、日本語を学んでいないと大変危ないのですよ。

修行ではまだ外が暗いうちから歩くのですが、道中、暗闇の中で「段差注意」とか「根っこ注意」とか、注意が飛ぶんです。前にいる人たちは見えますけど、行列の中の人間は見過ごしてしまうので伝令を伝えていかないと、事故に繋がる。

ところでね、一昨年の奥駈修行にドイツ人が来ましてね、途中で伝令が何度もとぎれるのですよ。「何してんねやー」と先達が怒るのです。「いやぁ、ドイツ人が日本語がわからへんから、そこでとぎれて後ろに伝令が行かない。」となったわけです。

これは大変に危ない。このように実際に危ないこともあるので、私たちは参加者はすべからく日本語ができることを前提にしていて、そういう人しか連れて行けないのです。

富士山世界文化遺産国際シンポジウム
-「テーマ・世界遺産と富士山の象徴性パネルディスカッション」より
 於 2008年11月9日 富士市交流プラザ多目的ホール

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