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「田舎から見えるモノ」

「田舎から見えるモノ」
 
私は京都府下の片田舎・綾部というところに生まれて、15年いた。それから少し都会の生活も経験して、24歳からは奈良県南部の吉野山というところに36年暮らし、60歳で故郷綾部に戻ってきて5年が経った。
 
そんな綾部での田舎暮らしが板につき出した令和の今、折からのコロナウイルス騒ぎである。で、このコロナウイルスは正体がよくわからないのだ。
 
なんと2月には早々と綾部からも感染者が出た。クラスターとなった梅田のライブハウスに出かけた人物が綾部にいたからである。その後、彼女は陽性から陰性に転換し、病院も退院したようで、4/30現在では綾部市に感染者はいない、ということになっている。
 
3/2には全国の小中高校への休業要請がでて、その解除がなされぬまま、4/7には全国の都道府県に非常事態宣言さえ発令された。集・近・閉(あえて三密とは言わない…)が堅く禁じられ、劇場や文化施設、飲食店、居酒屋、バーに至るまで自粛要請が出されて、都市では公共交通機関やスーパー、コンビニなどライフラインに深く関わる業種を除き、ほとんどが機能不全と化している。
 
私も続々と講演会などの中止延期の連絡がはいり、宗教行事の自粛も続いていて、かつてないほど暇にする時間が出来た。仕方が無いので、毎日、里山の夕暮れを散歩している。
 
今日もいつものように、6リットルのリュックを背負って散歩に出かけた。すっかり見慣れた穏やかな里山は夕陽とともに静かに暮れなずんでいく。そんな平和な風景に見入りながら、ここのどこにコロナウイルスの災禍があるのだろうかとふと考えた。
 
医療現場で感染の脅威と戦かっておられるお医者さんや看護士さんたちには本当に申し訳ないし、叱られるかもしれないが、片田舎の夕暮れは半年前も1年前も、ほぼほぼ変わることなく、平和な恩恵を与え続けてくれている。
 
人は生まれ落ちれば必ず誰でも死ぬ。今年はコロナのせいで、インフルエンザ肺炎による死者数が例年と比べて極端に減っているというし、コロナが原因で死んだと特定される日本での死者数はまだ300人程度だともマスコミが伝えている。平年のインフルエンザ死者数の三分の一にも満たないらしい。どうもその辺もこのウイルスの正体がよくわからない原因かもしれない。
 
里山の平和な夕暮れに佇むと、全世界や全国各所で大騒ぎされている気配が感じられないのが正直な感想である。
 
コロナ禍で、志村けんが急逝し、女優の岡江久美子も亡くなった。世間で大騒ぎになったが、考えれば、石原裕次郎も美空ひばりも、それから坂本九も理不尽な理由で早世した。私が大好きだった松田優作も若くして死んだのだった。人はいつも理不尽に死ぬのである。コロナのせいだけではない。
 
このままではコロナ禍よりも、経済破綻と精神崩壊のせいで、多くの命が奪われ、多くの人々の生活が奪われるのではないだろうか。平和な綾部に暮らしていると、そんな田舎暮らしならではの見え方をついついしてしまうのである。
 
ともかく一日も早い感染終息を念じてやまない。
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