「新潮選書の新刊、発売間近」
「新潮選書の新刊、発売間近!」
いよいよ、明後日3月29日から全国書店で、新潮選書『修験道という生き方』(新潮社刊)が発売されることになります。見本が手元に届きました。
新刊『修験道という生き方』は8年前の2011年秋、金峯山寺と聖護院を舞台に、当時宗務総長だった私と、宮城泰年聖護院門主・哲学者内山節氏の三者で鼎談したもので、内山先生がまとめられた作品。
「修験道こそが日本の民衆仏教だ」という過去になかった切り口で話が展開される珠玉の書となっています。
実際には8年前の鼎談なので、いろいろ状況も変化していて、昨年秋に初稿が届いて以来、東日本大震災当時のことなど、現状との雰囲気の違いなどもあり、手直しを迷いました。
結果、私のパートの中には、8年前の話なのか、いまの話なのか、交錯させてしまう加筆の失敗もありましたが、内容的には、内山先生渾身の、今だからこそ、出版されるという大きな意義が読み取れる内容となっています。ご高覧にあずかれれば幸いです。
けっこう宮城猊下も私も、自分の今までの人生を語ったりもしています。
修験道に興味のある方、あるいは修験道に身を置く人には必読の作品と自負出来ます。全国の有名書店及び電子出版でも発売されます。単行本は税込1296円。
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