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「前行3日目」

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前行3日目ー4月30日。

今日の一日。

5時前に起床。

5時半、十八道行法修法       於脳天堂

6時半、本堂法楽・法華懺法     於本堂 

9時半、十八道行法修法              於脳天堂

10時40分、本堂法楽・例時作法   於本堂

13時、十八道行法修法       於脳天堂

14時10分 本堂法楽・法華経読誦 於本堂

以下、作務と事務に没頭。

事務の面ではまだまだ準備不足であるが、十八道行法を九座行ずることで、蔵王供に向かう心と体の準備がだいぶ整ってきた。今日で前行は終了である。

いよいよ明日から入行である。 22年前に建てたプレハブを行者坊として、別火精進に入っているが、ともかく22年間、物置だったので、もう耐久年数が来ていて、物をどけて、ベットを入れ、行者坊としての設えをしたが、床が抜けかけているなど、大変なことである。かび臭いし、天井もあやしい。なんとか、50日間、持ってもらわないといけない。

色紙は22年前の千座護摩のときの、満行祝いに故五條順教猊下に揮毫いただいたもの。複写して満行記念に有縁の方々に500枚ほど送ったが、原本は少しシミが出てしまった。22年の年月を感じますね。

22年前のときのように、無事満行をしなくてと念じて、色紙を仰いでいる。

「修行日記/前行2日目ー4月29日」

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「修行日記/前行2日目ー4月29日」

日程は昨日通り。

やっぱり準備が整っていないので、空いた時間にいろいろ雑務に追われる。とくに1座目と2座目があまり時間がないので、食事をするだけで、休息が取れない。幸い家人が道場の支度をやってくれるので、食事はゆっくり出来る。

2座目が終わって、あやべ市民新聞の取材を受ける。行中とは言え、全てを受け入れる気持ちで、やっていくつもり・・・。

2座目のあと、遠来の訪問者あり。東京からきていただいた。

蔵王供祈願のお札がようやく到着。間に合って、よかったです。

「修行日記/前行初日」

「修行日記/前行初日」

今日からいよいよ蔵王供前行。今日はその初日。
行中は日記がわりの備忘録をつけたいと思うが、毎日、アップ出来るかどうかは自信がないです。

今日の一日。

5時すぎに起床。
6時、十八道行法修法        於脳天堂
7時10分、本堂法楽・法華懺法   於本堂 

9時、十八道行法修法               於脳天堂
10時10分、本堂法楽・例時作法   於本堂

11時 奈良から遠来の来客あり。

13時、十八道行法修法       於脳天堂
14時10分 本堂法楽・法華経読誦 於本堂

以下、作務・事務に従事。

なお、食事は2回。精進潔斎である。

本来、修行は午後から入り(初夜座)、翌朝(後夜座)、お昼(日中座)と3座つとめるが常識であるが、今回の蔵王供百座と護摩供は変則で行ずるので、前行として行う十八道行法も朝から3座という変則となった。3日間で9座の前行を行うことになる。

日程をみると、かなり楽なはずだが、実は行に入る前の準備が全然足りていないので、作務も、蔵王供祈祷の事務作業も、ホントに時間に追われている。朝5時起床だったが、就寝が夜12時を回っていたので、始まりなのにもう疲れを感じる。しかも、久しぶりの密行なので、体のリズムが整わず、午前中の2座はかなりしんどかった。

あと2日で、なんとか体を整わせ、事務も終えておかなければならない。

Eテレ「こころの時代/花に祈る 山に祈る」をじっくりと見ました

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昨日の朝放送されたEテレ「こころの時代/花に祈る 山に祈る」をじっくりと見ました。

写真はうちの奥さんがお気に入りの、青虫の話をしているところです。指が青虫を作っています。

放送時間が1時間と、たっぷりありますので、ちょっと朝5時から見るのは、しんどかったですが、録画でじっくりみると、まあまあ、言いたいこと、伝えたいことが、だいたい出ていたのではないかと思っています。

見ていただいた私の周りの方の感想も概ね、上等でした。

再放送は5月2日午後1時からです。見逃した方は是非、ご覧下さい。

自坊の映像も、おもったより、美しく処理されていました。

明日から、蔵王供の前行に入ります。準備がまだまだ整いませんが、前行修行をしながら、正行に入る1日までに完了を目指したいと思います。

SNSも今月末まで。・・・ただ修行日記は、ブログとFBの「化他行蔵王供千願祈祷行」のところにアップしたいと思っています。

いままで、行のたびに紙に日記を書こうとしましたが、うまく続きませんでした。お得意のパソコン入力なら今回はなんとか書き通せると思います。一方通行のアップとなりますが、よろしければお読みください。

