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「覚醒の日々でした・・・」

「覚醒の日々でした・・・」

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22日のダライ・ラマ法王の博多ご新教随喜、24日の東大寺ザ・グレイトブッダ・シンポジュウムでの、狭川宗玄東大寺長老とのコラボ、そして昨日のグロービスG1経営者会議での出合い。久しぶりに怒濤の日々でしたが、めちゃめちゃ覚醒した毎日でした。

もちろん、83才でも世界の指導者として現役で第一級の活躍をされるダライ・ラマ法王様の生き様には、側でご一緒するだけで、ただただありがたく、矜恃を正すところです。また御年97才にして、未だあらゆる事に興味津々で闊達として活躍される狭川長老さまには、法王様同様、僧侶はこうでなくてはならないと改めて、恐れ入ると共に、ご一緒出来た光栄に感謝いたしました。

そして昨日の東京麹町で開催されたグロービスG1経営者会議では分科会のパネリストをつとめたことより、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の髙橋則広理事長や水野弘道CIO、魚谷雅彦資生堂社長、そしてグロービス経営大学院大学堀義人学長らのESG(環境・社会・ガバナンス)に関するお話しにがつんと刮目し、なによりREADYFOR株式会社の代表取締役社長である米良はるかさんや、東芝に入られた独シーメンス日本法人専務執行役員の島田太郎さんとの出合いは、刺激的で、久しぶりに自分の中でなにかが覚醒をしたような気がしました。

日本で一番最初にクラウドファンティングの会社を立ち上げたという才女の米良はるかさんは、なんと私の娘と同い年で、しかも誕生日も4日違い。映画「かぞくわり」(来年1月公開)でクラウドファンティングというシステムにお世話になっただけではなく、なによりも、自分に置き換えての、親和性を感じました。

それから島田太郎さん・・・。いわば彼は、もうほとんど日本の希望を一人で背負っているような人。考え方も素晴らしく、一目で惚れてしまいました。人はこういう生き方をしないといけないと思い直しました。

今生に生まれて来た意義を改めて問い直せと教えられた、ここ数日間だったように思います。

*写真は堀学長の進行により行われた最終の合同討論会と、過去にご一緒したグロービス知命社中のみなさんの記念写真。島田太郎氏もいます(背がずぬけて大きい真ん中の方)。島田さんだけでなく、みなさん、日本の近未来を背負って立つ極上の企業人やグロービスの方です。ちょぼい私が、恥ずかしい・・・。
・・。

今日は東大寺で「東大寺ザ・グレイトブッダ・シンポジュウム」です。

今日は東大寺で「東大寺ザ・グレイトブッダ・シンポジュウム」です。

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11月というのは毎年の事ながらなんだかばたばた忙しい月で、シンポや講演会の類いが5,6件続きますが、今年はそれ以上に重なり、月末までなんと7件のご依頼があります。そもそも11月は初旬に自坊の大祭があり、とりわけ今年は開山45周年の節目の大祭でしたから、のっけから多忙バージョン。

3日に大祭を終えて、片付けもそこそこに怒濤の日々が始まります。
7日は桜井市で「食と農の国際大学校」の奈良学講座「自然との共生〜修験道に学ぶ〜」出講。
11日は京都リーガロイヤルホテルでの京都あやべ会主催講座「山伏説法ー安心して生きる」講演。
13日はあべのハルカスでの「神仏霊場会10周年記念フォーラム」。コーディネーター役をつとめました。
15日は奈良市のならまちセンターで、南都二六会主催の仏教セミナー「聖地巡礼~観光と信仰とご朱印帳」で講演とシンポジュウム。
21/22日は博多・東長寺で行われた「ダライ/ラマ法王 平安・平和への祈りin福岡」に出向。朝8時から法王様との、謁見の誉れにも会いました。
そして今日の東大寺シンポジュウムです。

明日は東京麹町でG1経営者会議のシンポジュウムにパネリストで呼ばれています。
そして最後は30日に愛媛県琴平町で行われる四国不動尊霊場30周年記念講演会。この講演会、実はまだ講演用のパワポは1枚も出来ていません(^_^;) 間に合うかなあ・・・。

そんなこんなの毎日ですが、東大寺シンポは依頼をうけたときには、これを機会に明治期の神仏分離・修験道廃止における吉野一山のことを勉強しなおそうと思っていました。

で、結局なにも手に着かないまま、怒濤の日々を走って来て、今日の日を迎えてしまいました。だ、だいじょうぶ??・・・。さてさて(>_<)。

「ダライ・ラマ法王さまに謁見・・・」

「ダライ・ラマ法王さまに謁見・・・」

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もう30数年まえに、ブッダガヤでのインド大仏落慶法要でお見かけしたのがダライ・ラマ法王さまとの出合いだった。その後、11年前に、皇學館大学で開かれた「伊勢国際フォーラム」の立ち上げで、ご一緒して、そのときは親しく謁見をしていただいた(あのフォーラム、なぜか私も発起人の一員となっていたけど、なんでだろう・・・)。

全日本仏教青年会協賛で開催した法王さまの東大寺法話会でもご一緒したが、今回は久しぶりに法王さま自室にお招きを受けて、謁見をさせていただいた。もちろん、今回は「法王 平安・平和への祈りin福岡」の主催団体であるスーパーサンガの一員として、当会代表の吉田正裕大聖寺座主や前代表の林先生など、仲間10名ほどと一緒にお部屋に入れて戴いたのである。

昨年体調を崩されたと聞いていたが、思いの外、お元気な様子に安心した。

謁見では、「日本のお坊さんはもっと仏教と勉強しなさい」と繰り返し、おっしゃっていた。なぜか、法王のお話の視線がちょうど斜め前に座った私に向けられ、まるで私に対して叱っておられるようで、恐れ多くて、何度も視線を外したが、外しても外して、何度も視線が送られてきて、「なぜ、私の不勉強、私の不徳をしってはんのやろ?」と、「参りました!」と思った次第・・・。もちろん私にだけおっしゃったわけではないけれど、このときの法王の視線は生涯忘れられないだろう。

9時半から博多市内の東長寺本堂で行われた、諸災害物故者慰霊合同法要ではスーパーサンガを代表して役員の皆さんとともに内陣で出仕させていただき、引き続き行われた法王の法話会にも随喜させていただいた。

実は朝の接見のときにも、なにか質問は?と法王事務局から言われ、今回も法話会のあと、聴講者に質問が投げかけられた。私は、「私だったらなにをお聞きするのだろうか」と自問自答していた。そしてふと思いついたことがあった。でも、これって政治的にも少々微妙な問題だし、法王様にも迷惑がかかるかもしれないなあと想いながら、でも、これってみんな聞きたい質問じゃないかなあと思っていた。

とはいえ、たくさんの聴衆の中で、手を挙げてまでお聞きするようなことでもないと思い直し長い法話会を過ごしていたが、私の隣に座っていたSSの大西龍心さんが突然マイクをもって、質問をされたのである。「え、これって次はおまえが聞けよ」って言われているようなものだと、勝手に解釈した。それで質問を終えた大西さんからマイクを受け取り、思い切って質問をさせていただくことになった。

「法王さまは今生をこの地球に生まれて良かったとお思いですか?そして次も、喜んでこの地球・娑婆世界に帰って来ていただけますか?・・・」という、不躾で、とてもまっすぐな質問であった。

法王さまは「私は普段から、この世で解脱出来ない衆生がいるかぎり、衆生済度のために六道を輪廻する…という、ナーガルジュナの『宝行王正論』に出る祈願文をお唱えしている 」とのお答えであった(中継映像はなぜかもうネット上から消滅していますが(^_^;))。質問へのお答えをいただいたような、通訳がちゃんと伝えていないのかなと思えるような、そんなお答えであったが、まあ、それはそれでそういうものだとは想いながら、今回の御縁に深く感謝をしていたのであった。

「私は来世もこの娑婆世界に生まれ、衆生済度をします!」という法王さまのお言葉を聞きたかったのは私一人ではないだろうけど・・・。

以下、昨日の新聞記事です。

   https://this.kiji.is/438162425036997729

なぜか法王様の右手の先に、私が写っています・・・恐れ多いことです(^_^;)

新型CR-V納車・・・別名、火の車号(笑)

今週はじめに車を乗り換えました。
長年乗り慣れたホンダエリシオンから、新型CR-Vです。

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契約を終えてから、8月末に出たばかりの新型CR-Vの評判の悪さに辟易して、そうとう後悔をしましたが、せっかくの車だから、楽しく乗りたいと思っています。

前車がエリシオンプレステージだったので、やはり車格が違うのと、運転席まわりの豪華さが違うので、違和感があります。こんどのCR-Vはマスターピースという、サンルーフ車です。貧乏くさい運転席まわりの割には、値段が高く、また、出たばかりで値引きも小さく、いろいろ患いました。世間や評論家の評判の悪さは車の出来自体ではなく、値段設定の高さが一番の原因のようです。

それとエリシオンからダウンサイズしたいと思っていたのに、車幅が大きくなってしまって、そこも結構取り回しで苦労しています。日本の駐車場は概ねせまいので、とても止めにくく、買ってすぐに、買い物中の駐車場でとなりの車に傷をつけられたしまいました。まあ、車は少々傷がつくのは仕方がないですが、初日はきついですねえ(笑)

田舎暮らしですから、車は必需品。これから5年ほど、ローンに苦しむことになります。別名「火の車号」と呼んでいます(笑)

いろいろ評価の低い車ですが、2016年には世界で一番売れた車ですし、USAでは毎日1000台売れたそうですから、まあ、ホンダ製の外車を買ったと思って、大事に乗ります。

