【紀伊山地三霊場フォーラム】・・・当日もまだ席は若干あります。
【紀伊山地三霊場フォーラム】・・・当日もまだ席は若干あります。
今年は熊野那智大社御創建1700年、那智山青岸渡寺西国三十三所草創1300年の節目の年にあたり、遠い過去の時代から現在へ受け継がれた信仰の魅力を聞いて感じていただきます。
本フォーラムでは、「悠久の那智」を熊野那智大社と観音信仰の立場から読み解き、パネルディスカッションでは、今なお人びとの心に生きる熊野・那智信仰の魅力について幅広いお話を伺います。
実 施 日 平成29年10月23日(月)
開催場所 あべのハルカス25F「大会議室」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)
時 間 14:00~16:30(開場13:30)
募 集 220名(事前申込み、先着順)
入 場 料 1名 1,000円(当日支払)
※歴史街道倶楽部会員は無料(本人のみ)
○基調講演 1
「悠久の那智~那智大社の立場から~」
講師:男成 洋三 師(熊野那智大社宮司)
・男成洋三師:熊本県生まれ。1976年國學院大學卒業。
明治神宮奉職から禰宜、権宮司などを経て2016年から熊野那智大社宮司
○基調講演 2
「悠久の那智~観音信仰の立場から~」
講師:高木 亮英 師(那智山青岸渡寺副住職)
・高木亮英師:和歌山県生まれ。比叡山に三年間入山後、1972年龍谷大学卒業。
諸国霊山や世界の聖地を巡礼し、1984年から那智山青岸渡寺副住職。
熊野大峯奥駈修行や那智四十八滝回峰復活、本年権大僧正昇任。
○パネルディスカッション 「今に生きる熊野・那智信仰の魅力」
男成 洋三 師、高木 亮英 師、川﨑 仁美 氏(盆栽研究家)
田中 利典 師(金峯山寺長臈)
[進行]植島 啓司 氏(宗教人類学者)
・川﨑仁美氏:京都府生まれ。高校3年生から盆栽雑誌のナビゲーターを務める。
その後独学し、国内外で盆栽の解説・キュレーションを行う。
京都工芸繊維大学大学院博士課程単位取得満期退学。京都造形芸術大学非常勤講師。
2016年 Googleの美術工芸アーカイヴ
「Google Cultural Institute」盆栽項の監修&執筆。
・植島啓司氏:東京都生まれ。宗教人類学者。
京都造形芸術大学空間演出デザイン学科学科長。
1972年東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了後、
シカゴ大学大学院に留学。
関西大学教授、NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ客員教授、
人間総合科学大学教授を歴任。
1970年代から現在まで、世界各地で宗教人類学調査を続けている。
著書に『聖地の想像力』『世界遺産神々の眠る「熊野」を歩く』
『伊勢神宮とは何か 日本の神は海からやってきた』など。
・田中利典師:京都府生まれ。龍谷大学文学部仏教学科・叡山学院専修科卒業。
2001年から金峯山寺執行長及び金峯山修験本宗宗務総長を勤める。
2015年金峯山寺長臈就任。
現在、自坊(宗)林南院住職、種智院大学客員教授、紀伊山地三霊場会議顧問。
著書は『修験道っておもしろい!』(白馬社)『修験道入門』(集英社新書)、
『はじめての修験道』(共著-春秋社)、『熊野ー神と仏』(共著-原書房)など。
<紀伊山地三霊場会議>
ユネスコ世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」(2004年登録)の登録地である吉野大峯・熊野・高野山の三霊場により、登録五周年を期に設立されました。
その目的はそれぞれ登録施設に関わる宗教者の立場から、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保全と発展に寄与するとともに、「第一の門番」としての役目を果たすことを目指しています。
« 『大倉源次郎の能楽談義』 | トップページ | 「紀伊山地の霊場と参詣道の本質を探る」 »
「講演」カテゴリの記事
- 令和最初の講演会・・・(2019.05.01)
- 「生と死・・・修験道に学ぶ」③(2019.04.26)
- 「生と死・・・修験道に学ぶ」③(2019.04.26)
- 「紀伊山地の霊場と参詣道は日本的で多様な精神風土が残る稀有な場所」(2019.03.09)
- 「JAXAで講演・・・」~リクエストにお答えして。(2018.09.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント