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蔵王供正行22~23日目 「有り難い」

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「有り難い」

蔵王供正行22日目(5月22日)。快晴。

今日の一日。

5時に起床。
5時40分、第43座目蔵王権現供養法修法 於脳天堂
7時、本堂法楽・法華懺法         於本堂 

9時、第44座目蔵王権現供養法修法      於脳天堂
10時20分、本堂法楽・例時作法      於本堂

12時半、水行              於風呂場
13時、法楽護摩供修法          於脳天堂
14時、本堂法楽・法華経読誦       於本堂
    
    参拝者3名。
    護摩の前に、東京から、友人S氏が奥様連れでお見舞いに来山。
    参拝者はミクシイ友だちと、宗務総長にお世話になった
    Kさんの二組。今日もいい天気だった。
    境内に黒い蛇が出て、大騒ぎとなった。

蔵王供正行23日目(5月23日)。。
日程同じ。45座、46座修法

    参拝者5名。
    護摩に併せて、名張より弟子の慧月くんが来山。
    東京から大橋さんという大学の先生もおいでになり、
    地元の信者さんも参拝という賑やかなお参りになった。

****************

「有り難い」

ありがとう、の反対言葉は、あたりまえ。

ありがとうは有り難いということで、希有なこと、不可思議なことでもある。

生きているのは奇跡であり、息をするのも、朝目が覚めるのも、元気で暮らせるのも、実は希有な毎日を生きている。生かされているともいえる。

そこを忘れると、当たり前のように、生きることになる。なんでもあたりまえ。息ができるのも、三度のおまんまが食べられるのも、朝目が覚めるのも、あたりまえ、っていうことになるわけ。

「おまえ、このところ、あたりまえに生きてたんじゃないの!」と、今日の蔵王さんは、いつも以上に厳しく私をみていてくださったようだった。

ここ10年、確かにいそがしくする中で、全部があたりまえのような、そんな我が物顔の私がいたのかもしれない。

昨日も今日も遠来の方々にお見舞いに来て頂く。ほんとうに有り難いことである、ありがたさを改めて、かみしめている。

写真は今日のお護摩。いままでいちばん火が痛い護摩でした。

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