「こころの時代」いよいよ明日朝の放送です。

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おはようございます。

自坊での「化他行蔵王供千願祈祷行」も目前となりました。入行まであと6日ですが、遅遅として、準備も、勧進の進展も進まないまま、多忙を極め、今日も東京に来ています。26日夜までは綾部を留守にします。

さていよいよNHKEテレの番組「こころの時代~宗教・人生/花に祈る 山に祈る」放映が、蔵王供修行前行直前の明日4月26日(日)午前5時~6時に放送されます(再放送が5月1日からの蔵王供本行入り直後の2日(土)午後1時~2時)。なかなかリアルタイムでは見にくい時間ですので、録画でもしてみて下さい。

番宣によると「奈良県の吉野山は古来より、桜の名所として知られている。「吉野を埋め尽くす桜はご神木であり、人々の祈りが結集した姿」と語るのは、京都生まれの田中利典さん。吉野にある金峯山寺の僧侶だ。半世紀を超える修験道人生で見えたという、心の世界について聞く。」というような内容となっているそうです。

さてさて・・・。

自坊生活3週間・・・

自坊生活3週間。

まあ、3週間と言っても、じっとしていたわけではなく、九州への出向巡拝や沖縄旅行などがあり、実質は10日あまりしか、いなかっったのですが・・・。九州では10体の蔵王権現様を開眼させていただき、また弟子の棲む辻堂を本宗の非法人寺院に登録する手配をしてきました。離職直後の仕事としては、実りの多い九州行きでした。

さていずれにしても宗務総長職を辞して3週間が立ちますが、いろいろ気づかされる毎日です。足かけ15年間の総長職、そして34年の金峯山寺生活でした。つくづく。よく全うすることが出来たなあと思っています。

近頃、とみに思うのは、「人生は何事も全うすることが大事だ」ということです。教師は教師、公務員は公務員、大工は大工、会社員は会社員・・・それぞれ自分の与えられた人生を、自分の出来る範囲内で全うすることが大変大事だと思っており、そういう意味では私も見事に全う出来ました。それは全うさせてくれた数多くの人々の力と支えがあったからだと改めて感謝しております。職場や友人・知人や取り巻く社会の人々だけではなく、家族も当然そうですよね。

辞任の挨拶で、「解任」という文字を使いましたが、少々説明が入ります。ネットで一人歩きをしているところもありますが、本宗の宗務総長職は他の宗門と違って、選挙で選ばれるわけではなく管長猊下からの委嘱です。そういう意味では、辞任とか、退任というより、任を解かれるということになります。

世の中は自分のことしか考えられない人、目先のことしか考えられない人ばかりかもしれません。私もそういう心が自分の中にあります。離職に当たって、もう一度、国軸山金峯山寺の役割、修験道の果たす責任など、自分に問い直したいと思います。自分のことしか考えられない糞みたいな人生にならないように自分自体もいさめていきたいと思っています。

とはいえ、自坊のことは30数年、ほったらかしにしすぎてきました。とりわけ開山住職の父が病気になり、その後死去してからのここ10年以上は、お寺のしての機能が著しく退化したまま、本宗の宗務などの忙しさに、手が回らず、年2回の大祭と、月2回の護摩を行うのが精一杯で、寺の法務だけではなく、修復や境内の整備も怠ってきたのが現実でした。そういうツケをここ3週間で痛いほど実感しています。勤行も事欠くようなここ10数年でしたから・・・。

幸い学生生活を終えた長男がともに自坊での生活を支えてくれています。ある種、誰かがそばで仕事の指示を受けてくれるという宗務総長病ともいえる生活に慣れた今の私には、とても助かりますし、有り難いことです。

5月1日から「化他行蔵王供千願百座祈祷行」に入りますが、日本の軸を1000年以上にわたってお守りされてきた蔵王権現様にお祈りし、権現様とともに、この国の信仰を育んでこられた役行者さまを自坊から拝むことで、私の今後の、残された人生の意義を再認識出来る修行としたいと思っております。

5月1日からはこのブログもしばし、おやすみしたいと考えています。

フェイスブックの「化他行蔵王供千願百座祈祷行」(https://www.facebook.com/events/1590966084519818/)で修行日記はアップしたいと思っています。あるいは日記だけ、アップできるかもしれません。

