トイレの神さま
7月からはじめた自坊のトイレ工事は先月ようやく終了し、先月末には、トイレの神さま「烏枢沙摩明王」をお祀りしている。
烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう、Ucchuṣma)とは、密教における明王の一尊である。「烏芻沙摩」「烏瑟娑摩」「烏枢沙摩」とも表記される。特に有名な功徳としては便所の清めがある。便所は古くから「怨霊や悪魔の出入口」と考える思想があったことから、現実的に不潔な場所であり怨霊の侵入箇所でもあった便所を、烏枢沙摩明王の炎の功徳によって清浄な場所に変えるという信仰が広まり今に伝わっている。 ~Wikipedia引用
写真の札は金峯山寺がお授けしている烏枢沙摩明王であるが、この明王のお札はぞんがい世の中には出回っていなくて、発行しているお寺や神社も極めて少ないことを最近知った。誇り塾で学んだ岡本塾頭の「トイレの神さま」の講座である。
金峯山寺では昔から授けていたので、なんとも思わなかったのであるが、調べてみると極めて希なお札であることがわかった。
「うすさまネット」によると主な寺院は以下
高岡山瑞龍寺(富山県)
秋葉総本殿・可睡斎(静岡県)
金龍山・明徳寺(静岡県)
曹洞宗・海雲寺(東京都)
天台宗泰叡山・瀧泉寺(東京都)
金峯山修験本宗総本山・金峯山寺(奈良県)
我拝師山求聞持院・出釈迦寺(香川県)
トイレの神さまをみなさん、大事にしましょう・・・。
« 「今夜の一言特集・上半期編」 | トップページ | 外国人向けの修験道概論 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント