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「時代が私を追い越していく・・・」
もう30年くらい前からパソコンをやりはじめた。最初はエプソンの互換機を買った。MS-DOSの時代である。悪戦苦闘の毎日だった。まだ若かったしねえ。
本山のOA化はほとんど私の先見である。
そのうち、ウインドウズがでてきて、あっという間に、世間を接見した。アップルとウンドウズと、せめぎ合っていたが、大衆派の私はウインドウズへ。アップルにしとけばと、いまもたまに思う。携帯もいまなお、アンドロイドなのはそのせい・・・。
講演会でパワポを使ったのが平成11年。近鉄の社長や重役の前での講演だった。えらい驚かれたことを覚えている。坊さんがパワポを使うというのが珍しかったし、パワポ自体がまだまだ目新しい時代だった。もういまや誰でも使っているのだが・・・。
指南役に恵まれたのがありがたい。私自身はちょー文系な人間なので、ほんとはパソコンのことは未だにさっぱりわからん。あんなものは使えたらいいんだ、って思っていて、パソコン教室に通ったわけでもなく、指南役に聴き倒して、使ってきた。一昨年はじめてエクセルを習いに職業訓練所主催の教室に通ったが、エクセルは普段から使わないので、やはり習っても使わないからもうすっかり忘れてしまった。
ネットデビューもそういう意味では早かった。パソコン通信時代にデビューした。そのときに繋がった友人とはいまもまだ繋がっている人も多い、掲示板、ブログから、ホームページなども早く、平成8年頃には自分のサイトを作って貰ったし、SNSも早かった。ミクシイ、ツイッター、ファエイスブック、そしてライン・・・。スカイプもやったし、いまは音声入力のSimplenoteも使い始めている。ともかく、最初は時代の先の方を走っていたつもりだったのだ。
だがしかし、とうとう、時代に私はついていけないようだ。そんなことを実感している今日この頃である。
世の中、変わったが、パソコンの世界ほど爆裂的に変わったものはないかもしれない。そんな世界になんとかしがみついてきたはずなんだけれど、さすがに時代は還暦過ぎのおじさんを置いていってしまっていたようだ。・・・本山で使わせて貰っているノートパソコンのリースが切れるので、自分で購入することになり、エプソンの互換機以来、はじめて、ショップでうろうろしてみて、実は途方に暮れている。(>_<)
*写真は最初に買ったエプソンの互換機。懐かしい・・・。あの頃、100MGのハードディスクで、確か、13万円くらいしたもんなあ。
年賀状の追い込みの時期である。なにやら25日までに出
毎年、700通くらいは出すのだろうか。年々増えてきた
で、郵送料も値上がりもしたことだし、思い切って今年は
それより、新年の挨拶を止めると生存確認が怪しくなる人
とはいえ「時代は変わった・・・紅茶のソネット」である
これだけインターネットやらSNSが発達した時代で、い
さてさて、みなさんはいかに・・・・
映画「かぞくわり」広報第2弾です。
来年1月19日から東京・有楽町のスバル座と、奈良県橿原市のTOHOシネマ橿原でロードショーがはじまる映画「かぞくわり」に、制作組合かぞくわりLLPの組合員として私も加わっていますが、少し告知もしたように、実は端役ながら、出演までしています。「フーテンの寅さん第39作目寅次郎物語」の出演以来、実に30年ぶりの銀幕登場です。なんとも、ちょー大根役者で、情けないですけど(>_<)。・・・で、まあ、私のシーンはあまりに酷いので、ほんとは観てほしくないのですが、映画はコケるわけにはいきませんので、あえて忍んで、告知をしております。
是非、劇場に足を運んでいただければと思います。東京・橿原を皮切りに全国で順次上映される予定ですので・・・。
すでに予告編も公開されています!なんと予告編に、一瞬ですけど、私も、ちょこっと映っていますよ。1分11秒の辺りです。ご覧下さい。
映画「かぞくわり」完成!
「日本」という国がはじまった奈良の地。奈良にはたくさんの伝説とロマンが語り継がれる。そのひとつに葛城・二上山にある大津皇子と中将姫伝説がある。折口信夫はそれを小説「死者の書」で描いた。当麻寺に今も残る国宝・当麻曼荼羅の世界である。
その「死者の書」のストーリーをベースに、現代の家族のあり方を問う、塩崎祥平監督渾身の新作が来年1月から公開される映画「かぞくわり」。
実はこの映画の制作に当たって友人から誘われ、かぞくわりLLPという制作組合の一員として私も参加した。もう5年ほど前の話である。
その「かぞくわり」がこのほどようやく完成し、昨日、関係者上映会が橿原市のTOHOシネマで開催された。完成版をみるのは私もはじめてである。塩崎監督には脚本の段階からなにかと相談を受け、私なりにお手伝いをしてきたこともあって、それはそれは感慨深いものがあった。
上映会後、塩崎監督が語った「日本の原点、奈良で核家族した現代日本の家庭のことを考えたかった。奈良だからこそ、日本全体で家族のあり方を見つめ直す意味が全国のみなさんと共有出来ると思っている」という話に尽きる映画だった。中将姫伝説の幻想と現代が微妙に交錯しながら、それぞれの立場で「かぞく」の絆に気づかせてくれる秀作が完成した。
この映画、いろんな見所があるが、なによりも大津皇子が祀られる二上山の夕焼けが美しい。心に溶け込む日本の原風景と言っていいだろう。
それから陽月華さん演じるヒロイン香奈の母親役、竹下景子さんの好演ぶりは必見に値する。実際、この映画で親子共演を果たした竹下さんの息子関口まなとさんとご一緒したとき、「母がこんな役をやるのは初めてで、それだけに母も凄くおもしろがって張り切ってやってました」と語っていた。いままでのイメージを打ち破る夫役の小日向文世さんとの夫婦のやりとりは抱腹絶頂である。竹下景子ファンは見逃すと損するよ。
初主役の陽月華さんの妖艶な表情、それとサブヒロインともいえる木下彩音さんのなんとも言えぬ可愛らしさも心に残った。
特筆しておくこともある。劇中に流れる笛の音だ。去る8月に亡くなった能楽笛方藤田流11世宗家藤田六郎兵衛さんの最後の舞台での吹奏の笛。病の中、命を削って奏でられた、鬼気迫る音色に鳥肌が立った。
蛇足があるなら、監督に依頼されて、なんと、私も端役を受けてしまった。あのギネスブック映画「フーテンの寅さん」以来、30年ぶりの映画出演になったのだ。せっかくの大作の足を引っ張ってしまったのではないかと、ひどく、そこは、公開前だけど、後悔をしている。木下彩音さんとのからみではセリフもあったりして・・・(^_^;)
ロードショーは来年1月19日より東京・有楽町スバル座と奈良県のイオンモール橿原・TOHOシネマズ橿原を皮切りに、順次、全国で始まる。是非是非、見に行ってください。
写真は映画のチラシと、持参した映画大ヒット祈願のお札を持つ塩崎監督との昨日のツーショットです。
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