今週の日曜日のNHKEテレ「こころの時代ー宗教と人生」をご覧下さい(番組サイト→ http://www4.nhk.or.jp/kokoro/x/2015-04-26/31/21978/)。 放送日時は4月26日(日)午前5時~6時、再放送:5月2日(土)午後1時~2時です。

私にとって第一期の「修験道ルネッサンス」の総決算になる番組だと思います・まだ見てないので、ホントはかなり出来は不安ですが(^_^;)

40,50は洟垂れ小僧の、世界ですからね。

「日本を取り戻す」

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「日本を取り戻す」

日本の教育が悲鳴をあげています。子どもも親も先生もそしてそれを取り巻く全てのものが悲鳴をあげている、と言って過言ではないでしょう。地域社会や各自治体の教育委員会はいうのおよばず国の文部科学省でさえ、ホントの所はどうして良いのかわからないでいます。少し前に教育基本法が改正になりましたが、遅きに失した感さえぬぐえず、教育は国の根幹から問われる問題となっているのです。

私はいろんな機会に子どもの問題は実は子ども自身の問題以前に大人の問題であり、社会全体が抱えた問題の顕著な現れであるとお話してきました。子どもは大人の背中をみて大きくなるのです。だから今の社会全体が抱えている閉塞感や喪失感、不安感を全部子どもに抱えてさせてしまったから、陰湿で心ないいじめが後を絶たず、自分や他人の命を軽んじてしまう青少年さえも続出させたのでしょう。

教育の問題は国の根幹であり、教育の迷走は大人社会が歩んできた道の誤りをなによりも雄弁に語っているのです。どこかで間違ったこの国のかたち…。それが今、青少年の問題として問われているのです。親の責任や先生の責任、乃至教育界の問題といった視点では解決し得ない、この国が背負ってしまった不幸なのです。そしてその不幸のおおもとは日本人の宗教心の崩壊にあると私は思っています。それこそがこの国の本当の不幸なのです。

哲学者梅原猛氏が力説されるように、この国は明治維新と大東亜戦争の敗戦期に二度の神殺し、仏殺しを行ないました。そしてモノの豊かさだけを得て、『国家の品格』の著者藤原正彦氏の言葉を借りれば、この国は国の品格を失ったのです。

宗教心を前提としない道徳や倫理は存在しません。また道徳や倫理を失った国は国の体をなさないでしょう。私たちのこの国は明治以後、たかが百四十年ほどで、世界に冠たるモノの豊かさを誇る国になりましたが、そのわずか百四十年で心の貧しい国へと変貌を遂げようとしているのではないでしょうか。もう一度私たちは先人達が有史以来培ってきた神と仏との関係性を取り戻さなければならないと思います。そしてそれは宗教人の担うべき役割なのであります。

東大寺のお水取りは千二百五十数年間、一度も欠かすことなく行われてきました。伊勢神宮の遷宮にいたっては二十年置きに執行され、千四百余年で六十一回を数えてきています。そういう伝統は世界の奇跡だし、その奇跡を未だにこの国は粛々と続けているのです。わが修験道にしても役行者以来千三百年を超えてなお、その法灯を守り、山修行の伝統を守り伝えています。そういう明治以前の神や仏との関係を今一度取り戻すところに、この国のかたちを再生させる道筋があるのではないでしょうか。「日本を取り戻す!」というのはそういうことなのではないでしょうか。

「日本をなんとかしたい」と私は思っています。「なんとかしたい」をキーワードに何が出来るのか、何をどうするのかを始動させたいと思っています。

そんな思いで今後も語り続けていたいと思います。

午前中にアップした26日放映のNHKEテレ「こころの時代」でも、たくさんお話ししました。インタビューは合計で4時間を越えました。ま、どの程度使われるか使われるかどうかという問題はありますけど。ご期待下さい。

*自坊に帰ってからの方がずっといそがしくしていて、金峯山寺にいたときほど、FBやブログに書き込みが出来なくなりました。ともかく蔵王供修行まで時間がなくて追われています。

NHKEテレ「こころの時代/花に祈る 山に祈る」番組予告

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いよいよ、「化他行蔵王供千願祈祷行」まで10日となりましたが、遅遅として準備が進まないまま、自坊生活が続いております。

そんな中、以前も告知させていただきましたように、離職前後のいそがしい中で取材を受けたNHKEテレの番組「こころの時代~宗教・人生」の私の出演する「花に祈る 山に祈る」放映予告が、NHKの公式サイトにアップされています。

