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「土と詩」 

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昨日の「菩薩の詩」に続き、もう一つ、講演会でときどき紹介する詩がある。「土と詩」だ。

昨日の、大倉源次郎宗家とのトークセッションでも、紹介した。やはり詳しく教えて欲しいと尋ねられたので、昨日に引き続き紹介する。

***************

「土と詩」   山尾三省

 土がそのまま詩であれば
 僕は幸福をつかんだのであろう
 詩がそのまま土であれば
 僕は幸福そのものであろう

 だが土の詩人は疲れて歌うことがない
 詩人の土は無言である

 幸福はいらない
 ただ生きてゆく
 ただ生きて心を実現してゆく

 土は無限の道場
 詩はそこに正座する

***************

地球は48億年前に誕生し、40億年前に最初に、ひとつの生命が出来たらしい。そこから細胞分裂、生命の連鎖が始まり、ようやく4億年前に地上に生命が海から這い上がってきた。以来、地上には生命があふれ、ようやく2万5000年くらい前に人類の原形が歩き出す。

つまり、私達は4億年前から地上動物として生き抜いてきたわけで、地上を離れては生きていけないのである。

私達は帰属するモノをなくしては生きてはいけない。土こそ、私達が帰属する場所。その喪失を山尾三省は警告する。・・・私はそう感じて、この詩を、機会を得ては紹介している。

山尾三省のファンの方からは、誤解であるといわれるかも知れないが、山に伏し、野に伏して修行する山伏道で得た、私の共感である。

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コメント

……(._.)せっかく、りてんさんが、詩を紹介して下さっているのに、詩がよくわからない…(TT)
今日の息子との散歩で外で考えてみます…それでもわからなかったら…わかる日を楽しみに過ごします…

夕べ、夫に腹を立ててしまいましたが、娘さんの幸せを願うりてんさんのコメントを読んで、自分の父を思い出して、悪い感情は吹き飛びました(^^) 私たち娘は、何があっても父の深い深い愛情を大切に、楽しく幸せに過ごさなきゃ!!

う~ん…
余計な物を求める自分は無くして、自然の中でのびのびと、ただただきてゆく大切さを詩っているのかな…?
…炊事に集中します(笑)!!

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