「菅谷先生、お世話になりました」
「菅谷先生、お世話になりました」
橿原考古学研究所の所長だった考古学者の菅谷文則先生が亡くなって、今日の午後からお葬式が行われる。残念ながら行けそうにないので、朝のおつとめで、先生のお弔いをさせていただいた。
先生とは大峯山上本堂の発掘調査などで知り合い、とりわけ、平成11年に近鉄本社で社長以下、役員のみなさま総勢100名ほどに集まって頂いて、講演会をさせていただいたときにご一緒してから、以降、なにかとかわいがって頂いた。
実はあのときの講演会が私がパワーポイントで講演をしはじめた最初である。「現代版絵解き曼荼羅やなあ・・・」とえらく褒めて頂いたことが記憶に新しい。あの当時、まだパワポもそれほど一般的ではなく、結構先進だったので、先生もぼんさんがこういうことをやるのに驚かれたようだ。
その後、世界遺産登録やいろんな活動でご一緒したが、10年ほど前には吉野と高野を結ぶ「弘法大師の道プロジェクト」でもご一緒した。ご一緒したというか、この道の策定にはたいへんなご尽力をいただいたのであった。ぎょろ目で大声だった先生の面影が懐かしい。
2年ほどまえ、偶然に定期検診に行く橿原の平尾病院で邂逅したのが最後となった。
お疲れ様でした。ご冥福をお祈り致します。
« 「三代目・・・」 | トップページ | ゲームチェンジの時代を語る »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント