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「よっぽどの縁ですね: 迷いが晴れる心の授業 (CDブック)」

「よっぽどの縁ですね: 迷いが晴れる心の授業 (CDブック)」大谷 徹奘 (著)

友人というほどのお付き合いはないが、なんどかご一緒したことのある薬師寺の若きエース大谷の徹っちゃん。携帯番号は交換したなあ。

昨日ローソンで、その大谷さんの新著を見かけたので、思わず買っちゃった。一法話分の、まるまるの法話録なので、いくら遅読の私と言え、さすがに買ったその日に一冊読んだ。良かったです。

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徹奘さんには到底及ばないが、私もそこそこ人前でお話はさせていただく。ただ、「りてんさんのは法話じゃないね…」とよく指摘を受けるが、大学の授業ともいえないし、講話とも言えないし、どこか説明調であり、とうてい、僧侶の法話としては、なりたっていないことは自覚している。漫談でもないのですけど。(笑)

その点、やはり、薬師寺のエースだけあって、まことに法話らしい法話。しかもありきたりの法話ではなく、型破りで、聞く者をぐいぐいと徹奘ワールドに追い込んでいく。引き込むというより、追い込むという感じ。そんな素晴らしい内容だった。

徹っちゃんはあの名僧高田好胤和上の直弟子。和上に憧れ、和上を目指して、日夜活躍をされている・・・という情熱を会えば感じるし、オーラもすさまじいが、本著でも、それは行間ににじみ出ている(なお、まだCDは聞いていない)。

髙田和上は私にとって、龍谷大学の直系の先輩だが、残念ながら、面識はない。

一時期、「金峯山寺を発展させるにはどうしたらよいか」と人に尋ね歩いたことがあった。そのとき、同じ答えを多くの人からいただいた。曰く「薬師寺の高田好胤さんのような人がお寺から出ることだ」といわれたのだった。

考えた末、「髙田好胤さんのようには到底なれないが、田中利典は田中利典にはなれる」という、いささか意味不明にして、無謀な考えを以て、40代から20年近くを突っ走ったことがあり、髙田和上は私にとっても憧れと目標の人である。

結局、言葉通りに、私は高田好胤さんのようにはなれなかったが、まあ、田中利典さんらしいものには、それなりになれて、60代を迎えることになった。

そんな和上のお弟子の徹っちゃん。彼もまた、髙田和上の模倣ではなく、平成に生きる髙田和上=大谷徹奘になっておられて、とても、気持ちよかった。私とは「よっぽどの縁」と、までは言えないかも知れないが、まあまあの縁をいただいている。

とはいえ、私には到底及ばないパワーと見識の傑僧です。本書、お薦めします。

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