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「暑い綾部の水無月さん」

「暑い綾部の水無月さん」

私はこう見えて(…どう見えるのか、しらんけど)、人前でお話をするより、シコシコと部屋に籠もって、文章を書いていたいタイプなのです。金峯山寺在中時代は毎月、「蔵王清風」というコラムを担当し、足かけ33年間、執筆していました。ところが最近は定期的に書くということがなくなって、いささか寂しい思いをしています。

で、先週、朝から急にそういう欲求が生まれてきて、綾部の花火大会に行ったことを書いてみたくなりました。人生訓もなにもない、ただただ花火に行ったというだけお話なんですが…。

わずか30分足らずで書きあがりましたが、出来ると、日記じゃなのですから、誰かに読んでもらいたくなります。それで、地元の市民新聞には過去に何度か投稿をしているので、担当記者にメールで「書いたよ」と送ってみたら、早速、今日の紙面に載りました。本稿でも紹介します。

ほんとにですね、人生訓とか、法話の類いとか、そういう味わいはなにもない、ただ、花火に行ったという、日記のような文章です。よろしければご笑覧ください。

Ccf20170802

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 「暑い綾部の水無月さん」

暑い綾部の、水無月まつりの夜。今年も花火大会に寄せていただいた。

暑い綾部というが、綾部は本当に暑いと思う。

綾部には気象観測所がないので、実測されたデータが出ないが、ひと夏の間にはきっと日本で一番暑い日があるに違いないと私はにらんでいる。

豊岡と舞鶴には観測所があるので、データが表示される。両地域とも、ときどき近畿で一番の記録を刻むことがある。そんな日の綾部は、きっともっと暑いはずだ。豊岡も舞鶴も海を近くに抱えているが、綾部は盆地である。とんでもない暑さをこの盆地は記録しているに違いないのだ。

そんな暑い綾部の、夏の納涼祭が、「水無月さん」である。子どもの頃から、夜市、灯籠流し、花火大会など、この夜はとても楽しみだった。

西町商店街が様変わりし、よさこい踊りが新しく始まるなど、子どもの頃の水無月さんとは、大きく様がわりしているとはいえ、由良川のほとりで行われる灯籠流しに花火大会は、昔さながらのたいへんな活気を呈している。

近隣の福知山花火大会が不幸な大惨事事故のために中止となり、その分、綾部の花火大会は人が増えているような状況でもあるが、もしかすると一年中で綾部が一番賑わうのがこの花火大会の夜なのだろう。綾部人、自慢の夏の祭典である。

今年も午後八時、熊野神社の祭礼に引き続き、号砲一発、約四十五分にわたる素晴らしい花火の競演がはじまった、

真っ黒な闇の大空に、色とりどりの花火が次々と打ち上げられ、花火師の高度な技が競われる。

まさに夏の暑さをひととき忘れさせてくれる豪華で幽玄な夜を過ごすことが出来たのだった。

今年もこんな素敵な夜を用意してくださって、水無月祭り実行委員会のみなさまをはじめ、花火の打ち上げに関わってくださった多くの企業や関係者、スタッフに御礼を申し上げたい。

来年も楽しみにしてますよ。

ーあやべ市民新聞第4976号(H29.8.2)風声欄掲載

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