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蔵王供正行17日~19日目 「懺悔」

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「懺悔」

蔵王供正行17日目(5月17日)。快晴。

今日の一日。

5時に起床。
5時40分、第33座目蔵王権現供養法修法 於脳天堂
7時、本堂法楽・法華懺法         於本堂 

9時、第34座目蔵王権現供養法修法      於脳天堂
10時20分、本堂法楽・例時作法      於本堂

12時半、水行              於風呂場
13時、法楽護摩供修法          於脳天堂
14時、本堂法楽・法華経読誦       於本堂
    
    参拝者1名。
    今日はずっと随喜してくれていた息子が所用で留守のため、
    神戸から助法に利心さんにきていただく。
    少し日程的にこなれてきたので、初めて境内を出て、近くの
    鎮守さままで、お参りに。久しぶりに戸外を40分ほど歩いた。

蔵王供正行18日目(5月18日)。雨のち曇り。
日程同じ。35座、36座修法

    参拝者2名。
    護摩に併せて、20年来の盟友徳永宗会議長が行見舞いに来山。
    元気になります。
    もう一人は大阪からお見えになった善通寺派のお坊様でした。

蔵王供正行19日目(5月19日)。快晴。
日程同じ。37座、38座修法

    参拝者5名。
    毎月19日は脳天さまのご縁日。

    林南院でもこの日は毎月の朝に護摩。
    今日は蔵王供修行中のため、午後1時の護摩で月例護摩供もかねて修法。
    助法者もいつものみなさんに来て頂く。
    弟子の界道くんに吉野から来てもらい、荒野神供をお願いする。
    またNHKのこころの時代・ラジオ深夜便を聞いて、わざわざ茨城県から
    お尋ねいただいた方がありました。

    茨城県は遠いなあ…。NHK恐るべし。

****************

「懺悔」

・・・入峰修行では、修行者は声を合わせて山坂に来るたびに懺悔懺悔(さんげさんげ)、六根清浄(ろっこんしょうじょう)と唱えながら足を進めます。

体の芯から声を出していきます。声を出して歩いていくことで、次第に余計なことが消えていき、なにも考えられなくなります。頭も空っぽになっていくのです。

「懺悔」は「さんげ」と仏教では読みます。キリスト教の「懺悔(ざんげ)とは、同じ字句ですが、仏典には「ただ懺悔の力のみ、よく積罪を滅す」と示されています。

「あらたむるにおそきことなし」です。生きていくとは、二度と履み行うまいと、仏の前に頭を垂れなければならないことのいかに多いことか、そのことに気づかされます。山を歩いていると、まことに懺悔懺悔の連続なのです。このように、身をもって懺悔し、自己を見つめていくことが、すなわち身心を清浄にしていくことになるのです。

私は、そもそも懺悔こそが宗教心の基本ではないかと思います。罪悪深重のおのれに目覚めることこそが、慈悲の心をつちかい、広く人々の幸せを願う生き方になるのだと思います。それを身体から実感させていただく入峰修行は、まことにありがたいと感じます。
~拙著『体を使って心をおさめる 修験道入門』より

上記のごとく、拙著に記したとおり、山の行はまさに懺悔行・・・。

そして里の行もまた懺悔の修行である。拝めば拝むほど、今までの己と向き合うことになる。ご本尊と向き合っているのだが、ご本尊を思う前に、自らに向かってしまう。妄念とともに、深く懺悔がわき出てくるのだ。

化他行としてはじめた蔵王供であるが、懺悔によって、自利利他円満でなければ、成就もないと思う日々である。

写真は大先達をつとめていた頃の、金峯山寺大峯奥駈修行

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