「さらば、エリシオン号!」

「さらば、エリシオン号!」

2008年2月からもう10年以上、ホンダのエリシオンに乗っている。とても気に入っている。車格はトヨタのエスティマよりもあって、かといってアルファードほどはでかくなく、大きい割には取り回しもよくて、値段もホンダの車にしてはリーズナブルだったと言える。最近のホンダ車は高いけど・・・。ホンダにはステップワゴンーステップワゴンーオデッセイとここ20数年乗りついだ。

その中、お気に入りの初代エリシオンは2014年7月に16万5千㌔で引退。冬場に塩カリをまいた高速道路や吉野の山道を走行することが多いため、車体の下側がかなり塩害をうけていたので、やむなく乗り換えた。当時、エリシオンはすでに製造中止になっていて、2代目は6年落ちの無限仕様の中古車であった。

この2代目もすでに14万㌔の走破を越え、そろそろ各所にガタが来始めているが、エリシオンにはともかくもの凄い愛着があった。で、来年3月に車検が来るので、もう一度受けて、乗りつぶそうと思っていた。だがしかし、ディラーさんに強く買い換えを勧められていた。このところ、ちょっとずつ不具合も出てきていたし、タイヤも買い換えの時期だったし、言われるとおり、遠出をするといろいろ心配もある。いろいろ考えるうちに、とうとう勧められるままのなりゆきで、思い切って、長年乗ったエリシオン号と突如、お別れをすることになったのである。

足かけ、11年。走破距離は2台併せて、30万㌔をすでに越えている。ながらくの私のお気に入りの足であった。良い車だったし、まだまだ名残惜しい車でもある。私は「名車」だと思っているが、あまり売れなかったのも事実で生産中止となったわけ・・・。ま、それはそれで走っている同車も少なく、希少価値もあったのだが。

ただ家族構成もこの10年の間にずいぶん変わった。母が亡くなり、子どもたちも次々と家から旅立ち、7人乗りの車はもう必要ではなくなって久しく、ガタイの大きいワンボックスは、還暦を過ぎた私にはいささか大きいのも事実。

で、もう卒業なのである。あぁ、なんか寂しい。さらば~友よぉ、さらば~、エリシオン♪ …どこかで聞いたようなセリフだ(^_^;)

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*写真は初代白と2代目黒のエリシオン号。

追記 さて、次はなにに乗り換えるのかは・・・来週のお楽しみ、です。

「林南院開山45周年記念大祭無事終了しました」

「林南院開山45周年記念大祭無事終了しました」

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11月3日に開催しました自坊林南院開山45周年記念大祭無事終了しました。

当日は絶好の大祭日和に恵まれる中、先週、八千枚大護摩供修行を終えられたばかりの五條良知管長猊下にもご帰山いただき、法華三昧法要と採灯大護摩供のお導師をおつとめいただき、盛大に行うことが出来ました。お弟子さんをはじめ、多くの法友のみなさまにもお手伝いいただき、慶賀の歳にふさわしい法要となりました。

父得詮住職が昭和49年に開山以来、足かけ45年となります。ちょうど日本がオイルショックで大不況に陥る中での建立だったため、たいへん苦労をしたようですが、なんとか法統を保ち、45周年を迎えることができました。心より御礼を申し上げます。

父と違って不徳の身ゆえ、寺門の興隆もままならず、父の代のような盛大さはありませんが、なんとか多くのみなさんのお助けを得て、継続させて戴いております。

昨日一日後片付けに右往左往しました。なかなか大変です。ようやく一段落をしております。

 

【林南院開山45年慶讃あやべ脳天大祭のご案内 ~首から上の守り神・受験祈願の神祭(かみまつり)!

【林南院開山45年慶讃あやべ脳天大祭のご案内 ~首から上の守り神・受験祈願の神祭(かみまつり)!

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明日11月3日(祝)は秋の大祭を執行します。秋の大祭は「林南院あやべ脳天大祭」として、一昨年から執行させていただいております。
 
昭和52年に吉野・金峯山寺竜王院より、丹波綾部の地に脳天大神様を勧請し、以来、首から上の願い事、受験の神さまとして信仰を集めてきました。

当日午後は、頭病平癒やボケ封じ、受験合格祈願をはじめ、天変地異災害の鎮静を祈り、例年通り、大峯秘法採灯大護摩供、並びに火生三昧・火渡り式を行じます。

是非、大祭法縁にご来山いただき、秋の一日安穏な気持ちでお詣り下さい。

なお午前中の法要では、大祭法要と共に、報恩謝徳のお祈りも致します。早めに来山頂き、共にお参り下さい。初めての方もお気軽においでください!   合掌

「林南院開山45年慶讃あやべ脳天大祭執行要項」

日 時  11月3日(祝) 午前10時半より

厳修方  
午前10時半   内法要・法華三昧
        午前11時半  住職法話
        
正  午    昼 食(五目飯弁当)
        
午後1時頃   大峯秘法採燈大護摩供厳修
                引き続いて
火渡り式・火生三昧修行
                古札発遣、古札焚き

午後3時頃   ぜんざい接待・お札渡し
                                 
◎古いお札は当日、ご持参ねがえばお焚き上げ致します。

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