放送日は蔵王供修行前行の直前の、4月26日(日)午前5時~6時。
再放送は5月1日からの蔵王供本行修行に入って直後の、5月2日(土)午後1時~2時。
いづれもなかなかリアルタイムで見にくい時間ですので、録画でもして、ご覧下さい。

今回の取材は引っ越しや仕事引き継ぎのいそがしい中でのことでした。ご存知のように、ローカルニュースなども含めるともう100回以上はテレビカメラの前に立たせていただいた私ですので、かなり取材慣れはしているのですが、それにしては、結構しどろもどろのインタビューになり、出来は大変心配です。自坊林南院でのインタビューではついに感極まって泣いてしまいました。でも、泣いているところはNHKにお願いをして、使わないようにしていただきましたので、安心をしています。

宗務総長職を辞し、5月からの林南院蔵王供修行が還暦以降の私の人生の、新たな始まりと位置づけていますが、ありがたいことにそれをお祝いしていただくような番組放映となりました。ほんとに、人生は不可思議で、また、有り難いです。

よろしければご覧下さい。

なお、参籠行「林南院 化他行蔵王供千願祈祷の勧進」の申し込みを受付中です!
詳しくは以下。誰でもお申し込みいただけます。
 → http://yosino32.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-a85c.html

自坊生活2日目・・・つれづれに。

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13日に沖縄から帰ってきて、昨日から自坊生活が始まっています。

今日は2日目。郵便局に行ったり、先日立ったピースポールの整備をしたり(ピースポールについてはそのうち経緯を報告しますが・・・)、なんだか少しものんびり出来ず、とりわけ引っ越し荷物はまだ紐をほどいていません。

5月からの「蔵王供千願祈祷修行」の準備もしないといけませんし、あいかわらず、忙しい毎日です。ただ、まだまだ千にはほど遠く、ようやく80くらいです。みなさん、お力添え、よろしくお願いいたします。

さて、今日は、毎年、桜を守る会のフェア告知で、私が出演をさせていただいていた毎日放送ラジオの「ありがとう、浜村淳です」に、弟の新総長が出たのですが、うっかり聞き逃してしまいました。弟曰く「最初の2分はりてんさんの話だったよ」ということでした。浜村さんとはラジオやシンポジュウムなどで、もう10回くらいお会いしてるし、最初から強烈に覚えていただいたのでねえ。フーテンの寅さんに出た話は会うたびにおっしゃいますねえ。

写真は林南院のピースポールです。

「いとうせいこう・みうらじゅん新見仏記TV版」

昨年に取材のあった「いとうせいこう・みうらじゅん新見仏記TV版」(角川書店刊)が、単行本になり、送られてきました。

みうらさんとは平成22年に「旅の手帖」で対談をさせていただいたことがあり、ちょっと顔見知り。その後、絵本「蛙飛び」の帯に推薦イラストも描いていただきました。

そういう間柄で、二回目の見仏記取材となるTV版でのご対面でしたが、記事の149頁から、金峯山寺の取材を書いていただいています。靴袋謹呈付きの参拝方式などを私が編み出したことや、その靴袋がたいそうお気に入りであること、くまぶしくんの紹介など、詳細記事満載です。

一つだけ惜しいのは、権現さんの本地仏について、釈迦=現在、観音=過去、弥勒=未来と解説されていましたが、あやまりで、釈迦=過去、観音=現在、弥勒=未来です。ま、お釈迦様の権現様が大きいので、勘違いされる方がたくさんありますから、仕方がありません。人気シリーズですんで、二刷りではなおしてほしいですね。かなり、その手のあやまりが多いかも。

http://www.amazon.co.jp/%E8%A6%8B%E4%BB%8F%E8%A8%98-%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E7%AF%87-%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%86-%E3%81%9B%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%86/dp/404101459X

花も終わりになりにけり・・・

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金峯山寺の宗務総長を離職して、2週間・・・。3月末から4月初めは怒濤の日々で、壮行会5連チャンをこなして、引っ越しの荷物の山の自坊では、戻ってすぐに、NHKEテレ「こころの時代」(放映は4/26のあさ5時~、5/2のひる13時~)の追加取材が自坊であり、荷物をひもとけないまま、翌日から九州4日、九州から戻って次の日からは沖縄家族旅行5日間。ほんとにあっというまの毎日でした。

