「スーパードクター木原俊壱先生」
「スーパードクター木原俊壱先生」
先日24日にテレビの「スーパードクターズ」で紹介された京都脊椎脊髄外科病院の木原俊壱先生。その先生の診察を受けてきた。FBでご縁を得た方の紹介で先生をお尋ねし、脊椎管狭窄症という診察結果が出て、「いまは大丈夫でも、転んだり、大きなけがをした拍子に、脊椎に多いなダメージが加わると、元自民党総裁の谷垣さんのように重篤なことになる可能性がありますよ」と言われて、手術を勧められていた。
初診のときは、首の不具合で枕が合わないので、とてもよい枕があると聞いて診察をうけたという程度の心つもりだったので、いきなり脊椎の手術と言われ、泡を食った、というか、ほとんどパニックで、即答が出来なかった。なにしろ、そのとき病院に被っていった帽子を忘れてきた位だったから、そうとう動揺をしていたのである。「覚悟が出来たら、また来なさい」とその時に先生に言っていただいた。
再診はテレビ放映の直後ということもあり、病院は大混雑。そんな中での診察であった。私としては、家内とも話をし、生命保険の担当者とも入院経費などの話を詰めて、覚悟を持って伺ったつもりであるが、まあ、根っからのあかんたれであり、内心、「脊椎さわるのって怖いよなあ」という気持ちがあったのは確か…。テレビでの手術の映像を見たので、よけい怖くはなっていた。再診では、その辺を実に見事に先生に見抜かれたしまったのだった。
単にゴットハンドの先生というだけではなく、さすが、百戦錬磨の先生というか、こちらの心構えを全部、見透かされて、「ほんとの覚悟が出来てからでいいでしょう・・・」と延期を言い渡されててしまったのだった。
実は初診のときは、狭窄症といわれてもそんなに自覚症状はない、と思っていたが、MRIの写真を見、更に先生の本を読んで、かなりな症状が出ていることに思いが至っていた。もう何年も続く手足のしびれ、首の痛み、背中や肩胛骨周辺のコリ、あるいはささいなことでつまずくことなど、老化によるものとばかり思っていたそれらの不具合が、どうやら脊椎管狭窄症によるものだと思い当たったのである。MRIの結果がその辺を見事に語っていたのだった。
先生の手術を受けて見違えるほど、よくなったという知人もいて、このFBに書いたことで連絡があり、詳しい様子も聞かせてもらったりして、覚悟を決めて、施術をお願いしたつもりなのだが、どこかで、決心がついていないところもあったのだろう。
それから、お願いしてみないとわからない手術の日程のことも気になっていた。今年度はラジオの生放送を月2で抱えているし、すでに約束をしている講演会やシンポジュウムもたくさんある。その辺のことを思うと、いろいろと思い煩うところもあったのだが、どちらにしても、そういう自分の都合をとやかくいわず「先生、お任せしますから、よろしくお願いいたします。」という気持ちになっていないという、心の曇りがあったのだと、いまは先生のお言葉を素直に受け止めている。まあ、我ながら、なさけないヤツである。
もちろん、もの凄い患者の数で、何年待ちという状況でもあるので、いくら紹介者がいるとはいえ、無理を言えないわけだから、なおさら、こんな気持ちの揺れがあるのではみなさんに迷惑をかけることになる。でもまあ初診の時に予約をしていると、待ちが小さくてよかったに違いないけど・・・。
肺炎のときもそうだったが、もう少し自分の体にきちんと向き合い、元気に生きさせて頂いて、まだわずかなりとも、他人様のお役にたてるようにありたいと思っている。
*FBの書き込みをみて、何人かの方に、首の不具合や、睡眠不足などのお問い合わせをいただいたが、先生に聞くと、ともかく受診していただきたい、というお話でした。報告をしておきます。
*写真は先生のご著書。
« 「休みなさい!・・」 | トップページ | 「りてんさんの知人友人探訪」 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「ダイアローグ」(2019.04.15)
- 「電子書籍版/吉野薫風抄の表題募集結果発表」(2019.03.23)
- 「ご意見、くださいませ・・・!!」(2019.03.16)
- 「半日断食・・・」(2019.02.26)
- 「鼻血のサイン・・・」(2019.02.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント