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「里の行と山の行の循環」

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「里の行と山の行の循環」
  ・・・田中利典著述集280808

さまざまな個人の悩み・願いに対応する山伏修験者。そのために厳しい山修行で培う行力・法力が必要になるのです。また、悩みを抱えた人、困った人にばかりに対応していると、自分自身の気も奪われ、力がなくなっていきます。ですから、自らが邪気をはらい、いっそうの法力を高めるためにも山修行が必要になるのです。

つまり、山伏の山修行とは、自分の力を高めるため、市井の人たちに応えるためのものなのです。自分の力を修行によって高めることはもちろん大事ですが、人とどうかかわっていくか、あるいは人に対応したがゆえの気の濁りのようなものを山修行でリセットすること。これが山伏修行の大きなテーマです。

つねに山の修行と里の行を循環する。それが、山伏の活動の基本スタイルなのです。

 ー拙著『体を使って心をおさめる 修験道入門 (集英社新書)』(2014,5刊)より
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「里の行」・・・言うはヤスし、行うがガタし・・・ですね。

昨年春に山を下りて、自坊の綾部での里山伏暮らしになり、すでに1年余。大した世のおお役にもたてないまま、1年数ヶ月が過ぎました。少し反省を込めて、自著を紹介しました。

ま、ともかくご依頼を受ければ断らないという姿勢はひたすら守って、お声掛けいただいたところには場所をいとわず、行かせていただいています。

先日は長崎県島原の水まつりの前夜祭法話会に出向き、またからゆきさん由縁の天女塔にも上がらせていただきました。翌日には熊本の菊池市にある本宗末の教会(菊池大師堂)へも出向かせていただきました。

今月は、8/22に東京ビックサイトで、壇蜜さんとのトークセッションにも伺います。仕事を選ばず、世のため人のためと思う日々です。これはちょっと役得な感じもするオファーですが。

なにぶんともよろしくお願いいたします。

*写真は菊池大師堂さまでのお勤めの様子です。

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