そんなばたばたの毎日でしたが、でも、実は自分が思ったほど、周りの離職に対する反応がなくて、拍子抜けしています。ま、当たり前と言えば当たり前なのですが。

「釈迦はなくても世は絶えぬ」・・・などと言いますが、釈迦でもない私ごときは当たり前すぎるわけでねえ。なにをしょってるんだと、友人のやっほさんあたりに突っ込まれる状況です。(^_^;)

まあ、穏やかな毎日とは行かなくて、そろそろホントに引っ越しの荷物をなんとかしないと、どこになにがあるのか、わからなくなってしまうし、5月1日からの「化他行蔵王供千願祈祷」の事務もやらないとねえ。自坊では自分でやらないとなんにもすすまないのですからね。・・・総長病、本山病から、ともかく、はやく脱しないとこれで私は終わってしまいます。

沖縄から帰ると自坊の山桜は終わっていました。私自身がこんな程度で終わってしまわないようにしないとね。。

「思し召しのままに・・・」

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九州での用務を終え、昨日、自坊に帰着。学びの多い九州行きでした。

なにを目指して、これから何をするべきで、いま、何を学ぶのか、そういうことを忙しい日程の中で、気づきがうまれた4日間でした。

34年前に金峯山寺に入った私は、大正年間に長尾管領のもとで、活躍された山田文造さんという執事の存在を知り、山田文造さんのような仕事をしたいと思ったことがあります。34年を振り返ると、60才を目前に私なりの山田文造さんの仕事はやり終えた感があります。

これからは、高田好胤さんでも、山田文造さんでもなく、田中利典を田中利典として生きるスタートに立たせていただいたと思える旅行となりました。まさにご本尊の思し召し、役行者のお計らいだと思っています。

ただ今年こそ、蔵王堂の四本桜の苗を移植した自坊の、ご神木桜の満開を見られると思っていたのに、九州に行く前に咲きかけて、戻ってきたら、すでに散り初め。ちょっと残念な桜です。

明日から沖縄です。

林南院 化他行蔵王供千願祈祷勧進 のご案内

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【林南院 化他行蔵王供千願祈祷勧進 のご案内】

私事ながら、本年で小生は還暦を迎え、また総本山金峯山寺の宗務総長職を担って15年の節目を迎えますが、この機を汐に、今年5月1日より50日間の、自坊での参籠修行を発心しました。

実は私は過去、20代、30代の終わりに2度にわたって、自坊での参籠護摩修行を行じ、「一千座護摩供」は30代の終わりでした。

ところが40代の終わりは本山での総長職を担っていた関係で、思うような修行が出来ませんでしたが、本年3月末で、その職も辞すところとなり、20年ぶりに自坊での護摩供修行と、「化他(けた)行・蔵王権現供養法(蔵王供)百座千願祈祷」を発願しました。

修験道の教えでは「山の行より里の行」といいますが、このたびの蔵王供は自分のためではなく、山で得た力をまさに里の人々に向かわしめ、うち続く天変地異封じや、人々の安寧を祈るとともに、ご縁ある方々の祈願成就を祈祷させていただく「里の修行」として発願しました。「千願」とはあまねくという意味で、目標としています。

つきましては、蔵王供修法での「千願祈祷」の受付と、護摩供添え護摩木の勧進をお願い致したく、ご案内を申し上げます。

現在、申し込み受付中です。どなたでもお申し込みいただけますのでよろしくお願いいたします。

◇林南院 化他行蔵王供千願祈祷 勧進要項◇

・修行期間
 5月1日より6月19日 (百座修法します)

・祈願志納金
 一願につき1万円(お一人さま、何口でも申し受けます)

・祈願用紙
 専用の祈願用紙があります。
 *必要な方は案内書と用紙を郵送にてお送りします。
 ーお申し込みは電話またはファックス、及びメール( yosino32@gmail.com )にて。
  郵送にて申込書を返送します。
  また申込み用紙のコピーでも申し受けます。

・申し込み方法
 祈願用紙にご記入の上、同封の返信封筒にて当山まで返送下さい。

・申し込み期限
 入行日の関係上、5月30日とさせて頂きますが、以後も千願が集まるまで継続しております。

・入金方法
 ご入金は郵送またはご案内書に同封する振替用紙を利用下さい。

・祈願札のお届け
 祈願終了後に、随時、郵送にてお届けします。

なお、期間中、蔵王供の直接参拝は出来ませんが、毎日午後一時から林南院脳天堂にて、長日祈願護摩供(約五十分)を修法します。是非、護摩供に随喜ご参拝下さい。
また、護摩供終了後には、ご予約いただければ、毎日、個別相談指導の時間も申し受けます。

