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「古い船をいま 動かせるのは 古い水夫じゃないだろう・・・」

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「古い船をいま 動かせるのは 古い水夫じゃないだろう・・・」

昨日、無事に金峯山寺「万民安楽とも祈りの行・八千枚大護摩供修行」が満行しました。行者である第31世金峯山寺管領猊下も、すこぶるお元気にその時を迎えました。総本数2万2千数百本のお祈りの護摩木が秘仏ご本尊金剛蔵王権現様の御前で見事に梵焼され、結願の法要には約500名にのぼる方々に随喜いただきました。

52歳という「若き管長の船出」ともいえる素晴らしいお行となったのでした。

今から40年まえ、第28世五條順教管長猊下は3年にわたる大行を発願され、昭和49年に四無行、翌年には十万枚大護摩供、そして翌昭和51年に八千枚の大護摩供修行を果たされましたが、そのとき、大行の助法の列に繋がり、今回また八千枚大護摩供のお行に出仕した人間は、私と成就院住職を含めて3人のみで、また助法の主役は新しい人たちで担われ、古い水夫たる私たちは陰で支えるお役でした。

まさに金峯山寺という(古い船・・・)伝統ある修験の法頭には、新しい管長(船長)を支える新しい行者(水夫)が集い、40年ぶりの大行が果たされることになりました。

今回は「とも祈り」の行として、行者さんだけではなく、大行に連なったすべての人の祈りが万民安楽に繋がる大きな祈りとなりました。心より感謝申し上げます。

素晴らしい門出のときを迎えたと、随喜の列に連なりながら、感涙ひとしおの昨日でした。

少し不謹慎かとは思いましたが、敬愛する吉田拓郎さんの初期の名曲を彷彿する一日となったのでした。

「…古い船には 新しい水夫が乗り込んで 行くだろう

  古い船をいま 動かせるのは
  古い水夫じゃ ないだろう

  なぜなら 古い船も
  新しい船のように
  新しい海へ出る

  古い水夫は 知っているのサ
  新しい海の こわさを 」(イメージの詩より)

***********

混迷をきわめる現代社会という新しい海に、修験道の伝統ある古い船は新しい門出を迎えました。

そして私にとってもまたいろんな意味で、大きな学びを得させていただいくお行となったのでした。写真は八千枚大護摩の行中。

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