「化他行蔵王供千願祈祷」成就のために、なにとぞ多くの方々のお力添えご協力ご広宣のほどよろしくお願い申しあげます。 合掌

平成27年4月吉日
 大容山林南院住職 田中利典
 蔵王供勧進事務局 河内利心
 東京行者講 講長 伊藤裕典

住 所:京都府綾部市渕垣町林の下二十一番地
マップ:http://urx.nu/j3b9

TEL 0773-42-4595
FAX 0773-42-8969

とうとう林南院にNHKがぁ・・・

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先月の聖護院展、弘法トレイルトークイベントから、怒濤の日々が続いています。

月末に金峯山寺を退職しましたが、その間、東京行き、NHKの取材(Eテレ・こころの時代ー宗教と人生)、世界遺産登録10周年記念行事総括イベント・ご開帳前夜祭、奈良県立図書館劇場講演会(Eテレの取材もついてきました)、朝日新聞の取材など、毎日のようにイベントや出張があり、引っ越しの準備もままならぬまま、26日の夜からは5連チャンで飲み会と壮行会。

そして31日には倒れるようにして、自坊綾部に帰山しましたが、荷物の山。それを見て、1日からは腸炎になり、下痢が続いています。

そんな中、今日は自坊の月例護摩。そしてなんとEテレの取材まで入り、その準備に昨夜からお弟子さん二人にきていただいて、荷物の整理と撮影の準備。 10時半にスタッフがお入りになり、4時前まで続きました。

さてさて、吉野でのインタビューの出来も悪かったし、体調が悪い中での、今日の取材。番組はうまくできあがるのでしょうか?

過去にもうテレビ出演は山ほどさせていただきましたので、緊張はしませんが、こんなに長く追いかけられて取って頂いたのは初めて。さすがに私も参りました。腸炎は続きます。

・・・実はそんな不調なのに明日朝イチから3泊4日で九州へ仕事に出張。死なないようにしなくちゃ。

* 「こころの時代の」放送時間をお知らせします。

4月26日日曜 午前5時~6時

5月2日 午後1時~2時(再)(この日は朝の4時からNHKラジオでもダイジェスト版が流れるそうです)

BSフジ「古都浪漫こころ寺巡りー金峯山寺編」今日放送!!

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さっきの「宝勝院誕生」に並んで、4月1日に情報発信をすると、エイプリールフールっぽいお話になりますが、ホントの話です。

今日1日の夜10時から10時55分まで、BSフジにて「古都浪漫こころ寺巡りー金峯山寺編」が放送されます。

予告編 1日の夜10時~放送される「古都浪漫こころ寺巡り」という

http://www.bsfuji.tv/top/index/top.htm

実は在職中、100回を越えていろんな番組に出させて私ですが、その中でも、NO1ともいえる番組が、2年前に出たBSフジの「こころの百景」でした。この番組のリメイクが今日の「古都浪漫こころ寺巡り」です。

昨日で金峯山寺の総長を解任された私ですが、次の日に、この番組が放送されるのは驚きました。昨日初めて知ったのですから・・・。結構、いつも言っている内容のお話を存分にさせていただいております。

修験道ルネッサンスは終わらない!と確信する今日の放映です。
よろしければご覧下さい。

番組のサイト
↓                                                
http://www.bsfuji.tv/top/pub/kojimeisatsu.html

宝勝院誕生!!

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今日は4月1日・・・こんな日に情報を出すと、真実みがないがねえ。

昨日、吉野を帰山しました。たくさんの方に別れを惜しんで泣いていただきました。いろいろな思いも交錯して、帰りの車での道中ではちょっとうるうるしました。

ただまあお坊さんを辞めるわけでもありません。少し本山を離れざるを得ないのですが、これは新管長さまの就任時に2年で離職するのはきまっていましたので、淡淡と仕事に専念してきましたから、ありがたく全う出来たことの方が自分では嬉しく思います。支えていただいたみなさんのお蔭です。

実は金峯山寺の一山住職というのがあります。明治以前金峯山寺内は100を越える塔頭があった時代もあり、近年はその名跡を復活させて、一山住職に名前だけを与えています。 私は「宝勝院」といいます。 この「宝勝院」も名前だけですが、いつかは建物を復活出来ればと思っています。

その一歩として、今まで棲んでいた小さな借家ですが、吉野のお家に、看板を上げてきました。お寺のような機能はまだゼロですが、いつの日か、本当にお寺として復活出来ればと思っています。

エイプリルフールに終わらないように頑張ります。

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